Microsoft DirectX 8.0 (Visual Basic)

dst

距離関連のデータを計算する。

dst   vDest, vSrc0, vSrc1

レジスタ

vDest
処理の結果を保持するデスティネーション レジスタ。
vSrc0
入力引数を指定するソース レジスタ。
vSrc1
入力引数を指定するソース レジスタ。

処理

次のコードは、dst 命令によって実行される処理とデスティネーションへの結果の書き込みを示している。

    SetDestReg();
    SetSrcReg(0);
    SetSrcReg(1);

    m_TmpReg.x = 1;
    m_TmpReg.y = m_Source[0].y * m_Source[1].y;
    m_TmpReg.z = m_Source[0].z;
    m_TmpReg.w = m_Source[1].w;

    WriteResult();

注意

第 1 のソース オペランドはベクトル (無視, d*d, d*d, 無視) と見なされて、第 2 のソース オペランドはベクトル (無視, 1/d, 無視, 1/d) と見なされる。デスティネーションは、結果のベクトル (1, d, d*d, 1/d) である。

次の例は、dst 命令の使い方を示している。

dst r4, r0, r1