大阪お嬢様大学特集(1)

さて、我々'The Deep' in Osakaブレーン一同は、早速各大学の大学案内の分析にかかった。
とは言うものの、集めた大学案内は全部で24校分!。全てに目を通すだけでもかなりの時間がかかる。そこで我々はまず!
世間でお嬢様大学と考えられている大学の分に絞って見ていくことにした。
そして'The Deep' ブレーンが選び出したのが次の大学である。

    相愛女子短期大学・・・歴史があり、昔は「お嬢様学校」で高嶺の花やった。音楽学科のある四年制大学も併設していて芸術肌の個性派お嬢もいる。

    金蘭短期大学・・・北摂のお嬢様大学の代表。その昔阪神の岡田がここに通うフィアンセを外車で迎えに通っていた話は、いまだに語り草である。

    羽衣学園短期大学・・・ディープサウスのお嬢様を育てた歴史ある「お嬢様学校」。ちなみにWalterのおかんはここの出身で、歳喰うた今でも「自分はお嬢様」というとんでもない勘違いをしたまま、外で呑んでけんかをして帰ってくる。

    大阪樟蔭女子大学・・・ここも歴史ある「お嬢様学校」としてブイブイいわしとったところ。その昔Walterはここの高校の女の子と付き合ったが、3日でさいならされたことがある。(そんなんばっかしか!)某○ウス食品の社長令嬢がここの出身で、Walterは昔は令嬢と面識があったというが、やっぱり相手にされてなかったらしい。(くそー)

    大阪女学院短期大学・・・大阪市内の度真ん中玉造にありながら、それでいて賢い「お嬢様」を育成している、通称「ダイジョ」。ここの英語学科の子はバイリンギャルのお嬢様で、昔でいう「賢母」タイプと思われていた。

    帝塚山学院大学・・・大阪の高級住宅地「帝塚山」の名前を冠している。現在は「TGU」の略称があるが、ここも昔から「歴史あるお嬢様学校」として君臨している。

勿論、これらの大学が実際に「お嬢様大学」かどうかというのは、種々異論のあるところではあるが、ここはとりあえず「そう言われている」という世間の風評からセレクトした。そしてブレーンの共通意見として共学はお嬢様大学とは言えないという勝手な判断から、選にもれたところもあることを付け加えておく。(せやかって、わしら女の子、好きやモンな。)
さて、まずは良妻賢母、バイリンギャルお嬢様の大阪女学院から見ていこう。
写真がダイジョのパンフレットや。判りにくいが

「OSAKA JOGAKUIN JUNIOR COLLEGE」

英語で書かれており、Wilmina's Style Bookという紹介の仕方や。
中身もWilmina's FriendsとかWilmina's Studyという形で「ダイジョ」という言葉は全くでてこない。
紹介ページにも

「はじめて英語で笑った日」
「アルファベットの海を泳ぐ」
「キュンとくるラストの描写。原書で読む文学は温かい」

などと英語づくめの内容や。さすがに大女は英語というものにハイクオリティ。大学案内からも十分噂通りのモンは伝わってきた。 それだけここは英語にこだわっておるっちゅう事か。


大女のパンフの中に「お嬢」とおぼしき女の子が載っておる。それがこれらの女の子達や。 Walterは特に左端のロングヘアの女の子が大好き。
まさしきたおは「健康的で表情が生き生きとしていて、色気がなさそでウッフン」の左2の子と、「成熟した魅力がある」という座っておる女の子が「好みや」という。やっぱり大女の子は賢そうな感じがする。そう言う意味ではやはりお嬢様大学と言っても良いと見た。

ただし、鬼才JIJIは痛烈な批判をした。JIJI曰く。
「このパンフレットは大女=英語と言うことを言うのはええ。しかしそれがなんで右綴じなんや?(週刊誌と同じように、見開いたら右側が若いページになっておる)これでは左から右へ読み進める英語、もしくは横書きの文字を多用したこのパンフを読みにくいものにしてはおらんか?

