Platform SDK: DirectX

チュートリアル 2 : マウスの使用

[Visual Basic]

ここでは、C++ でのアプリケーション開発について説明する。Visual Basic については、「DirectInput Visual Basic チュートリアル」を参照すること。

[C++]

このチュートリアルでは、マウス デバイスをセットアップし、入力のバッファリング データを取得する作業を順を追って説明する。この例は、Scrawl サンプルを基にしている。

マウス入力の準備を行うには、まず、DirectInput オブジェクトのインスタンスを作成する。次に、IDirectInput7::CreateDeviceEx メソッドを使用して、IDirectInputDevice7 インターフェイスのインスタンスを作成する。IDirectInputDevice7 インターフェイスの各メソッドは、デバイスの操作、デバイスの動作の設定、およびデータの取得を行うのに使用する。

DirectInput システムのセットアップの準備手順とシステムを終了する最後の手順は、どのアプリケーションでも同じであり、「チュートリアル 1 : キーボードの使用」で説明してある。

このチュートリアルでは、必要なタスクを以下の手順に分割している。

 :  アプリケーションが排他協調レベルでマウスを取得しているとき、Windows はマウス ポインタを画面に表示しない。このため、アプリケーションには、簡単なスプライト エンジンが必要となる。Scrawl サンプル アプリケーションでは、Win32 関数の DrawIcon を使用して十字カーソルを画面に表示する。