Microsoft DirectX 8.0 (Visual Basic)

DirectSound8.CreateSoundBufferFromResource

サンプリング オーディオをプライマリ バッファにミキシングするためのセカンダリ バッファを作成し、リソースからバッファにデータをロードする。サウンド リソースは、WAV または WAVE のどちらかのタイプでなければならない。

object.CreateSoundBufferFromResource( _
  dll As String, _
  resourceName As String, _
  bufferDesc As DSBUFFERDESC _
) As DirectSoundSecondaryBuffer8

指定項目

object
DirectSound8 オブジェクトを指定する。
dll
リソースや、リソースが実行可能ファイルに含まれている場合の vbNullString を含む DLL 名。
resourceName
作成されたサウンド バッファにロードするリソース名。
bufferDesc
作成するサウンド バッファの記述を指定する DSBUFFERDESC 型。メソッドは、データそのものから形式およびサイズを判断するため、fxFormat および lBufferBytes メンバは無視される。

戻り値

DirectSoundSecondaryBuffer8 オブジェクトを返す。

エラー コード

失敗した場合はエラーが発生し、Err.Number に次のいずれかのエラー値が設定される。

DSERR_ALLOCATED
DSERR_BADFORMAT
DSERR_BUFFERTOOSMALL
DSERR_CONTROLUNAVAIL
DSERR_INVALIDCALL
DSERR_OUTOFMEMORY
DSERR_UNINITIALIZED
DSERR_UNSUPPORTED

注意

ハードウェア アクセラレーションを利用できないシステムで DSBCAPS_LOCHARDWARE フラグを使ってバッファを作成しようとすると、メソッドは失敗し、Windows 95 および Windows 98 では DSERR_CONTROLUNAVAIL を返す。Windows 2000 では DSERR_INVALIDCALL を返す。

参照

DirectSound8.CreateSoundBufferDirectSound8.CreateSoundBufferFromFileDirectSound8.DuplicateSoundBuffer