Platform SDK: DirectX

DirectPlayMessage

DirectPlayMessage クラスは、メッセージ データを読み書きするためのメソッドを提供する。アプリケーションで DirectPlayMessage オブジェクトを作成するには、DirectPlay4.CreateMessage メソッドを使用する。メッセージ オブジェクトは、DirectPlay4.Receive メソッドまたは DirectPlayLobby3.ReceiveLobbyMessage メソッドによって取得される。

メッセージには、任意のタイプのデータを含めることができる。これらのタイプは、メッセージ内で自由に組み合わせることができる。アプリケーションでは、データが記述された順序と同じ順序で、データを読み取る必要がある。

システム メッセージには、メッセージのタイプを示す最初の要素として、Long が常に存在する。この値を読み取ってメッセージのタイプを判断したら、DirectPlayMessage の読み取りメソッドを使用して、残りのデータを適切に解析することができる。各種のシステム メッセージのデータ書式に関する詳細については、「CONST_DPSYSMSGTYPES」を参照すること。

DirectPlayMessage クラスのメソッドは、以下のグループにまとめることができる。

データの読み取り GetMessageData
  MoveToSecureMessage
MoveToTop
ReadByte
ReadDouble
ReadGuid
ReadLong
ReadShort
ReadSingle
ReadString
ReadSysChatString
ReadSysMsgConnection
ReadSysMsgData
ReadSysMsgSessionDesc
データの書き込み SetMessageData
  WriteByte
WriteDouble
WriteGuid
WriteLong
WriteShort
WriteSingle
WriteString
その他 Clear
  GetMessageSize