DirectX Foundation のコンポーネント
DirectX Foundation は以下のコンポーネントで構成される。
- Direct3D は、上位レベルの保持モード インターフェイスと下位レベルの直接モード インターフェイスを提供する。保持モード インターフェイスを使うと、完全な 3D グラフィック システムを簡単に実装することができ、直接モード インターフェイスを使うと、レンダリング パイプラインをアプリケーションから完全に制御することが可能になる。直接モードの詳細については、「Direct3D 直接モードについて」を参照すること。保持モードの詳細については、「Direct3D 保持モードの紹介」を参照すること。
- Direct3D には今回、ヘルパー層の Direct3DX ユーティリティ ライブラリが用意され、3D グラフィックス開発の一般的なタスクを簡略化することができる。「Direct3DX ユーティリティ ライブラリについて」を参照すること。
- DirectDraw は、オフスクリーン ディスプレイ メモリ内に置かれたビットマップへの直接アクセスや、ハードウェアのブリット機能、バッファ フリッピング機能などへの超高速アクセスを提供することにより、ハードウェアおよびソフトウェアのアニメーション技術の質を向上させる。詳細については、「DirectDraw について」を参照すること。
- DirectInput は、あらゆる種類の入力とフォース フィードバック デバイスをサポートする。詳細については、「DirectInput について」を参照すること。
- DirectMusic は、メッセージ ベースのデータと共に機能し、音楽再生、およびリアルタイム アレンジやさまざまな演奏を伴う DLS ベースのサウンド エフェクト用に完全なシステムを提供する。DirectX のこのコンポーネントの詳細については、「DirectMusic について」を参照すること。
- DirectPlayは、モデムまたはネットワークを介したゲーム間接続を容易に行えるようにする。詳細については、「DirectPlay について」を参照すること。
- DirectSetup は、一度の呼び出しでインストールを完了できる DirectX プロシージャを提供する。詳細については、「DirectSetup について」を参照すること。
- DirectSound は、ウェーブ サウンドを再生でき、ハードウェアとソフトウェアのミキシング、3D ポジショニング、およびサウンド キャプチャをサポートする。詳細については、「DirectSound について」を参照すること。