Microsoft DirectX 8.0 (Visual Basic)

ステップ 2 : ファイルのロード

前のステップで作成した DirectMusicLoader8 オブジェクトは、アプリケーションの実行時にいつでもファイルからサウンド データをロードするために使用できる。

データを取得するには、ローダーにデータの場所を指示する必要がある。ファイルをロードするたびにフル パスを指定することもできるが、デフォルトのディレクトリを設定しておく方が便利である。これを行うには、DirectMusicLoader8.SetSearchDirectory メソッドを使用する。サンプル アプリケーションは、FindMediaDir 関数によって返されたパスを使用する。この関数は、サンプル ファイルが格納されているディレクトリを検索する。これによってディレクトリの場所がわかれば、ローダーは、ディレクトリ名を指定されなくても、サンプル ファイルをロードできる。

dml.SetSearchDirectory FindMediaDir("sample.sgt", True)

ローダーは、ファイルをロードして、それを DirectMusicSegment8 オブジェクトとして返す。

Set seg = dml.LoadSegment("sample.sgt")

次の「ステップ 3 : ファイルの再生」に続く。