Platform SDK: DirectX

DMDonuts サンプル

[Visual Basic]

ここでは、C および C++ でのアプリケーション開発について説明する。Visual Basic については、「DirectMusic Visual Basic サンプル」を参照すること。

[C++]

説明

DM Donuts は、Space Donuts サンプルに、ゲーム イベントに応じた音楽を追加したものである。

パス

ソース ファイル :(SDK ルート)\Samples\Multimedia\Dmusic\Src\DMDonuts

実行可能ファイル :(SDK ルート)\Samples\Multimedia\DMusic\Bin\Dmdonuts.exe

ユーザーズ ガイド

ドーナツが宇宙に浮かんでいる間は、静かな音楽である点に注意すること。方向キーを押すと、宇宙船が移動する。宇宙船が周囲で跳ね返ったときに、それに合わせて音楽とリズムが変化することを確認する。

Space キーを押して、ドーナツに弾を当てる。直ちに爆発音が鳴り、バックグランド ミュージックが大きくなる。

数値キーパッドの 7 キーを押すと、シールドがオンになる。シールドの内側で聞いているかのように、音楽が消音されている点に注意する。

すべてのドーナツの断片を破壊すると、直ちに音楽は終了部に移り、次のレベルが、次のミュージック テーマの先頭から開始される点に注意すること。

音楽が同じでない点に注意すること。

[Game] メニューで入力デバイスを変更すると、ジョイスティックで宇宙船を操作することができる。

次の一覧に、すべてのゲーム コマンドを示す。数字はすべて数値キーパッドから入力しなければならない。"Joy" はジョイスティック ボタンを表す。

キー コマンド
ESCF12 終了
4 左旋回
6 右旋回
5 (Joy 3) 停止
8 前方へ加速
2 後方へ加速
7 (Joy 2) シールド
Space (Joy 1) 発射
Enter ゲーム開始
F1 残像エフェクトのオン/オフ
F5 フレーム レートの表示のオン/オフ
F7 音楽のオン/オフ
F10 メイン メニュー

デフォルトの表示は、640x480 で 256 色である。コマンド ラインで、別の解像度と色数を指定することができる。

このゲームでは、次のコマンド ライン スイッチが使用される。大文字と小文字は区別される。

e ハードウェア アクセラレーションではなく、ソフトウェア エミュレーションを使用する。
t テスト モード。入力を必要としない。
x ストレス モード。プレーヤーが操作しなければ止まらない。

これらのスイッチの後に、x 解像度、y 解像度、およびピクセルあたりのビット数を指定することもできる。たとえば、次のように指定する。

donuts -t 800 600 16
 

プログラミング上の注意

ここでは、次のテクニックが使用されている。

デフォルトでは、このサンプルはソフトウェア シンセサイザで動作する。ハードウェアでの DLS 合成をサポートするオペレーティングシステムでは、_SOFTWARE_SYNTH_ コンパイル フラグを定義せずに、サンプルを再コンパイルすること。