/---------------------------------------------------------------------------/ WPCREDIT.EXE Version 1.2a for Win32 /---------------------------------------------------------------------------/ ・はじめに ^^^^^^^^ Windows 上において PCI Configration Registers に自由にアクセスして、レジ スタを読み書きしたいと思ったのがきっかけで、このプログラムを作成しました。 DOS上には、INTELSAT(カルビ氏作)という 素晴らしい物があり、長く Windows版 を待ちこがれていたのですが、出る気配が無いので自分で作っちゃいました。 とはいっても INTELSATほどまだ機能はありません(;_;) 特徴は Windows NT においても実行可能なことです(笑) レジスタにアクセスす る部分は全てリング0で動作するデバイスドライバを添付しているので、一緒に 配布しているファイル以外のドライバは必要ありません。 (NTでよくある、I/Oポートにアクセスする為のドライバなどは一切いりません。 全て自前で処理していますので) ・動作環境 ^^^^^^^^ Windows 95/98、Windows NT 4.0/5.0 上で動作可能です。基本的に 日本語/英語 モードの Windowsで実行可能です。 WinNT の場合、Administrator 権限が必要です。 また、ネットワーク割り当てされたドライブ上からは実行できませんので、ロー カルドライブにコピーして実行してください。 ・警告 ^^^^ このプログラムを使用してレジスタの値を変更することにより、システムのパフ ォーマンスが、向上する場合があります。しかし、それは、動作規定外の設定で ハードを動かすことになり、それによって起こるいかなる結果についても、全て 自己責任になりますので、お間違いの無いようにお願いします。また、最悪、レ ジスタを変更することにより、システムがハングアップもしくは、OSが起動し なくなる場合もありますので注意してください。 ・機能 ^^^^ わかる人にはわかるプログラムですから、省略(^_^;; ・操作 ^^^^ 基本的に、マウスでもキーでも操作できるように考慮してあります。 <<キー操作>> Register フレーム ^^^^^^^^^^^^^^^^^ [Enter] Edit画面移動 [TAB] 8Bit/16Bit/32Bit 切り替え [B} Bus Next [b] 〃 Last [D} Device Next [d] 〃 Last [F] Function Next [f] 〃 Last [↑] カーソル 上移動 [↓] 〃 下移動 [→] 〃 右移動 [←] 〃 左移動 [HOME] オフセット先頭へ移動 [END] オフセット最後へ移動 Edit フレーム ^^^^^^^^^^^^^ [Enter] Registert画面移動(決定) [ESC] 〃 (破棄) [↑] 16進フィールド移動 [↓] 2 〃 [→] カーソル 右移動 [←] 〃 左移動 [1〜F] 値入力 [HOME] 一番左のビットへ移動 [END] 一番右のビットへ移動 ・メッセージ ^^^^^^^^^^ WPCREDIT.EXE を起動すると PCI Bus #0/Device #0/Function #0 のレジスタを 拾いに行きます。そこで見つかったデバイスの情報ファイル(以下、メッセージ ファイル)を読み込み、各レジスタの説明/ビットの説明が表示されるようにな ります。 現在以下のメッセージファイルを添付しています。 80867190.pcr Intel 440BX Host-PCI ゆーさん作 80867191.pcr Intel 440BX PCI-PCI ゆーさん作 80867192.pcr Intel 440BX Host-PCI ゆーさん作 80867100.pcr Intel 430TX Host-PCI MARURANさん作 メッセージファイルがない場合は、各バイト/ビットのメッセージが出ないだけで 別に起動しなくなることはありません。 自前で、メッセージファイルを作成すれば、基本的にどんなデバイスでもコメント 表示できるようになると思います。 ・メッセージファイル形式 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ メッセージファイルは、ベンダ名・デバイス名に対応するファイルを検索し、読 み込みます。 (i.e. Vendor 8086、Device 7190 の場合 80867190.pcr ファイル) [COMMENT]=Author H.Oda! [MODEL]=440BX AGPset [VID]=8086:Intel [DID]=7190:Host to PCI Bridge 上記4つが、タイトルメッセージみたいなものです。ファイルの先頭に記述して ください。 [COMMENT]はそのメッセージファイルの作成者等を記述してください。 [MODE]は、見つかったデバイスのモデル名です。 [VID]は、Vender ID、[DID]は Device ID です。 VenderID と DeviceID は '=' 以降の4桁がレジスタ値で、 ':' 以降がコメント として解釈されます。 (00)=Vendor Identification [00]=Vendor Identification (04:6)=Parity Error Enable 1=enable 0=disable [05:2..7]=Reserved レジスタの説明が上記のような記述になります。 (xx) 形式の場合、その記述してあるレジスタ オフセット xx の1バイトを示し そのバイトは、リードオンリーであることを示します。 また '=' 以降がタイト ル/コメントとして使用されます。 xx は必ず 16進の2桁で指定してくださ い。 タイトル/コメントは、ビット7に挿入され、ビット0〜6には (同上) という タイトルが自動的に挿入されます。 [xx] 形式の場合、その記述してあるレジスタ オフセット xx の1バイトを示し そのバイトは、リード/ライト可能であることを示します。 また '=' 以降がタ イトル/コメントとして使用されます。 xx は必ず 16進の2桁で指定してく ださい。 タイトル/コメントは、ビット7に挿入され、ビット0〜6には (同上) という タイトルが自動的に挿入されます。 (xx:y) 形式の場合、オフセット xx の ビット y がリードオンリーであること を示し、'=' 以降がタイトル/コメントとして使用されます。 xx は必ず 16 進の2桁で、 y は 0〜7の 1桁のビットを指定してください。 [xx:y..z] 形式の場合、オフセット xx の ビット y から z までが、 リード /ライト可能であることを示し、'=' 以降がタイトル/コメントとして使用され ます。 xx は必ず 16進の2桁で、 y, z は 0〜7の 1桁のビットを指定し てください。 要は ( ) で指定した場合は、そのデータは リードオンリー、 [ ] で指定した 場合は、リード/ライト可能ということです(^^;; また、タイトル/コメントの記述できる桁数は以下のようになります。 [04:4]=Memory Write/Invalidate 0=hardwired to 0 ↑ ↑ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ^^^^^^^^^^^^^^^^ | ビット ↑ ↑ オフセット タイトル コメント 25桁 25桁 ・謝辞 ^^^^ このプログラム公開にあたり、以下の方々にいろいろお世話になりました。 ありがとうございました。 MARURAN さん、 MASASHI さん、 ゆー さん、 bunny さん、 うりうり さん yypulsar さん ・今後の予定 ^^^^^^^^^^ OS起動時に指定されたレジスタの値を書き換えるプログラムは、別プログラム WPCESET をご使用ください。 その他、必要と思われる機能は、随時追加します(^_^;; ・改版履歴 ^^^^^^^^ Ver.1.0 '98/11/12[THU] 正式公開. Ver.1.1 '99/03/28[SUN] VC6+SP2に コンパイラ変更. Ver.1.2 '99/04/25[SUN] 16/32Bit Mode時のマウスクリック位置のずれ修正. Ver.1.2a '99/07/20[TUE] VC6+SP3に コンパイラ変更. 英語モードでのFont制御変更. ・転載/再配布/コピー ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 以下の条件に従えば、自由に、転載・再配布・コピーを行って構いません。 ○著作権表示を変更しない場合、自由にご使用いただいて構いません。 ○著作権が侵害されるおそれのあるネットへの転載を禁止します。 ○ネットへのGUEST(正規会員でない)場合の転載行為を禁止します。 ○転載・再配布は、オリジナルのアーカイブ・ファイルに含まれているファイル を改変されていない状態で行うこと。 ○原則として無料で配布すること。 ○転載連絡等は、事後でも良いから連絡してくれると嬉しいです :-) (連絡なくてもいいですが、あると作者は跳び上がって喜ぶのでした) ○雑誌掲載/紹介等は、作者の了解 もしくは 確認を取るようにお願いします。 ・著作権 ^^^^^^ ・メッセージファイルを除く配布ファイルの著作権は、H.Oda! に属します。 ・このプログラムはフリーソフトウェアです。PDSではありません。 ・本プログラムを利用した事によって発生したいかなる損害についても当方 関 係者・団体・組織は、その責任を負いません。 ・また、このプログラムにバグがあった場合、それを修正する義務は負わないも のとします。 ・連絡先 ^^^^^^ Official HomePage : http://www.h-oda.com/ Internet e-mail : support@h-oda.com Official HomePageでは、WCPUID最新版や、各種情報を提供しています。 /---------------------------------------------------------------------------/ Copyright (c) 1998-99 By H.Oda! All Rights Reserved. /---------------------------------------------------------------------------/