Microsoft DirectX 8.0 (Visual Basic)

CONST_DPNSENDFLAGS

DirectPlay8Client.Send メソッド、DirectPlay8Server.SendTo メソッド、および DirectPlay8Peer.SendTo メソッドでメッセージの送信方法を制御するときに設定できるフラグを格納する。

Enum CONST_DPNSENDFLAGS
    DPNSEND_COMPLETEONPROCESS = 4
    DPNSEND_GUARANTEED = 8
    DPNSEND_NOCOMPLETE = 1
    DPNSEND_NOCOPY = 2
    DPNSEND_NOLOOPBACK = 32 (&H20)
    DPNSEND_NONSEQUENTIAL = 16 (&H10)
    DPNSEND_PRIORITY_HIGH = 128 (&H80)
    DPNSEND_PRIORITY_LOW = 64 (&H40)
    DPNSEND_SYNC = -2147483648 (&H80000000)
End Enum

定数

DPNSEND_COMPLETEONPROCESS
このメッセージがターゲットに配信され、ターゲットのメッセージ ハンドラがメッセージの受信を示すとき、メッセージ ハンドラに DirectPlay8Event.SendComplete メソッドを呼び出す。このフラグが設定された場合は、余分な内部メッセージのオーバーヘッドがあり、メッセージの送信処理が著しく低下することがある。このフラグを設定する場合は、DPNSEND_GUARANTEED も設定する必要がある。
DPNSEND_GUARANTEED
保証された配信方法により、メッセージを送信する。
DPNSEND_NOCOMPLETE
送信者のメッセージ ハンドラで DirectPlay8Event.SendComplete メソッドを呼び出してはならない。このフラグが設定された場合は、余分な内部メッセージのオーバーヘッドがあり、メッセージの送信処理が著しく低下する。このフラグを DPNSEND_NOCOPY と組み合わせることはできない。
DPNSEND_NOCOPY
buffer() パラメータ タイプのデータを使用し、内部コピーを行わない。データを送信する方法としてはより効率的な場合がある。しかし、受信側がメッセージを処理する前に、送信側がメッセージを変更できるため、堅牢ではなくなる。このフラグを DPNSEND_NOCOMPLETE または DPNSEND_GUARANTEED と組み合わせることはできない。
DPNSEND_NOLOOPBACK
自分自身にメッセージを送信している場合は、メッセージ ハンドラに DirectPlay8Event.Receive メソッドを呼び出してはならない。このフラグは、セッション全体にある要素を全要素にコピーする場合、または参加しているグループにメッセージを送信するときに有用である。
DPNSEND_NONSEQUENTIAL
メッセージを受信順にターゲット アプリケーションに配信する。このフラグを設定しない場合、メッセージは送信順にターゲット アプリケーションに配信される。したがって、順序どおりでないメッセージは、欠落しているメッセージが到着するまでバッファに格納する必要がある。
DPNSEND_PRIORITY_HIGH
メッセージの優先順位を高く設定する。
DPNSEND_PRIORITY_LOW
メッセージの優先順位を低く設定する。
DPNSEND_SYNC
同期をとって SendTo 要求を処理する。