Microsoft DirectX 8.0 (Visual Basic)

CONST_D3DWRAPBIAS

テクスチャ座標セットのゼロから始まる整数値に基づいて、テクスチャ ラッピングを有効または無効にする定数を定義する。

Enum CONST_D3DWRAPBIAS
    D3DRENDERSTATE_WRAPBIAS = 128 (&H80)
End Enum

定数

D3DRENDERSTATE_WRAPBIAS
ラップ バイアス。実装の詳細については、「注意」を参照すること。

注意

Microsoft® Direct3D® は、アプリケーションでの便宜を考慮して、(D3DRS_WRAPn ステート値の 1 つを明示的に使用する代わりに) 定数 D3DRENDERSTATE_WRAPBIAS を定義し、テクスチャ座標セットのゼロから始まる整数値に基づいて、テクスチャ ラッピングを有効にしたり、無効にしたりする。次の例のように、D3DRENDERSTATE_WRAPBIAS 値をテクスチャ座標セットのゼロ始点インデックスに加算して、そのインデックスに対応する D3DRS_WRAPn 値を計算する。

    On Local Error Resume Next
 
    ' 変数 lIndex のインデックスに対応するテクスチャ座標セットを
    ' 使用するテクスチャに対して、U/V ラッピングを有効にする。
    Call d3dDevice8.SetRenderState( _
            lIndex + D3DRENDERSTATE_WRAPBIAS, _
            D3DWRAPCOORD_0 Or D3DWRAPCOORD_1)
 
    ' lIndexが 3 の場合、加算の結果の値は、
    ' D3DRENDERSTATE_WRAP3 (131) に等しくなる。
    If Err.Number <> DD_OK Then
       ' エラー処理コード。
    End If

参照

CONST_D3DRENDERSTATETYPE