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食後の運動について...

食後の運動はあまりすすめられるものではありません。
食後は食物の消化、吸収のため胃腸、肝臓などの消化器管が活動しますが、そのためには血液がこれらの臓器に多量に集まる必要があります。
ところが、運動すると血液は骨格筋へ優先的に配給され、消化、吸収がうまくおこなわれなくなってしまいます。 そして副交感神経が緊張し膵臓からのインスリン分泌も活発になり、生体は食事からとった糖質を代謝してグリコーゲンにし、エネルギー源として貯蔵する働きをします。 ところが運動すると、生体はその逆の働きをするようになってしまい運動する時には、交換神経が緊張してアドレナリンというホルモンの分泌がふえ、グリコーゲンはブドウ糖に分散されエネルギーとして消費されます。
つまり生体は、まったく逆の働きを同時に要求されるため、体調も乱れるわけです。胃の中に食べ物がたまっている時に運動すると胃が振り子運動をおこし、吐き気をおこしやすくなります。 ですから食後の強い運動は最低でも二時間後、軽い運動でも一時間はやすんでから始めて下さい。


   食後に満腹

1. 食後に運動すると血液が胃腸に行き届かない。
2. 食後はグリコーゲンを貯蔵しようとしているが、 運動するとグリコーゲンが消費され、体調がくずれる。
3. 胃に食物がたまっているときに体を動かすと胃が振り子運動を 起こし、吐き気をもよおす。

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