セゲム・アトゥバ:


・・・そうだな。部族の語り部たちが語る部族の伝説によれば、この森に住んでいるオークはパアグリオ神が直接お作りになった、炎の神に一番近い部族なんだそうだ。森の外にある、人間がオークと呼んでいるやつらは炎の神が私たちをお作りになるための練習品に過ぎない。炎の神の牙をトーテムと崇めるわがアトゥバ部族はこの森の数あるオーク部族の中でも最も栄光ある部族だった。だから炎の神はほかのどの部族でもないわが部族にこの森のオークたちを束ねる重任を託したのだ。わが功績が炎の神の意志だという事はドゥダ=マラの呪術師たちも皆認めている。

しかし・・・わが功績が人間の手で崩されるとは・・・わしは悔しい。