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Text File  |  1990-06-14  |  4.3 KB  |  98 lines

  1. F-BASIC386用PostScriptグラフ作成ツール
  2.  
  3.  
  4.  まず最初にご注意ですが、このプログラムは、Post Script(TM)
  5.        ̄ ̄ ̄              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  6. 対応のプリンターを持っていなければ、何の役にもたちません。まあ、なくても
  7.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  8. プログラムそのものは動作しますが、このプログラムの目的であるグラフを出力
  9. することはできません。
  10.  ここまできて初めてプログラムの内容の説明ですが、大まかにいうとこれはP
  11. ost Script(TM)対応のプリンターを用いて、n次曲線、円等のグ
  12. ラフを作成するツールです。もちろん、Post Script言語で書かれた
  13. プログラムによってグラフを描いていますので、出力結果は超綺麗です。
  14.  現在のところグラフの慨形をディスプレイで確認する事ができないため、あま
  15. り使い勝手はよくありませんが、将来はグラフィック画面で確認できるようにし
  16. たいと思います。
  17.  Post Script対応プリンターをお持ちの方(そんな人いるのかな)
  18. は是非おためし下さい。またプリンターがなくても、Post Script言
  19. 語に興味のある方で、Post Script言語の書き方がわからないという
  20. 方には少しは参考になるかもしれません。
  21.  なお、このプログラムを普通のプリンターで使った場合どうなるかというと、
  22. Post Script言語で書かれたプログラム(テキストファイルだよ)が、
  23. だらだらと出力されます。
  24.  
  25.  以下のプログラムが入っています。
  26.  
  27.   ○ PS.BAS      これだけで動きます。
  28.   ○ PS.DOC      今読まれているものです。
  29.   ○ PS100.DAT   グラフデータ保存用ファイルのサンプルです。
  30.                 このファイルは自動的に更新していきます。
  31.   ○ PS.OUT      Post Scriptのプログラムが入って
  32.                 いるテキストファイルのサンプルです。
  33.  
  34. ☆☆☆ プログラムの説明 ☆☆☆
  35.  
  36.   ○ 現在、A4用紙一枚に4つのグラフがをかくことを想定しています。
  37.   ○ NECのプリンター PC-PR602PSを使って出力することが出来
  38.     ますが、その場合は2つの方法が考えられます。
  39.    1:RS-232C回線でTOWNSとPC-PR602PSを接続し、さ
  40.      らにプログラム中の以下の行を
  41.  
  42.         2100 OPEN "LPT0:" FOR OUTPUT AS #1
  43.                        ~~~~
  44.      次のように直します。
  45.  
  46.         2100 OPEN "COM0:" FOR OUTPUT AS #1
  47.                        ~~~~
  48.           それに伴い、RS-232Cの通信パラメーターも一致させてください。
  49.  
  50.    2:以下は、PC-PR602PSがPC-98に接続されていると仮定して
  51.      います。
  52.      まず、プログラムに以下の行を追加します。
  53.  
  54.             2095 RETURN
  55.  
  56.      プログラムを実行すると、
  57.  
  58.       プリンター出力用のファイル名を入力してください。(PS.OUT)
  59.  
  60.      のところで入力したファイル名(DEFALTならPS.OUT)のファイルにPos
  61.      tScriptプログラムが格納されます。形式はテキストですので、T
  62.      YPEコマンドやテキストエディター等で確認できます。
  63.      そうしたら、そのファイルをフロッピーに入れてPC-98上に持ってい
  64.      き、MS-DOSのTYPEコマンドかCOPYコマンドでプリンターに
  65.      出力するだけです。このとき、PC-PR602PSをPSモードにする
  66.      ことをお忘れなく。
  67.  
  68.   ○ グラフの大きさ指定の長さの単位はmm(ミリメートル)です。
  69.   ○ 式入力のところでは、X、Yともに媒介変数 T を用いて記述します。
  70.     また、現在使用できる関数は下記のものです。
  71.       関数表
  72.      *,/,+,-,^,exp,sqr,ln,sin,cos,tan
  73.         アルファベットは大文字、小文字どちらでも(混在も)可です。
  74.     あと、かっこは()のみしか使用できませんが、多重かっこ(10重)まで
  75.     対応しています。
  76.     式入力の例を2、3あげます。
  77.  
  78.     1:放物線
  79.                 X=T
  80.                       Y=T^2
  81.         2:円
  82.                       X=COS(T)
  83.                       Y=SIN(T)
  84.         3:放物線2
  85.                 X=T+1
  86.                       Y=(T+3)^2-5
  87.  
  88.   ○ パラメーター間隔(ステップ)はあまり小さくしないでください。
  89.     ○ 「グラフを重ねますか。」のところで「Y」を入力すると2つ以上のグラフ
  90.     を1つの座標平面にかくことができます。(2次曲線と直線を一緒に描きた
  91.     い時等)
  92.  
  93. あと著作権のことですが、改変、利用等は自由ですが、再配付、他NETへの転載は
  94. 私に許可を求めてください。
  95.  
  96.             以上 NIFTY-Serve MHB02333
  97.                 ぱーかす (高木哲治)
  98.