CEで使うにはCFとFlashATAどっちがいい?

CEマシン用のメモリカードが欲しいのですが,CFとFlashATAカード,どちらがいいでしょうか?


Windows CEは内部メモリをストレージとして使いますが,その最大値は16MBです。内蔵アプリなどで使う分にはこれでも問題ないのですが,アプリケーションなどを多く入れたくなったら,コンパクトフラッシュ(以下CF)やFlashATAなどの増設が必要になります。
 CFとFlashATAは,サイズ,価格,アクセススピードなどで違いがあり,CFのほうがやや高価で,アクセススピードはやや劣りますが,サイズが小さくなっています。
 Windows CE機をヘビーに利用している筆者としては,ストレージに使うメモリカードならCFをお勧めします。性能はFlashATAカードにやや劣りますが,貴重なPCカードスロットをストレージのために占有されるのは好ましくありません。
 PHSカード,LANカード,GPSカードなど,Windows CE機では周辺機器をPCカードで利用することが多く,例えばメールをPHSカードで受信したいとき,ストレージとしてFlashATAカードを使っているときはストレージ用のカードとPHSカードを差し替えなくてはならず,本体の少ないメモリにメールを記録しなくてはなりません。
 CFサイズのLANカードやモデムカードなども登場していますが,PCカードの製品と比べて割高です。
(小西晃治)