Mr.T の最新トレーニング in USA
ぎっくり腰ではなく、慢性に悩む人もたくさんいます。
慢性の腰痛は、若い人の場合、レントゲン写真で診ても異常のないことがよくあるものです。 こうした若い人の腰痛は単に腰痛症といわれます。 なかには、春椎分離、すべり症の人もいます。
これは、とくにスポーツをしている成長期の生年に比較的多い腰痛症です。 慢性腰痛症は、やがて加齢とともに春椎に変形性の変化があらわれ、変形性春椎症になります。
春椎が変形するのは、その90%が水分といわれる椎間板の水分が加齢とともに減り、椎間板が弾力性を失うために春髄が磨滅しやすくなるからです。 こうした変化は30代後半からみられるようになるため、充分な注意が必要でしょう。
若い人の腰痛は悪い姿勢と弱い筋肉が原因のことが非常に多いといわれています。 悪い姿勢の典型は、アゴを突き出した姿勢です。 アゴが前の出ると、自然的の背中が丸くなり、重心をとるために腰が前にせり出し、背骨が地面に向かって押しつぶされた形になってしまいます。 その上に筋肉が弱いと、これはもう腰痛になるしかありません。良い姿勢とは、耳から下ろした垂線が、肩関節の上−股関節の中央−膝の前−くるぶしの前へと通っている姿勢のことです。 そして骨盤の傾斜が地面に対して30度ぐらいになるように構えた姿勢をいいます。 「気をつけ」のような緊張した姿勢でも「どっこいしょ」というような姿勢でもなく、どちらかといえば柔道の自然体のような姿勢です。