Q : RaidenFTPDを設定して起動するには

ここからダウンロードした『raidenftpd2.zip』を解凍後、
その中にあったsetup.exeを実行。

『I Agree』を押す。

インストールするディレクトリーを選択し『Install』を押す。
ここでは通常のCドライブのProgram Filesにインストール。

インストール終了。『Close』を押せば窓も閉じます。

まずはRidenFTPDを立ち上げます。
『スタート→プログラム→RiaidenFTP→RaidenFTPD』
インストールではショートカットが出来上がらないので
必要な人は手動でショートカットを作っておきましょう。

インストール後の最初はこの窓が開きますが気にしないで進めます。
(これはサーバーの設定が済んでいないのでサーバーが無いと言われているだけです。)

始めにRaidenFTPDを設定します。 メニュー->セットアップ->セットアップウィザードを選び、ウィザードに従って一つ一つ設定します。こちらを参考にしてください。

ステップ 1 - メインセットアップ



まずftpサーバーの名前を付けます。そしてサーバーのポートとバーチャルファイルシステムのVFSのルートディレクトリを選びます。ポートは通常は21です。

匿名ユーザーを許可する場合は該当のボックスをチェックします。次のチェックボックスでは同時に接続できる匿名ユーザーの数を制限できます。通常のユーザーの同時接続数を制限する場合は3つ目のボックスをチェックし、制限数を入力します。

インターネット上では全ての人が異なるIPアドレスを持ちます。最後の2つのチェックボックスは一つのIPアドレスからの同時接続数を制限できます。ユーザーセットアップ画面でさらにユーザー毎に制限を掛けることができます。

設定を終了したら「次へ」を押します。

はい。で進める。(前画面のルートディレクトリーで設定したディレクトリーが存在しないときに発生。
そのときは自動でディレクトリーを作成してくれます。)

ステップ 2 - セキュリティと高度な機能

サーバーにユーザーがログインする前後に、ユーザーのIPアドレスをあらかじめ設定されたログイン許可・不許可のIPアドレスと照合できます。ログイン前にIPチェックするよう設定すると、許可がないIPから接続しようとしてもログインプロンプトが現れません。

データ接続のIPもチェックする事ができます。データ接続のIPがユーザーのIPと違うときは、そのユーザーはデータを第三者のコンピュータと送受信しています。これを防ぎたい時に「データ接続IPをチェック」のボックスをチェックします。

次にPASVポートの範囲を指定できます。ユーザーのFTPクライアントがPASVコマンドを実行したと時にサーバーが使うポートの範囲を指定します。サーバーは指定された範囲内で空いているポートを使用します。通常は指定しないでください。指定する場合はポートは65534が上限ですが、1024以下にするのは推奨しません。この機能はファイアウォールを備えたサーバーや、外部からのプローブや侵入の試みが多いサーバーで有効です。

次のオプションはユーザーのアイドルタイムを設定します。接続しているユーザーで、指定された時間の間活動がないユーザーは切断されます。

この画面の最後のオプションはデータ接続でのIPローリングを有効にできます。サーバーが複数のIPをお持ちの方は、この機能でデータを他のIPにも割り振ることができます。高度な設定に詳しい方のみこの機能をチェックしてください。

設定を終了したら「次へ」を押します。

ステップ 3 - ユーザーファイル設定

RaidenFTPDサーバーを始めてお使いになる方はここでユーザーファイル名(*.user)を入力してください。 このファイルはユーザーとグループの情報を記録します。 ユーザーファイル名を入力する前にRaidenFTPDのディレクトリを参照してください。名前を入力後「開く」を押します。

ユーザーを始めて設定する方は「ユーザーとグループの設定」をクリックします。設定項目のについてはこのマニュアルの「ユーザーとグループの設定」を参照してください。 すでにユーザーの設定が終わっている方は、ユーザー名を指定し「次へ」を押します。 設定を終了したら「次へ」を押します。

青い文字の『ユーザーとグループの設定』を押す。

後でもいいのですが今回は最初にルート権限のユーザーを作成。
『名前』『パスワード』『レベル→root』『言語→jpn-japanese』『使用するファイルシステム→deleteチェック』
ここまで設定後後、左下にある『ユーザーの追加』を必ず押してください。
終了するときは『ファイル→終了』でいいのですが、私は一応『ファイル→上書き終了』しています。

ステップ 4 - バーチャルファイルシステム(VFS)の設定

ここではVFSの説明と共にVFSのマウントポイントの設定ができます。ステップ1でVFSのルートディレクトリを設定しましたが、ここで他のディレクトリやドライブをユーザーがアクセスできるよう設定できます。詳細ついてはこのマニュアルのVFSセクションを参照ください。 設定を終了したら「次へ」を押します。

青い文字の『バーチャルファイルシステムのセッティングを行う。』を押す。


今回、変更はありませんがユーザー数が複数あると登録ユーザーの整列がABC順なのでAに近いユーザーがオーナーユーザーになってしまうことが
ありますのでサーバーを増やす時などは随時、確認してください.。

ステップ 5 - 各設定の確認

各設定ファイル名とパスが正しいか確認し、たった今設定したサーバーをRaidenFTPD起動時に自動で始めるかどうか選択します。次に「終了」を押します。

IPチェックは設定していませんのでこのままでいいです。OKを押します。


最後にRaidenFTPDはすぐにサーバーを始めるかどうか聞いてきます。すぐにFTPサービスを始めたい時は「はい」を押します。

左下の制御画面のFTPサーバー名(RaidenFTPD32)をクリックすれば
右下の制御画面に稼動状況が表示されます。
以上で簡単な設定は完了です。

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