Microsoft DirectX 8.0 (Visual Basic)

ステップ 8 : オーディオパス パラメータの設定

サンプル アプリケーションでは、ユーザーは、いつでもスライダを移動することによってオーディオパスのボリュームを設定できる。これに応答して、アプリケーションは DirectMusicAudioPath8.SetVolume を呼び出す。変更は、そのオーディオパスで再生されるすべてのセグメントに影響する。アプリケーションに複数のオーディオパスが設定されている場合、ほかのオーディオパスで再生されるセグメントには影響しない。

Private Sub scrlVol_Change()
    dmPath.SetVolume scrlVol.Value, 0
End Sub

最初のパラメータは新しいボリュームである。1 デシベルの 100 分の 1 の単位で表される。サンプル アプリケーションでは、ボリュームを最大で 50 デシベル下げることができる。2 番目の値はフェード時間である。この時間を使ってボリュームは変更される。この場合、新しいボリュームが即座に設定される。

次の「ステップ 9 : 3D パラメータの設定」に続く。