カタログ管理は1人のユーザーだけが利用できる機能です。 すなわち、管理者モードで開いたカタログはほかのユーザーによって開かれることがないということです。
カタログがほかのユーザーと共有されるPortfolio Serverでは、1人のユーザーが管理者モードでカタログを使用している間は、ほかのユーザーがそれにアクセスすることができないことを意味します。 管理者としてカタログを開くと、その他のユーザーはすべてロックアウトされます。
1人のユーザーが管理者モードに切り替えると、同じカタログを開いていたほかのユーザーはただちにログオフされます。 これを防ぐには、サーバー管理ダイアログボックスのオプションを使用して、ユーザーが(カタログを閉じることにより)自分でログオフする時間を与えるか、強制的にログオフされるまでの時間を設定することをお勧めします。
「編集」メニューの「初期設定...」で「デフォルトのアクセス権」を「管理者」に設定した場合でも、公開されたカタログは管理者モードでは開くことができません。 これはユーザーが予期せずにログオフされることを避けるためです。 この場合、カタログはデフォルトの発行者モードで開かれます。 その後、その他のユーザーに警告してから管理者モードに切り替えます(「カタログ」メニューから「アクセス権...」を選択)。
カタログが公開されている場合でも、あるユーザーが管理者モードで開いている間は、ほかのユーザーの「サーバーに接続」ダイアログボックスには表示されません。 ほかのユーザーがそのカタログを使用できるようにするには、管理者がカタログを閉じるか、別のアクセスモード(「発行者」、「編集者」、「閲覧者」)に変更します。
Portfolio Serverでのカタログの設定に関する詳細は「Portfolio Serverについて」を参照してください。