メガピクセルデジカメで640×480ドットの画像を作りたいとき,
@最初から640×480ドットで撮影する
A大きな解像度で撮影してから縮小する
Aの場合,元画像を縮小するわけですから,その過程で画像情報が多少欠落することがあります。その点,@ならば撮影した画像をそのまま使うので,加工による情報の欠落は起こりません。また,大量の画像を扱う場合,いちいちサイズを変更する作業は手間になるので,最初から使用するサイズで撮影しておくほうが楽でしょう。1枚の記録メディアに記録できる枚数も多くなります。
ただし,大きなサイズで撮影した画像を縮小することによってブレやピンボケが目立たなくなり,画像が締まって見えることもあるので難しいところです。
結論として,画質の面では@Aそれぞれにメリットがあります。手間を考えるなら@のほうが有利です。
(吹田智章)