Microsoft DirectX 8.0 (Visual Basic)

チュートリアル 6 : メッシュの使い方

複雑なジオメトリは通常 3D モデリング ソフトウェアを使ってモデリングされ、ファイルに保存される。たとえば、.x ファイル フォーマットなどがある。Microsoft® Direct3D® では、メッシュを使ってこれらのファイルからオブジェクトをロードする。メッシュは少し複雑であるが、D3DX には便利な関数が含まれている。Meshes サンプル プロジェクトでは、メッシュに関するトピックを説明し、メッシュのロード、レンダリング、アンロードの方法を示す。

このチュートリアルでは、次のステップで、メッシュをロードおよびレンダリングする方法を示す。

Meshes サンプル プロジェクトのパスは次のとおりである。

(SDK ルート)\Samples\Multimedia\VBSamples\Direct3D\Tutorials\Tut06_Meshes

Meshes サンプル プロジェクトのコードは、Lights サンプル プロジェクトのコードとほぼ同じである。ただし、Meshes サンプル プロジェクトではマテリアルやライトを作成しないポイントが異なる。このチュートリアルでは、メッシュに固有のコードのみに注目し、Direct3D の初期化、レンダリング、またはシャット ダウンについては説明しない。これらのタスクについては、「チュートリアル 1 : デバイスの作成」を参照すること。

このチュートリアルでは、カスタム頂点および頂点バッファを使ってジオメトリを表示する。カスタム頂点タイプの選択および頂点バッファの実装の詳細については、「チュートリアル 2 : 頂点のレンダリング」を参照すること。

また、このチュートリアルでは、行列を利用してジオメトリをトランスフォームする。行列およびトランスフォームの詳細については、「チュートリアル 3 : 行列の使い方」を参照すること。

また、このチュートリアルでは、テクスチャを使ってメッシュのサーフェスを覆う。テクスチャのロードおよび使用の詳細については、「チュートリアル 5 : テクスチャ マップの使い方」を参照すること。