Microsoft DirectX 8.0 (Visual Basic)

CONST_DVCLIENTCONFIGENUM

DVCLIENTCONFIG 型の lFlags メンバで使用され、音声伝送動作を制御する。

Enum CONST_DVCLIENTCONFIGENUM
    DVCLIENTCONFIG_AUTORECORDVOLUME = 8
    DVCLIENTCONFIG_AUTOVOICEACTIVATED = 32 (&H20)
    DVCLIENTCONFIG_ECHOSUPPRESSION = 134217728 (&H8000000)
    DVCLIENTCONFIG_MANUALVOICEACTIVATED = 4
    DVCLIENTCONFIG_MUTEGLOBAL = 16 (&H10)
    DVCLIENTCONFIG_PLAYBACKMUTE = 2
    DVCLIENTCONFIG_RECORDMUTE = 1
End Enum

定数

DVCLIENTCONFIG_AUTORECORDVOLUME
自動ゲイン制御をアクティブにする。Microsoft® DirectPlay® Voice では、自動ゲイン制御を使用して、サウンド カードでハードウェア入力ボリュームを自動調整し、入力レベルを最適にする。現在の入力ボリュームを調べるには、DirectPlayVoiceClient8.GetClientConfig を呼び出した後に lRecordVolume メンバを調べる。
DVCLIENTCONFIG_AUTOVOICEACTIVATED
転送制御システムを自動音声をアクティブにするモードにする。このモードでは、音声をアクティブにする感度はシステムによって自動的に決定される。入力レベルは、入力信号に合わせて自動的に調整される。大部分のアプリケーションでは、この設定を使用する。このフラグと DVCLIENTCONFIG_MANUALVOICEACTIVATED フラグは互いに排他的である。
DVCLIENTCONFIG_ECHOSUPPRESSION
エコー抑制モードをアクティブにする。このモードは、外部スピーカと高感度マイクによる構成で発生するエコーを減少させる。リモート プレーヤーの音声はローカル スピーカで再生されるが、マイクは自動的にミュートされる。ローカル プレーヤーが発信する場合、ローカル入力が停止するまで、リモート プレーヤーの音声の再生はバッファに格納される。ローカル入力が停止した後、再生が再開する。
DVCLIENTCONFIG_MANUALVOICEACTIVATED
転送制御システムを手動音声をアクティブにするモードにする。このモードでは、入力レベルが DVCLIENTCONFIG 型の lThreshold メンバに指定されたレベルを超えると、音声の転送が開始される。入力レベルが指定レベルより下になると、転送は停止する。このフラグは DVCLIENTCONFIG_AUTOVOICEACTIVATED フラグと互いに排他的である。
DVCLIENTCONFIG_MUTEGLOBAL
メイン サウンド バッファの再生をミュートする。DirectPlayVoiceClient8.Create3DSoundBuffer を呼び出して作成されたサウンド バッファのみが再生される。
DVCLIENTCONFIG_PLAYBACKMUTE
すべての DirectPlay Voice 出力の再生をミュートし、再生を停止する。また、受信パケットの圧縮の復元も停止するため、CPU の使用量が減少する。このフラグが指定されている間、パケットは実質的に廃棄される。
DVCLIENTCONFIG_RECORDMUTE
マイクからの入力をミュートし、録音を停止する。また、圧縮も停止するため、CPU の使用量は減少する。

上記のフラグに加え、次のフラグのいずれか一方を設定するか、どちらも指定しないことで、転送方法を制御できる。

DVCLIENTCONFIG_MANUALVOICEACTIVATED または DVCLIENTCONFIG_AUTOVOICEACTIVATED のどちらも指定しない場合、システムはプッシュツートーク モードで動作する。プッシュツートーク モードでは、有効なターゲットが指定されている限り、マイクからの入力は転送される。NULL ターゲットが設定されるか、現在のターゲットがセッションを離れるか、または現在のターゲットが破棄された場合、音声転送は停止する。