京都賞について
1.京都賞は、人類の科学・文明の発展、また精神的な深化、高揚の面に著し
く貢献した人々の功績を称え贈呈される国際賞です。
2.京都賞は、毎年、次の3部門に1賞ずつ、合計3賞が贈呈されます。
先端技術部門
基礎科学部門
精神科学・表現芸術部門
3.京都賞の受賞者には、賞状、賞牌(金メダル)および賞金が贈られます。
賞金は1人(または1グループ)につき、5,000万円です。
4.京都賞は、先端技術部門、基礎科学部門の自然科学に加え、美術、音楽等
を含む精神科学・表現芸術部門と幅広い分野を対象として
おり、科学技術と人
類精神の調和的発展を願い、現代の「知」と「芸術」の創造的活動に対して積極
的に貢献していきます。
5.実際に各部門について受賞者を決定するにあたっては、毎年それぞれの部
門のある範囲の特定分野を決めて、その分野から選考するものといたします。
本年度、第12回(1996)京都賞受賞者は以下の分野から選びました。
先端技術部門 情報科学
基礎科学部門生命科学(分子生物学・細胞生物学・神経生物学)
精神科学・表現芸術部門 哲学・思想
6.国内、海外の有識者の中から財団が推薦者を選び、その方々から候補者を
推薦していただき、この推薦された候補者から京都賞受賞者を選出いたします。
7.選考にあたっては、京都賞委員会および各部門審査委員会・専門委員会か
らなる審査機関によって慎重に審議をしていただきます。京都賞の受賞者には、
当該分野において単に優れた業績を挙げたというだけでなく、幅広く多大な影響
を与えている方々を選んでいただきます。