けだし!。右上のページ写真を見ても、縦書きの日本語と横書きの英語が混ざっているので 非常に読み進めにくい。が、それはパンフの作り方の問題。ご覧のとおりかわいいお嬢様を見つけることが出来た。


さて、続いては「帝塚山学院大学」。奈良の学園前にあるのは「帝塚山学園短期大学」で、混同しやすい。本当ならば「帝塚山学院」を「帝塚」と呼びたいのだが奈良の帝塚との混同を避ける為に、'The Deep' もここの大学案内に倣って「TGU」と呼ぼう。

写真の気球には、実は4人の可愛い女の子が乗っておる。この4人の女の子がTGUの案内をしていくというストーリーになっておる。この中の右の写真の女の子。ブレーンの3人ともが 「特に好みではない」とノーチェックであったが、よくよく見てみると典型的な大阪の女の子の特徴を持っておるやないか!

まず、原色(赤)バリバリの洋服。この赤色も鮮やかな赤でしっかり目立っておる。
そこにアクセサリーや。チンジャラチンジャラとぎょうさんつけてやるで!。○で 囲んであるとおり、イヤリング、ネックレス、ブレスレット、指輪は写真ではようわからんが 左手の指に金色のんが二つはめてある。おまけに他の写真で確認できたのだがマニキュアは薄紫色(これが結構ええ色)なんや。これでもかっちゅうぐらいなもんや。まさに大阪の女の子のファッション感覚の見本やないか!。

そんだけでおどろいとったらあかん。彼女の赤い靴。単に服の色に合わせただけやないで。 ようようみたら、これ。フェラガモなんじゃ!。まいったか!てなもんや。
彼女を「お嬢様」と呼べるかどうかは'The Deep' ブレーンでは判断でけん。しかし、

「大阪の女の子の典型」

と言えることは間違いないやろうと思う。


なんとこの大学案内にはこのように可愛らしい女子大生がわんさ!と載っておる。しかも非常に品がよろしいような感じを受ける。さすがTGU!やりまんなとWalterは感動しておった。上に上げきれなかった「お嬢様」も結構ある。(それについては後ほど説明させて戴こう!)そういう面ではここも確かに「お嬢様学校」と言っても良いと判断できよう。

Walterは左2の「ちょっとツンとしたような女の子」、きたおは左3、4と右2の「清純さ」がええという。JIJIは文句なしに右1の子の「顔が非常に好き」とのたまった。が!

JIJI「わしは顔が決め手にはならんのじゃ!」
と言い出した。
「ほな、なにが決め手になるんじゃ?」と聞けば、
「コスチュームじゃ!」と言いよった。
そんでJIJIがセレクトしたのがこのギターの女の子。彼女の「チェックの ミニスカートは、わし大好きなんじゃ!」と、目をらんらんと輝かせておる。なんでもJIJIにとってはチェックのミニスカートというのは「ロリコンの隠れたるあこがれアイテム」やから、高得点をつけんとおれん(「 バチあたる!」)と言う。
同じく勉強しておる黒ブーツの女の子も確かに「チェックのミニスカート」や。
けっこうブーツ言うのも、来るモンがあるんや
と、JIJI御満悦やった。

しかし!。この大学にも欠点がない訳でもない。まさし指摘に従えば、
使っておる紙が週刊誌並の薄っぺらさっちゅうのは、やっぱり貧乏臭いんやないかな?
とか、大学案内に過去の入試問題を合冊しているのも経費削減見え見えやから、
「お嬢様大学の名声をおとしめることになりかねん」
と言う意見もでた。JIJIも右の食事風景の写真は
女子大は自分の大学はいかにも今風でおしゃれというイメージを出そうとするのに、この風景はざんない」
とコメントづける。
さらにここは大学案内を請求すると、おまけとしてカード式の紫外線チェッカーがもらえるのやが、Walterとまさしがそのことに「いかにもお嬢様大学」と好意的であったのに対し、JIJIは「いかにもそれは、オッサンの発想で、逆に下品や」と、非常に辛口の評価を下した。

まだまだ我々の「お嬢様追求」は続く。どうぞ次のページへ!


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