DiCEの基本操作


アプリケーションの起動

操作 [プログラム] [Sarad Software] [DiCE DynamicDNS Client]

 

イベントを追加する

操作 [イベント(E)] [追加(A)...]



上のイメージは、「miniDNS」というフリーのDynamicDNSサービスサイトに「myserver.mini.net」 というホスト名を登録している場合の設定例です。
この例ではIPアドレスが変化したときに更新を実行することになります。 また最後に実行した時から28日以上経過した場合も実行されます。


【 イベント編集ダイアログの説明 】

説明(C)

イベント内容に関するコメントを入力します。

イベントタイプ

「DNS更新」 を選択します。

「コマンド実行」 を選択するとプログラムスケジューラとして、指定した日時にアプリケーションを実行したり、シャットダウンやダイヤルアップを切断することが出来ます。

サービス(V)

ドロップダウンリストから契約したDynamicDNSサイトを選択します。

ホスト名(H)

DNS登録したホスト名を入力します。

ドメイン名(S)

DynamicDNSサイトから指定されたドメイン名を入力します。

ユーザー名(U)

DynamicDNSサイトに登録したユーザーアカウント名を入力します。
※記号などを含む場合、うまく動作しないことがあります。

パスワード(P)

DynamicDNSサイトのログインパスワードを入力します。
※記号などを含む場合、うまく動作しないことがあります。

IPアドレス(I)

ホストのIPアドレスを入力します。 通常は空白(自動)でかまいません。

スケジュール

ホストのIPアドレスを更新する頻度を設定します。
DNS更新については特に理由がないかぎり「IPアドレス変化時」を選択します。

尚、長期間更新処理が行われないとアカウントを削除されてしまうことがありますので IPアドレスが変化しなくても1ヶ月程度毎に実行するようにしておくとよいでしょう。

イベント有効

チェックをはずすとこのイベントは実行されません。

 

.

DNS更新時、万が一ネットワークや先方のサーバーにトラブルが発生して更新出来なかった場合は時間を空けて再試行を行います。

再試行は5分後となります。
さらに、エラーが続くような場合はそのたびに再試行の間隔が長くなっていきます。
接続エラーなど、ネットワークに起因する問題が発生したときのみ適用。

 



詳細設定

利用しているDNSサービスサイトによっては、DiCEよりオプションパラメータの設定を行うことが出来ます。
変更する場合は、変更したい項目をダブルクリックします。

尚、オプションの内容は、それぞれのサービス毎に異なります。



ダイヤルアップ設定

・[設定しない] - ダイヤルアップを必要としない場合はこれを指定します。

・[指定の接続時のみ有効] - "ダイヤルアップ先"で指定した接続をしているときのみイベントを実行します。

・[未接続の場合、ダイヤルアップする] - "ダイヤルアップ先"の接続が未接続の場合、DNS更新をする前にダイヤルアップ処理を実行します。


. ダイヤルアップ処理は ”接続”、”切断” を保証するものではありません。よくテストを行い、自己の責任で利用してください。


設定が完了したら「保存」ボタンを押します。


イベント追加後のメインウインドウ

. 左端のチェックボックスにてイベントを 有効化/無効化 できます。

あとは、設定したスケジュールに従ってイベント処理が実行されます。

 

イベントのプロパティを見る

操作 [イベント(E)] [プロパティ(P)]

イベントの状態や、DNSサービスからのレスポンスなどを確認することが出来ます。

尚、レスポンス情報を取得するにはオプションの「ログを作成する」にチェックをしてください。
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