Googleをもっと便利に使いたい

友達がGoogle(http://www.google.com/)をInternet Explorerの左側のスペースに入れていました。どうすればそうできるのでしょうか?


Internet Explorerでは4.0以降,レジストリの書き換えなどで,Internet Explorerの検索ペインの内容を変更することができます。けれどGoogleに限っていえば,そういったサービスはすでにGoogleのサービスの一つとして,導入方法をGoogle自身が公開しています。
 Googleの「Googlify your Browser」のWebページ(http://www.google.com/options/defaults.html)に公開されているレジストリファイルをダウンロードして,そのファイルをダブルクリックします。するとレジストリエディタが起動してレジストリに導入する了解をたずねてきますから,そこで[はい]を押せば導入できます。
 また,Googleはこれ以外にもブラウザに直接導入する方法を公開しています。Internet Explorerの操作バーにGoogleの検索が付く「Google Toolbar」(http://toolbar.google.com/)などが代表的です。こちらのほうは,専用のページから直接インストールすることが可能です。

●Webアクセサリを使ってみよう
 Google Toolbarに限らず,Internet Explorerでは機能を付加することができます。これらの付加機能をWebアクセサリといい,Internet Explorerにさまざまな機能を加えることが可能です。
 こういったものの中で代表的なものを紹介すると,「Web Accessories for Internet Explorer 5」では選択したテキストをハイライト(マーカーを塗った状態)にしたり,それをキーワードに検索することが可能です。画像のズームイン/ズームアウトや,そのページに貼ってあるリンクや画像を一覧で出すことも可能です。また「Internet Explorer 5 Toolbar Wallpaper」ではIEのスキンを変えることが可能です。「Micro
soft Web Developer Accessories」では,そのサイトで使われているHTMLやDHTMLのアクティブなエレメントの状態やタグの情報を見ることが可能な「Document Tree」という機能が追加されます。
 なお,これらのWebアクセサリはhttp://www.microsoft.com/windows/ie/webaccess/default.aspからダウンロードできます。
(川上元和)



GoogleのWebサイトで配られている,Internet Explorerの検索ペインに入れるレジストリファイル



Googleを検索ペインに入れたところ。検索結果もペイン内に表示されるため,次々にほかのページを参照できる



これは「Google Toolbar」。Internet Explorerの機能になるので,表示されないときには上部メニューバーを右クリックして,Googleにチェックを付ければ,普通のフォルダアクセスからすぐにインターネット検索を始めるようなこともできる。また[UP]ボタン(上位ディレクトリページへのアクセス)やハイライト(マーキング)機能も便利に使うことができるだろう




「Internet Explorer 5 Toolbar Wallpaper」ではInternet Explorerだけではなく,Outlook Expressのツールバーにも影響する


ツールバーの壁紙を変更する「Internet Explorer 5 Toolbar Wallpaper」



「Microsoft Web Developer Accessories」は,「Document Tree」という機能を使って,HTMLやDHTMLのアクティブなエレメントの状態やタグの情報を見ることが可能