Microsoft DirectX 8.0 (Visual Basic)

DLSEffects

説明

DLSEffects サンプルは、アプリケーションでサウンド エフェクトに DLS 音色を使う方法と、MIDI メッセージを送信する方法を示す。

パス

ソース :(SDK ルート)\Samples\Multimedia\VBSamples\DirectMusic\DLSEffects

実行可能ファイル :(SDK ルート)\Samples\Multimedia\VBSamples\DirectMusic\Bin

ユーザーズ ガイド

[C3] ボタンと [C10] ボタンをクリックしてボーカル エフェクトを再生する。[On] をクリックすると、ハートビート エフェクトが同時に再生される。[Note] スライダと [Pitch Bend] スライダを使うとピッチを変更できる。右のスライダを使ってノートのベロシティ (ボリューム) を設定する。ベロシティの変更は、変更後に開始されたサウンドだけに適用される。

プログラミング メモ

DLS 音色は、Boids.dls から取得する。このコレクションには、Vocals と呼ばれる 1 つの音色だけが含まれている。この音色は、異なるリージョンの異なるウェーブ サンプルまたはノート範囲に基づいている。たとえば、C3 と B3 の間の MIDI ノートを再生すると、最初の話し声のサウンドが使用される。話し声のサウンドが元のピッチで再生されるのは、リージョン内で一番低いノートの場合だけである。

サンプルの 1 つは、ハートビートと呼ばれ、B7 〜 B8 の範囲で有効である。これは話し声のサンプルではないので、ピッチをある程度変更できる。ピッチを変更するには、スライダの設定を変更して、範囲内のさまざまなノートを演奏する。

また、ハートビートは、DLS コレクションの中で、ループ サウンドに基づく唯一のサンプルである。このため、ノートが演奏されている間、連続して再生できる。ほかのサンプルは、ノートの長さに関係なく、再生は 1 回だけである。