Digimarc(透かし)の検出と読み込み

Digimarc透かしは、アイテムのソースファイルに埋め込むことができる特別な情報です 。Digimarc透かしは、Portfolioによって直接検出、表示、および埋め込むことができます。

アイテムがカタログに登録されたときにDigimarcデータを自動的に検出するには、「カタログ作成オプション」ダイアログボックスの「追加」タブや「更新」タブ(「カタログ」メニューから「カタログ作成オプション...」を選択して、「追加」タブまたは「更新」タブをクリック)で該当するオプションを選択します。

透かしの有無や作成者IDをギャラリーウインドウのアイテムに表示するには、「ギャラリーウインドウのカスタマイズ」ダイアログボックス(「表示」メニューから「ギャラリーウインドウのカスタマイズ...」を選択)で該当するオプションを選択します。この場合、作成者IDは、作成者の詳細情報を入手できるDigimarcのウェブサイトへのリンクとして表示されます。

「Digimarcの読み込み」コマンドを使うと、Digimarc透かしについてアイテムのソースファイルを検査し、透かしに関する情報を表示できます。 Digimarcの情報が表示されたら、ボタンをクリックしてDigimarcのウェブサイトに直接アクセスし、透かしの作成者の詳細情報を取得できます。

ヒント: 透かしの埋め込みを行ったり、「Digimarc IDの読み込み」コマンドでアイテムのレコードに書き込まれた情報を表示するには、発行者以上のアクセス権が必要です。

Portfolioの「Digimarc IDの埋め込み」コマンドを使用すると、ソースファイルにDigimarc(透かし)を埋め込むことができます。

注意: Digimarc透かしを検出または表示するには、アイテムのソースファイルはチャンネルなしのJPEGまたはTIFFでなければなりません。 Portfolioでは、その他のファイル形式の透かしは検出されません。

アイテムのカタログ登録時にDigimarc透かしデータを検出する方法

  1. 「カタログ」メニューから「カタログ作成オプション...」を選択します。

  2. 「追加」タブや「更新」タブで、「Digimarc透かしを常に検出」をクリックします。

    アイテムをカタログに登録すると、すべての既存の透かしが検出されます。

    透かしの検出が完了すると(「表示」メニューの「ギャラリーウインドウのカスタマイズ」で透かしの表示オプションが選択されている場合)、 作成者コードがわかっている場合は「透かし付き」、透かしの検出をまだ行っていない場合は「透かし未検出」、または「透かしなし」という3つの状態のうちどれか1つが各アイテムに表示されます。

選択したアイテムからDigimarc透かしデータを読み込む方法

  1. 表示されているギャラリーウインドウで、ウェブページとして書き出したいレコードを選択します。

  2. 「アイテム」メニューから「Digimarc IDの読み込み...」を選択します。

    Digimarc IDの読み込みは、透かしに含まれる情報の取得と表示を行います。

    「Digimarc IDの読み込み」コマンドが呼び出されたときにアイテム1つだけ選択されている場合、透かしの情報が表示され、この情報がアイテムのレコードに記録されます(下記の「注意」を参照)。

    複数のアイテムが選択されている場合、各アイテムのレコードにデータが記録され(下記の「注意」を参照)、結果の要約が表示されます。結果の要約には、スキャンされたソースファイルの数、実際に透かしデータを読み込んだアイテムの数などが含まれます。

    注意: 「Digimarc IDの読み込み」コマンドを使うと、カタログのアクセス権が何であるかにかかわらず透かしデータを検出できますが、透かしデータをデータベースに書き込むには、編集者、発行者、または管理者のモードが必要です。

 

Digimarc透かしのURLの表示:透かしの作成者に関する詳細情報を表示する、Digimarcのウェブサイトへのアクティブなリンクを表示することができます。 これを行うには、「表示」メニューの「ギャラリーウインドウのカスタマイズ...」を選択して、フィールドリストから「透かしのURL」を選択し、希望するカタログアイテムを選び、「アイテム」メニューから「Digimarc IDの読み込み」を選択します。

ヒント: 透かしの検出フィールドを表示したり、Digimarcのウェブサイトにアクセスするために作成者IDにホットリンクを追加するには、選択したギャラリーウインドウ表示の「表示」メニューから「ギャラリーウインドウのカスタマイズ」を選択して表示されるフィールドリストで「透かし付き」や「透かしのURL」を選択します。

 

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Digimarc(透かし)を埋め込む方法

Digimarc(透かし)の埋め込み

Digimarc(透かし)の読み込み