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京都賞の理念


京都賞について


第12回(1996)京都賞行事概要


京都賞記念講演会・参加方法



第12回 京都賞受賞者


Knuth.gif 先端技術部門 受賞者
ドナルド・E・クヌース博士

コンピュータ科学者

スタンフォード大学教授
(1938年生まれ)

 アルゴリズムの解析、プログラミング言語の設計、情報処理技術の開発などに より、計算機・情報科学の基礎から応用に至る幅広い分野で大きな研究成果を挙 げると ともに、ソフトウェア科学を体系化しその基礎を創るなど、研究と教育 を通じ、20世紀の情報科学の発展に多大な貢献をした。
Cape.gif 基礎科学部門 受賞者
マリオ・R・カペッキ博士

分子遺伝学者

ユタ大学教授
(1937年生まれ)

今日、生物学において世界で広く用いられているジーンターゲティング法(標 的組み換え法)を開発し、任意の遺伝子の機能を欠いたマウス、いわゆるノック アウト マウスを作成して、その遺伝子の働きを研究する道を確立するなど、生 物学、医学、農学などの生命を研究する科学に計り知れない恩恵を与えた。
Quine.gif 精神科学・表現芸術部門
受賞者

ウィラード・V・クワイン博士
哲学者

ハーバード大学名誉教授
(1908年生まれ)

認識論から言語哲学・科学哲学の広い分野にわたって数々の洞察に満ちた極め て刺激的な議論を展開し、20世紀後半の新たな哲学のパラダイムを創出した論 理学、 分析哲学、言語哲学の第一人者である。