CONST_D3DUSAGEFLAGS
リソースの使用方法を定義する定数を定義する。
Enum CONST_D3DUSAGEFLAGS
D3DUSAGE_RENDERTARGET = 1
D3DUSAGE_DEPTHSTENCIL = 2
D3DUSAGE_WRITEONLY = 8
D3DUSAGE_SOFTWAREPROCESSING = 16 (&H10)
D3DUSAGE_DONOTCLIP = 32 (&H20)
D3DUSAGE_POINTS = 64 (&H40)
D3DUSAGE_RTPATCHES = 128 (&H80)
D3DUSAGE_NPATCHES = 256 (&H100)
D3DUSAGE_DYNAMIC = 512 (&H200)
End Enum
定数
- D3DUSAGE_RENDERTARGET
- サーフェスがレンダリング ターゲットとして使用されることを示す。リソースは Direct3DDevice8.SetRenderTarget メソッドの RenderTarget パラメータに渡すことができる。
この使用方法は、レンダリング ターゲット リソースに自動的に適用される。
- D3DUSAGE_DEPTHSTENCIL
- サーフェスが深度ステンシル サーフェスとして使用されることを示す。リソースは、SetRenderTarget の NewZStencil パラメータに渡すことができる。
この使用方法は、深度ステンシル リソースに自動的に適用される。
- D3DUSAGE_WRITEONLY
- アプリケーションはバッファへの書き込みだけを行うことを、システムに通知する。このフラグを使用すると、ドライバは最適なメモリ領域を選択して効率的に書き込み操作やレンダリングを実行できる。この能力を利用して作成したバッファから読み出しを行おうとすると、パフォーマンスが低下することがある。
このフラグは、インデックスおよび頂点バッファ リソースに対してのみ有効である。
- D3DUSAGE_SOFTWAREPROCESSING
- バッファがソフトウェア処理で使用されることを示す。
このフラグは、インデックスおよび頂点バッファ リソースに対してのみ有効である。
- D3DUSAGE_DONOTCLIP
- 頂点バッファの内容が決してクリッピングを要求しないことを示す。
このフラグは、頂点バッファ リソースに対してのみ有効である。
- D3DUSAGE_POINTS
- ポイント スプライトまたはインデックス付きポイント リストの描画に、頂点バッファまたはインデックス バッファを使用することを示す。
- D3DUSAGE_RTPATCHES
- 高次サーフェスの描画に頂点バッファまたはインデックス バッファを使用することを示す。
- D3DUSAGE_NPATCHES
- N パッチの描画に頂点バッファまたはインデックス バッファを使用することを示す。
- D3DUSAGE_DYNAMIC
- 頂点またはインデックス バッファが動的なメモリの使用を必要とすることを示す。この使用方法は、ドライバが配置する場所を決定できるので、ドライバにとって有効である。一般的に、静的な頂点バッファはビデオ メモリに配置され、動的な頂点バッファは AGP メモリに配置される。ほかに静的な使用方法はないことに注意する。D3DUSAGE_DYNAMIC を指定していない場合、静的な頂点バッファが作成される。D3DUSAGE_DYNAMIC は、D3DLOCK_DISCARD および D3DLOCK_NOOVERWRITE ロッキング フラグによって厳密に強制される。その結果、D3DLOCK_DISCARD および D3DLOCK_NOOVERWRITE は、D3DUSAGE_DYNAMIC で作成された頂点およびインデックス バッファに対してだけ有効となる。これらのフラグは、静的な頂点バッファに対しては有効ではない。
D3DUSAGE_DYNAMIC は、管理下の頂点およびインデックス バッファでは指定できないことに注意すること。詳細については、「リソースの管理」を参照すること。
このフラグは、インデックスおよび頂点バッファ リソースに対してのみ有効である。
参照
Direct3DDevice8.CreateCubeTexture、Direct3DDevice8.CreateIndexBuffer、Direct3DDevice8.CreateTexture、Direct3DDevice8.CreateVertexBuffer、Direct3DDevice8.CreateVolumeTexture