Microsoft DirectX 8.0 (Visual Basic)

D3DADAPTER_IDENTIFIER8

アダプタについての情報を保持する。

Type D3DADAPTER_IDENTIFIER8
    Description(0 To 511) As Byte
    DeviceId As Long
    DeviceIdentifier As DXGUID
    Driver(0 To 511) As Byte
    DriverVersionHighPart As Long
    DriverVersionLowPart As Long
    Revision As Long
    SubSysId As Long
    VendorId As Long
    WHQLLevel As Long
End Type

メンバ

Description および Driver
ユーザーに提示するために使用される。異なるベンダーから提供されている同種のデバイスおよびドライバに対して多くの異なる文字列が関連付けられている可能性があるため、特定のドライバを識別するためにこれらのメンバを使用すべきではない。
DeviceId
特定のチップ セットのタイプを識別する。不明な場合、この値は 0 になる場合がある。
DriverVersion、DriverVersionLowPart、および DriverVersionHighPart
Microsoft® Direct3D® ドライバのバージョンを識別する。Long 値に対して大小比較を行っても問題はない。ただし、この要素を使用して疑わしいドライバを識別する場合は、注意して行うこと。この値ではなく、DeviceIdentifier を使うことが望ましい。
DeviceIdentifier
グラフィックス サブシステムの新しいプロファイルを作成するために、ドライバおよびチップ セットへの変更を追跡する。DXGUID は、ドライバとチップ セットのペアに対する一意な識別子である。このメンバを使って、特定の疑わしいドライバを識別することもできる。
Revision
特定のチップ セットおよびリビジョン レベルを識別する。不明な場合、この値は 0 になる場合がある。
SubSysId
特定のチップ セットおよびサブシステムを識別する。通常、これはチップ セットのボードを意味する。不明な場合、この値は 0 になる場合がある。
VendorId
特定のチップ セットおよびそのメーカーを識別する。不明な場合、この値は 0 になる場合がある。
WHQLLevel
このデバイスとドライバのペアの Windows Hardware Quality Lab (WHQL) 認証レベルを特定する。Long にはパック形式のデータ構造が格納されており、ドライバが合格した最新の WHQL テストのリリース日が定義されている。この値に対して大小比較演算を行っても問題はない。以下は、日付のフォーマットを示している。
Bits
31-16:    The year, a decimal number from 1999 upwards.
15-8:     The month, a decimal number from 1 to 12.
7-0:      The day, a decimal number from 1 to 31.

次の値も使用される。

0
認証されていない。
1
WHQL の認証は受けているが、利用できる日付情報はない。

注意

VendorIdDeviceIdSubSysId、および Revision の各メンバを組み合わせて使うことで、特定のチップ セットを識別できる。ただし、これらのメンバを使うときは注意が必要である。