Microsoft DirectX 8.0 (Visual Basic)

ScatterGraph サンプル

説明

ScatterGraph サンプルでは、Microsoft® Direct3D® を使用してグラフ表示する方法を示す。このサンプルでは、D3DX フレームワークの RenderToSurface 機能を使用して、テキストおよびビットマップを動的にレンダリングする。

パス

ソース :(SDK ルート)\Samples\Multimedia\VBSamples\Direct3D\AnimKeys

実行可能ファイル :(SDK ルート)\Samples\Multimedia\VBSamples\Direct3D\Bin

ユーザーズ ガイド

サンプルのインターフェイスを右クリックして、ショートカット メニューを表示する。次の表は、使用可能なメニュー コマンドを示している。

コマンド 動作
[Load Data From File] .csv (カンマ区切り) ファイルから新しいデータをロードする。.csv ファイルは、Microsoft Excel またはその他のスプレッドシート プログラムからエクスポートできる。
[Reset Orientation] ビューポイントを既知の状態にリセットする。
[Show Connecting Lines] データの順序が重要な場合に、データ ポイントを接続する。
[Show Height Lines] その他の値と比べて y 値を簡単に表示できる。
[Show Foot Lines] x-z 関係を簡単に表示できる。
[Show Base Plane] y=0 の平面を表示する。
[Auto Rotate] 回転のオンとオフを切り替える。

このファイルは、先頭の行および列が、データにタイトル付けするヘッダーとなるようにフォーマットする必要がある。ヘッダーには、この部分にピクチャが含まれていることを示すタグ TEXTURE:filename.bmp を指定できる。残りのデータ部は数値でなければならない。例については、(SDK ルート)\Samples\Multimedia\VBSamples\Media の Bargraphdata.csv を参照すること。

マウス ボタンを押さえてドラッグすると、グラフが回転する。

次の表は実装されているキーを示している。

キー 動作
カメラを右に移動する。
カメラを左に移動する。
カメラを上に移動する。
カメラを下に移動する。
W カメラを前方に移動する。
S カメラを後方に移動する。
E カメラを右に回転する。
Q カメラを左に回転する。
A カメラを上に回転する。
Z カメラを下に回転する。

プログラミング上の注意

このサンプルでは、ヘルパー関数などのプログラミング要素から構成される Microsoft DirectX® コードを使用する。このコードは、DirectX SDK のほかのサンプルと共有されている。共通のソース コードは、(SDK ルート)\Samples\Multimedia\VBSamples\Common にある。