サムネール: 抽出または生成
オリジナルファイルの既存のサムネールを抽出したものを「抽出サムネール」といいます。 「カタログ」メニューから「カタログ作成オプション...」を選択し、表示される「追加」または「更新」タブで「サムネールを抽出」をオンにすると、Portfolioは次の各ファイルタイプからサムネールを探して抽出します。
Photoshopファイル
EPSファイル
Adobe Illustratorファイル
「pnot」リソースにサムネールを持つMacintoshファイル
オリジナルファイルにサムネールがない場合は、Portfolioが生成を試みます。
Portfolioが適切なトランスレータを使いオリジナルファイルを読み込んで作成したサムネールを「生成サムネール」といいます。 サムネールを抽出」をオフに設定すると(「カタログ」メニューから「カタログ作成オプション...」を選択し、表示される「追加」または「更新」タブで設定)、サムネールがオリジナルファイルに存在するかどうかにかかわらず、常にサムネールの生成を試みます。 埋め込まれているサムネールの種類によっては、オリジナルファイルのサムネールより美しいサムネールが生成できる場合があります。
注意: サムネールの抽出処理は生成処理より高速です。
オプション |
内容 |
説明 |
追加 |
キーワードを抽出 |
オリジナルファイル内に保存されているキーワードを検索して抽出 |
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説明を抽出 |
オリジナルファイル内に保存されている説明を検索して抽出 |
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サムネールを抽出 |
オリジナルファイル内に保存されているプレビュー画像を検索して抽出。注意: QuickTimeムービーを追加する場合は、このオプションの使用はお勧めできません。 抽出するよりも作成した方がムービーのサムネールが大きく表示されます。 |
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サムネールのないファイルをスキップ |
サムネールの抽出や生成が不可能な場合にファイルがカタログ化されません。 |
更新 |
サムネールを再作成 |
オフにする(チェックしない)と、カタログレコードのサムネールは変更されません。 オンにする(チェックする)と、オリジナルファイルが変更された場合か「無条件で更新」が選択されている場合にサムネールが再作成されます。 |
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サムネールを抽出 |
埋め込まれているサムネールを探すか、新しく作成するかを指定します。 このオプションは、「サムネールの再作成」がオフになっているときは無視されます。 |
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説明を抽出 |
置換: 既存の説明を新しい説明で置き換えます。 |
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追加: 既存の説明の終わりに新しい説明を付け加えます。 |
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キーワードを抽出 |
置換: 既存のキーワードを新しいキーワードで置き換えます。 |
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追加: 既存のキーワードに新しいキーワードを付け加えます。 |
サムネールのサイズ
Portfolioでは、サムネールを112×112ピクセルまたは 256×256ピクセルのサイズで保存できます。
大きいサムネールの利点は拡大表示したときの解像度の良さにありますが、小さいサムネールの約4倍のディスク容量が必要です (通常、小さいサムネールは5キロバイト、大きいサムネールは20キロバイト)。
通常、オリジナルファイルに埋め込まれているサムネールは、80×80〜128×128ピクセルとなっています。 Portfolioは、抽出したサムネールをその大きさに近い方のサイズ(通常112×112ピクセル)に拡大または縮小します。 このため、256×256ピクセルでサムネールを保存する場合は、Portfolioは自動的に「サムネールを抽出」オプションをオフにして大きいサムネールを作成します。