3. パラメーターリファレンス

3.7. LFO1/2

LFO1/2 section

  1. Wave
  2. MONO
  3. Speed

オシレーター、フィルター、アンプリファイヤーのモジュレーションソースとして用いるLFO信号を発生します。上半分がLFO1、下半分がLFO2で、両者の機能は全く同じです。

3.7.1. Wave

LFOの波形を設定します。

波形はサイン波、三角波、のこぎり波、方形波、サンプルホールド、ランダムの6種類のうち1つを選択します。

LFO waves

のこぎり波は一種類しかありませんが、モジュレーションデプスは+/−両方向に設定できます。モジュレーションデプスを負の方向に設定することにより、反転したのこぎり波と同じモジュレーションを与えることができます。

3.7.2. MONO

LFOのポリフォニック/モノフォニックモード切替を行います。

ポリフォニックモード(MONOオフ)では各ボイスに別々のLFOが割り当てられます。一方モノフォニックモード(MONOオン)では全てのボイスで1つのLFOを共有します。

ポリフォニックモード(MONOオフ)では各ボイスのLFOは同期せず位相もばらばらになります。一方モノフォニックモード(MONOオン)では全てのボイスで同じLFOを用いるため全ボイスのLFOによる変化が同期します。この違いが重要になる場合の例を次に示します。

ユニゾンモードでデチューンしたオシレータを同時に鳴らしたい場合は必ずモジュレーションソースのLFOをポリフォニックモードにします。(モノフォニックモードでは同じLFOがモジュレーションソースになるため、全てのボイスが同じように音程変化してしまいデチューンしてくれません)

一方フィルタのカットオフ周波数にサンプルホールドのLFOを加えてシーケンサーを用いたような音を発生させる場合はモノフォニックモードにします。(ポリフォニックモードでは複数のキーを押したときフィルターの変化タイミングが同期せずばらばらになってしまいます)

3.7.3. Speed

LFOのスピードを設定します。

LFOのスピードを周波数で設定します。左に回すと変化が遅く、右に回すと速くなります。