Platform SDK: DirectX |
ファイルからロードできるすべての DirectMusic オブジェクトは、DirectMusic ローダーと組み合わせて動作するように、IDirectMusicObject インターフェイスをサポートしている。新しいタイプのオブジェクトは、このインターフェイスを実装しなければならない。詳細については、「カスタム ロード」を参照すること。
ほとんどのアプリケーションは、このインターフェイスのメソッドを直接使用しない。ただし、IDirectMusicObject::GetDescriptor を使って、オブジェクトの名前、GUID、ファイル パス、バージョンなど、オブジェクトに関する情報を問い合わせることができる。
IDirectMusicObject インターフェイスは、別のインターフェイスの QueryInterface メソッドを呼び出すことによって取得しなければならない。CoCreateInstance を使って呼び出すことはできない。
IDirectMusicObject インターフェイスは、以下のメソッドをサポートする。
ディスクリプタ | GetDescriptor |
ParseDescriptor | |
SetDescriptor |
すべての COM インターフェイスは、IUnknown インターフェイス メソッドを継承する。IUnknown インターフェイスは、以下の 3 つのメソッドをサポートする。
IUnknown | AddRef |
QueryInterface | |
Release |
LPDMUS_OBJECT 型は、IDirectMusicObject インターフェイスへのポインタとして定義されている。
typedef IDirectMusicObject __RPC_FAR *LPDMUS_OBJECT;
Windows NT/2000 : Windows 2000 が必要。
Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
ヘッダー : dmusici.h で宣言。