Platform SDK: DirectX

DirectSound.GetCaps

DirectSound.GetCaps メソッドは、DirectSound オブジェクトとして表されているハードウェア デバイスの能力を取得する。

object.GetCaps(caps As DSCAPS)

パラメータ

object
DirectSound オブジェクトを表すオブジェクト式。
caps
サウンド デバイスの能力を保持している DSCAPS 型。

エラー コード

失敗すればエラーが発生し、Err.Number に次のいずれかのエラー コードが設定される。

DSERR_GENERIC
DSERR_UNINITIALIZED

注意

DSCAPS 型に保持されている情報は、ハードウェア ミキシング チャンネルの数、オンボード サウンド メモリの容量など、サウンド デバイスの最大能力と、現在使用可能な能力を記述する。これらの情報を使って性能を調整し、リソースの割り当てを最適化できる。

リソースの共有が前提となっているため、ある分野で最大の能力を利用すると、他の分野がその影響を受けることがある。たとえば、ハードウェア スタティック サウンド バッファが 1 つも利用できない場合は、最大数のストリーム サウンド バッファのハードウェア ミキシングが使用可能になる。

参照

DirectX7.DirectSoundCreate