Platform SDK: DirectX |
Direct3D は、Microsoft® Windows® 搭載のコンピュータ上で世界に通用するゲームやインタラクティブ 3D グラフィックスを使えるようにすることを目的に設計されている。Direct3D では、3D ビデオディスプレイ ハードウェアへのデバイスに依存したアクセスを、デバイスに依存しない方法で行うことができる。Direct3D は 3D ハードウェア向けの描画インターフェイスである。
Direct3D には、直接モードおよび保持モードの 2 つのモードがある。保持モードは、短時間での開発を必要としたり、階層構造やアニメーション用に保持モードがサポートする機能を利用するプログラマ向けの、上位レベル 3D API (application programming interface) である。
Direct3D 直接モードは、ゲームやその他の高性能マルチメディア アプリケーションを Windows オペレーティング システムに移植する必要がある開発者には理想的な下位レベル 3D API である。直接モードは、アクセラレータ ハードウェアと下位レベルでやり取りするアプリケーションのための方法で、デバイスには依存しない。Direct3D 保持モードは、直接モードの上位に構築されている。
次に示すのは、Direct3D の最新機能である。
保持モードの代わりに直接モードを使用する開発者は、一般にはハイパフォーマンス プログラミングの経験があり、3D グラフィックスを経験しているかもしれない。この SDK 付属のサンプル コードは、直接モードについて理解するための最良の情報源である。サンプル コードは、実際のアプリケーションでの Direct3D 直接モードの使用方法を示す。