Microsoft DirectX 8.0 (Visual Basic) |
音声をアクティブにすることによる伝送制御では、マイク入力を常時分析することにより、ユーザーが話しているかどうかを判断する。音声をアクティブにするには 2 つの利点がある。ユーザーはマイクロフォンに話しかけるだけでよい。また、音声セッションの接続時に、DVCLIENTCONFIG 構造体の lFlags パラメータを DVCLIENTCONFIG_AUTOVOICEACTIVATED に設定するだけで済むので、簡単にコーディングできる。
ただし、音声をアクティブにするには 1 つ欠点があり、ユーザーの息が直接マイクロフォンにかかった場合、騒がしい環境などで雑音が多い場合、ゲームのオーディオを外部スピーカで再生している場合などに、その音が原因で不要な音声がアクティブになる可能性がある。品質のよくないマイクロフォンでは、この可能性が特に高くなる。