Platform SDK: DirectX

DirectSetup について

[Visual Basic]

ここでは、C++ でのアプリケーション開発について説明する。Visual Basic で記述されたアプリケーションの配布については、「DirectX for Visual Basic アプリケーションのインストール」を参照すること。

[C++]

DirectSetup は、DirectX のすべてのコンポーネントを一度の呼び出しでインストールするためのシンプルな API である。この API の意義は、単に便利というだけにとどまらない。DirectX は複雑な構成になっているため、インストールも複雑なタスクとなる。そのため、DirectX のインストールは手動で行うべきではない。

さらに、DirectSetup を使用することで、DirectPlayLobby オブジェクトを用いるアプリケーションに必要な Microsoft® Windows® オペレーティング システムのレジストリ情報を自動的にインストールできる。このレジストリ情報は、DirectPlayLobby オブジェクトによるアプリケーションの列挙および起動に必要とされる。

DirectSetup には、いくつかの API 関数と構造体が含まれる。そのほか、インストール プロセス用のユーザー インターフェイスをアプリケーション側でカスタマイズするためのプロトタイプとして、DirectXSetupCallbackFunction も用意されている。DirectX SDK には、このコールバック関数の使用例を示すサンプル アプリケーションが収録されている。詳細については、「Dinstall サンプル」を参照すること。