NetBEUIをWindows XPに入れたい

Windows XPにNetBEUIをインストールしたいのですが,どうすればいいのでしょうか?



 NetBEUIとは,1985年にIBMが開発したネットワークプロトコルのことです。NetBIOS Extended User Interfaceの略で,小規模ネットワークでは実力を発揮するプロトコルでした。Windows for Workgroups,Windows NT,Windows 95/98などで標準プロトコルだったのですが,Windows XPではサポートされなくなりました。ただ,Windows XPのパッケージCD-ROMには,NetBEUIがオプションとして入っています。
 これを利用すれば,現在でもNetBEUIを利用した小規模LANに,Windows XPを参加させることが可能になります。
 Windows XPへのNetBEUIのインストール方法は以下のとおりです。
@Windows XPのCD-ROMにある[\Valueadd\msft\net\netbeui]フォルダ内の[Netnbf.inf]ファイルを[%Systemroot%\INF\]ディレクトリに,[nbf.sys]ファイルを[%Systemroot%\SYSTEM32\DRIVERS\]ディレクトリにコピーする([%Systemroot%]はデフォルトでは[C:\Windows]や[C:\WINNT])。
A[スタート]→[コントロール パネル]を選択し,[ネットワークとインターネット接続]→[ネットワーク接続]を選択する。
BNetBEUIを追加したい接続アイコンを右クリックして,コンテクストメニューから[プロパティ]を選択
C「全般」タブの[インストール]ボタンを押す
D[プロトコル]ボタンを押し,[追加]をクリック
E[NetBEUIプロトコル]をクリックしたら[OK]をクリックして,ウィンドウを閉じ,プロパティ画面も[OK]を押して終了させればいい
 なお,セキュリティ上の理由から,TCP/IPだけではなく,わざとLANの中で部分的にNetBEUIを利用する人もいるようです。(編集部)