SCSIカードのDOS対応ドライバの入手先

TekramのDC-390Fを使っていますが,DOSでSCSI機器を使うときドライバはどこから入手すればいいのでしょう。


まずSCSI機器のうち,もともとSCSI BIOSで扱えるHDD,一部のリムーバブルメディアなどを使う場合には,とくにドライバを必要としません。
 バルク製品などでドライバが付属していない場合,http://www.tekram.com/からDOS用を含んだ最新ドライバを入手することができます。これにはDOS用のASPIドライバ,汎用ディスクドライバ(HDD,リムーバブルメディア),CD-ROMドライバ,初期化ツールなどが含まれています。
 なお,実際にCD-ROMドライブを利用するには,CD-ROMエクステンションであるMSCDEX.EXEを別途用意する必要があります。スキャナ,テープドライブなどに付属するドライバのほとんどはASPIドライバの配下で動作しますので,大半のものが利用できるはずです。
 ASPIドライバの配下で動作する汎用製品としてはコーレルのCore lSCSIがあり,テープドライブ,スキャナ,ウォームドライブなど,さまざまなSCSI機器をサポートしています。これにはMSCDEX.EXEよりも高機能なCD-ROMエクステンションも含まれています。動作は非保証になりますが,ASPIドライバがあればアダプテックのEasy SCSI(4.0以前のDOS対応版)に含まれるドライバの多くも利用できるはずです。
(坪山博貴)


DC-390Fの最新ドライバはここ(http://www.tekram.com/TECHNICAL/DC390DB.html)からダウンロードできる