Windows 98 SEのアンインストールで
Outlook Expressメールが消える?

Windows 98からWindows 98 Second Editionにアップグレードしました。しかし,なんとなくWindows 98 SEが不安定な気がしたのでその後アンインストールしたら,受信したE-mailが無くなってしまいました。どうすれば,また表示することが可能になるのでしょうか。


Windows 98 Second Edition(以下SE)をアンインストールすると,今までにOutlook Expressで受信したメールが読めなくなることがあります。これはアップグレードされる以前の環境で,Outlook Express 5.0が導入されていないと起こる現象です。
 SEでは,Outlook Express 5.0が標準のメール環境として利用されるので,Windows 98をアップグレードしたときにOutlook Express 4.0のデータを自動的に5.0用にコンバートしてしまいます。ですが,SEのアンインストール時にはOutlook Ex
pressは元の4.0に戻りますが,メールのデータは再コンバートされないというのが原因です。
 そこで解決方法としてはWindows 98の場合には,さほど難しくなく,以下のような作業でメールを取り戻せます。

@SEのCD-ROMの\TOOLS\MTSUTIL
\OEMIGフォルダを開き「OEMIG.INF」を右クリックし,[インストール]をクリックして,再起動します。

A次にOutlook Express 4.0 を起動し[ファイル]メニューの[インポート]−[メッセージ]を選択します。

 すると,ウィザードの指示に従いながら,Outlook Express 5.0形式のメッセージをOutlook Express 4.0にインポートすることが可能になります。
(編集部)