Microsoft DirectX 8.0 (Visual Basic)

DirectXFileSave.CreateDataObject

データ オブジェクトを作成する。

object.CreateDataObject( _
    TemplateGuid As String, _
    Name As String, _
    DataTypeGuid As String, _
    ByteCount As Long, _
    Data As Any) As DirectXFileData

指定項目

object
DirectXFileSave オブジェクトを表すオブジェクト式。
TemplateGuid
データ オブジェクトのテンプレートのグローバル ユニーク識別子 (GUID) を保持する String 値。
Name
オブジェクトの名前を保持する String 値。オブジェクトに名前がない場合は、空の文字列を指定する。
DataTypeGuid
データ オブジェクトの GUID を保持する String 値。オブジェクトに GUID がない場合は、空の文字列を指定する。
ByteCount
データ オブジェクトのサイズを保持する Long 値 (バイト単位)。
Data
必要な全メンバのデータを保持するバッファ。

戻り値

作成されたファイル データ オブジェクトを表す DirectXFileData オブジェクトを返す。

エラー コード

失敗した場合はエラーが発生し、Err.Number に次のいずれかの値が設定される。

DXFILEERR_BADALLOC
DXFILEERR_BADVALUE

エラー トラッピングの詳細については、Microsoft® Visual Basic® の「エラー処理」を参照すること。

注意

作成したデータ オブジェクトをデータ参照オブジェクトで参照する場合は、Name パラメータと DataTypeGuid パラメータのうち少なくともどちらか一方は、空の文字列であってはならない。

このメソッドで作成したデータを保存する前に、DirectXFileSave.SaveTemplates メソッドを使ってテンプレートを保存しなければならない。その後、DirectXFileSave.SaveData メソッドを使って、作成したデータを保存する。

オプション データを保存する必要がある場合は、このメソッドを呼び出した後、SaveData メソッドを呼び出す前に、DirectXFileData.AddDataObject メソッドを使用して行う。子オブジェクトがある場合は、SaveData を呼び出す前に追加する。

参照

DirectXFileData.AddDataObjectDirectXFileSave.SaveDataDirectXFileSave.SaveTemplates