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SEARCH/1.0


SEARCH/1.0 は検索サイトを直接ブラウザで開くための仕様です。

検索サイトプラグインの実体は設定ファイル descript.txt と open 関数をエクスポートする DLL ファイルの2つです。

・descript.txt

name,検索サイト1
dllname,search1.dll

name エントリは検索サイト名です。ClipCommand の検索サイトオープン機能において検索サイト名として使用されます。

dllname エントリはプラグインとなる dll のファイル名です。

・DLL

extern "C" __declspec(dllexport) HGLOBAL __cdecl getversion(long *len);

DLL ロード直後、他の関数がインポートされる前にまずこの関数が呼ばれます。検索サイトプラグインは "SEARCH/1.0" という 10 バイトの文字列を返して下さい。

extern "C" __declspec(dllexport) BOOL __cdecl open(HGLOBAL h, long len);

引数には検索文字列が gmem_fixed で渡されます。len の値は文字列の長さになっています。文字列は NULL ターミネートされていないことに注意してください。

dll は検索文字列を対象に、検索サイトをブラウザで開いてください。

検索文字列が必要ない場合でも関数内で必ずハンドルを解放して下さい。

DLL ロード時およびアンロード時に以下の関数が呼ばれます。

extern "C" __declspec(dllexport) BOOL __cdecl load(HGLOBAL h, long len);
extern "C" __declspec(dllexport) BOOL __cdecl unload();

load の第1引数に DLL のディレクトリパスが渡されます。len の値はパス文字列の長さになっています。文字列は NULL ターミネートされていないことに注意してください。

データファイル等を持つ場合はここからカレントディレクトリを取得し、そこにデータファイルを作って下さい(つまり自分のディレクトリ内で全てを収めて下さい)。

パス文字列が必要ない場合でも関数内で必ずハンドルを解放して下さい。


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