Microsoft DirectX 8.0 (Visual Basic)

DirectInputEffect.Start

エフェクトの再生を開始する。エフェクトが既に再生中ならば、最初から開始される。エフェクトがダウンロードされていないか、または前回のダウンロード以来、変更されている場合は、開始前にエフェクトがダウンロードされる。この処理はデフォルトで行われる。これを抑制するには、DIES_NODOWNLOAD フラグを渡せばよい。

object.Start(iterations As Long, flags As Long)

指定項目

object
DirectInputEffect オブジェクトを指定する。
iterations
連続してエフェクトを再生する回数。エンベロープは、補間ごとに再調整される。

エフェクトを一度だけ再生するには、1 を渡す。明示的に停止されるまで反復再生するには、-1 を渡す。エンベロープを再調整しないで、明示的に停止されるまでエフェクトを再生するには、DirectInputEffect.SetParameters メソッドを使用してエフェクト パラメータを修正し、DIEFFECTlDuration メンバを -1 に変更する。

flags
デバイスがエフェクトをどのように再生するかを表す、CONST_DIESFLAGS 列挙のフラグ。ゼロ、または 1 つ以上のフラグを取ることができる。

エラー コード

失敗すればエラーが発生し、Err.Number に次のいずれかのエラー コードが設定される。

DIERR_INVALIDPARAM
DIERR_INCOMPLETEEFFECT
DIERR_NOTEXCLUSIVEACQUIRED
DIERR_NOTINITIALIZED
DIERR_UNSUPPORTED

注意

このメソッドを成功させるには、デバイスを排他協調レベルで取得しなければならない。

複数回の補間をサポートしないデバイスもある。