DMUS_IO_STYLECURVE
DMUS_IO_STYLECURVE 構造体は、スタイル内の曲線に関する情報を保持する。この構造体は、スタイル形式内で使われる。
typedef struct _DMUS_IO_STYLECURVE {
MUSIC_TIME mtGridStart;
DWORD dwVariation;
MUSIC_TIME mtDuration;
MUSIC_TIME mtResetDuration;
short nTimeOffset;
short nStartValue;
short nEndValue;
short nResetValue;
BYTE bEventType;
BYTE bCurveShape;
BYTE bCCData;
BYTE bFlags;
} DMUS_IO_STYLECURVE;
- mtGridStart
- 曲線が発生するグリッドの開始タイム。
- dwVariation
- この曲線が所属するバリエーション。各ビットは 32 あるバリエーションのいずれかに対応する。
- mtDuration
- 曲線の持続時間。
- mtResetDuration
- 曲線が終了した後、リセット値を設定するまでの時間。
- nTimeOffset
- 曲線が発生する mtGridStart からのオフセット。
- nStartValue
- 開始値。
- nEndValue
- 終了値。
- nResetValue
- 曲線のリセット値。mtResetDuration の経過後、またはフラッシュ (解放) や無効化の際に設定される。
- bEventType
- 曲線のタイプ。詳細については、「DMUS_IO_CURVE_ITEM」を参照すること。
- bCurveShape
- 曲線のシェイプ。詳細については、「DMUS_IO_CURVE_ITEM」を参照すること。
- bCCData
- コントロール チェンジ タイプの場合は、CC 番号を指定する。
- bFlags
- デフォルトのタイムに達したとき、または移行部が原因で無効化が発生したときに nResetValue を設定しなければならない場合は、この値を 1 に設定する。この値を 0 に設定した場合は、曲線は新しい値に永続的にとどまる。他のすべてのビットは予約されている。
Windows NT/2000 : Windows 2000 が必要。
Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
ヘッダー : dmusicf.h で宣言。
参照
DMUS_CURVE_PMSG、DMUS_IO_CURVE_ITEM