製品の新旧を表すのに「バージョン」や「リビジョン」という言葉が使われていますが,これはどのように違うのでしょうか。
大ざっぱにいうと「バージョン」は大きな設計変更が加えられた場合に使われる言葉といえるでしょう。ソフトウェアでいうなら,新しい機能を満載した,16ビットで作られていたものを32ビット化したといった場合に,「バージョンアップ」という表現が使われることが多いようです。それに対して「リビジョン」という言葉は,マイナーチェンジした場合によく用いられます。大きな変更はされていないが,機能を少し追加した,バグフィックスを行ったなどです。
バージョンアップに関しても,バージョンが変更になったときは有償,リビジョンが変更になるときは無償というケースが多いようです。
(三谷直之)