ahead Nero 5.5のイメージファイルを使って仮想CD-ROMドライブが作れるそうですが,どうすればよいのでしょうか?
aheadのNero 5.5(アップデートも含む)には,Neroで作成したCD/DVD-ROMのイメージを仮想化するツール「Nero ImageDrive」が付属します。このプログラムはNeroで作成されたNRGの拡張子を持ったイメージファイルを仮想化し,CD-ROMドライブとして使うことができるツールです。しかし,実はこのツールはプログラムインストール時には自動的にインストールされないため,気がつかないユーザーが多い。そこで,まずNero ImageDriveのインストールを行います。
Nero 5.5以降のバージョンをインストールすると,「ahead Nero」のフォルダに「Nero ImageDrive Update」というファイルができるはずです。このプログラムを起動すると,仮想CD-ROMドライブのドライバがインストールされるので,システムを再起動します。
再起動後はNero ImageDriveを使い,Neroを使って作ったCD-ROMのイメージをマウントすれば,イメージファイルを通常のCD-ROM同様に扱えます。Nero ImageDriveの設定画面で[スタートアップでイメージをマウント]にチェックを入れれば,Windowsを立ち上げるたびにイメージファイルをマウントしてくれます。
(編集部)
ahead Nero 5.5をインストールすると同時にインストールされる「Nero Image Drive Update」。しかしこのままでは使えない
Nero ImageDrive Updateを起動するとImageDriveがWindowsに登録される
次に仮想CD-ROM用のドライバがインストールされる
再起動すると,「NERO IMAGEDRIVE SCSI CdRom Device」のがデバイスとして登録されていることが分かる
NERO ImagedriveからCD-ROMのイメージファイルをマウントすることができる