3. パラメーターリファレンス

3.6. ENV1/ENV2

ENV1/ENV2 section

  1. Attack
  2. Attack Curve
  3. Decay
  4. Sustain
  5. Release

オシレーター、フィルター、アンプリファイヤーのモジュレーションソースとして用いるエンベロープ信号を発生します。1/2の機能は全く同じです。

エンベロープはノートオン/ノートオフメッセージに対して次のグラフに示すような信号を発生します。この信号を出力レベルやオシレーターのピッチ、フィルターのカットオフ周波数などに加えることにより様々な音作りを行います。

ADSR description

Attack (アタックタイム)
ノートオンメッセージ受信から立ち上がり完了までの時間
Decay (ディケイタイム)
立ち上がり完了から立下り完了までの時間
Sustain (サスティーンレベル)
立下り状態の信号レベル(立ち上がり終了時を100%として指定)
Release (リリースタイム)
ノートオフメッセージ受信からレベルがゼロに戻るまでの時間

3.6.1. Attack

アタックタイムを設定します

3.6.2. Attack Curve

アタックの曲線を設定します。

アタックは凸/直線/凹の3通りを設定できます。

アタック曲線を変えることにより音の表情も変化します。パーカッションなどアタックを鋭くしたい場合は凸、またゆっくりとしたストリング系の音色などには凹を用いると効果的です。

3.6.3. Decay

ディケイタイムを設定します。

3.6.4. Sustain

サスティーンレベルを設定します。

3.6.5. Release

リリースタイムを設定します。