Microsoft DirectX 8.0 (Visual Basic)

コールバック関数によるデフォルト動作の無効化

アプリケーションで定義された関数 DirectXSetupCallbackFunction の戻り値を使って、DirectXSetup 関数のデフォルト動作の一部を無効化することができる。

たとえば、DirectXSetup のデフォルト動作では、pInfo パラメータが示す構造体内のアップグレード タイプが (DSETUP_CB_UPGRADE_SAFE | DSETUP_CB_UPGRADE_HAS_WARNINGS) に設定されているとコンポーネントはインストールされない。この場合、コールバック関数の MsgType パラメータは (MB_YESNO | MB_DEFBUTTON2) に設定される。コールバック関数を使用しない場合は、[No] がデフォルト ボタンになったダイアログ ボックスがユーザーに表示される。ユーザー入力を調べずにデフォルトを受け付ける場合、コールバック関数は IDNO を返す。デフォルトを無効にする場合は、IDYES を返す。デフォルトを無効にする場合、DirectXSetup 関数はユーザーに通知する。