Platform SDK: DirectX

IDirectDrawGammaControl

アプリケーションは IDirectDrawGammaControl インターフェイスのメソッドを使用して、プライマリ サーフェスの赤、緑、および青ガンマ ランプ レベルを調整する。ここでは、このインターフェイスのメソッドのリファレンスを提供する。このインターフェイスは、DirectDrawSurface オブジェクトによってサポートされる。つまり、IID_IDirectDrawGammaControl 参照識別子を指定して DirectDrawSurface オブジェクトの IUnknown::QueryInterface メソッドを呼び出すことで、このインターフェイスへのポインタを取得できる。

概念の概要については、「ガンマ コントロールとカラー コントロール」を参照すること。

インターフェイスには以下のメソッドがある。

ガンマ ランプ GetGammaRamp
  SetGammaRamp

すべての COM インターフェイスと同様、IDirectDrawGammaControl インターフェイスは IUnknown インターフェイス メソッドを継承する。IUnknown インターフェイスは、以下の 3 つのメソッドをサポートする。

IUnknown AddRef
  QueryInterface
Release

LPDIRECTDRAWGAMMACONTROL データ型を使用すると、IDirectDrawGammaControl インターフェイスへのポインタを含む変数を宣言できる。ddraw.h ヘッダー ファイルは、以下のコードでこれらのデータ型を宣言する。

typedef struct IDirectDrawGammaControl    FAR *LPDIRECTDRAWGAMMACONTROL;

動作環境

  Windows NT/2000 :Windows 2000 が必要。
  Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
  ヘッダー : ddraw.h で宣言。
  インポート ライブラリ : ddraw.lib を使用。