Platform SDK: DirectX

CONST_DDSURFACECAPSFLAGS

CONST_DDSURFACECAPSFLAGS 列挙は、DDSCAPS2 型の lCaps メンバで使用され、サーフェスの能力を記述する。

Enum CONST_DDSURFACECAPSFLAGS
    DDSCAPS_3DDEVICE        =        8192
    DDSCAPS_ALLOCONLOAD     =    67108864
    DDSCAPS_ALPHA           =           2
    DDSCAPS_BACKBUFFER      =           4
    DDSCAPS_COMPLEX         =           8
    DDSCAPS_FLIP            =          16
    DDSCAPS_FRONTBUFFER     =          32
    DDSCAPS_HWCODEC         =     1048576
    DDSCAPS_LIVEVIDEO       =      524288
    DDSCAPS_LOCALVIDMEM     =   268435456
    DDSCAPS_MIPMAP          =     4194304
    DDSCAPS_MODEX           =     2097152
    DDSCAPS_NONLOCALVIDMEM  =   536870912
    DDSCAPS_OFFSCREENPLAIN  =          64
    DDSCAPS_OPTIMIZED       = -2147483648
    DDSCAPS_OVERLAY         =         128
    DDSCAPS_OWNDC           =      262144
    DDSCAPS_PALETTE         =         256
    DDSCAPS_PRIMARYSURFACE  =         512
    DDSCAPS_RESERVED2       =     8388608
    DDSCAPS_STANDARDVGAMODE =  1073741824
    DDSCAPS_SYSTEMMEMORY    =        2048
    DDSCAPS_TEXTURE         =        4096
    DDSCAPS_VIDEOMEMORY     =       16384
    DDSCAPS_VIDEOPORT       =   134217728
    DDSCAPS_VISIBLE         =       32768
    DDSCAPS_WRITEONLY       =       65536
    DDSCAPS_ZBUFFER         =      131072
End Enum
DDSCAPS_3DDEVICE
このサーフェスが、3D レンダリングに使用できることを示す。アプリケーションはこのフラグを使い、デバイスが適切なヒープから割り当てられたオフスクリーン サーフェスのある特定のヒープだけをレンダリングできることを保証する。このフラグがヒープに対して設定されている場合、サーフェスはそのヒープから割り当てられない。
DDSCAPS_ALLOCONLOAD
使用しない。DirectDraw と Direct3D では無視される。
DDSCAPS_ALPHA
このサーフェスが、アルファ専用情報を含むことを示す。
DDSCAPS_BACKBUFFER
このサーフェスが、サーフェス フリッピング型のバック バッファであることを示す。通常、この能力は、DDSCAPS_FLIP フラグが使用されるときに CreateSurface メソッドで設定される。DDSCAPS_FRONTBUFFER サーフェスの直前のサーフェスだけ、この能力が設定される。ほかのサーフェスは、DDSCAPS_FLIP フラグの存在、アタッチの順序、および DDSCAPS_FRONTBUFFER と DDSCAPS_BACKBUFFER 能力の欠如により、バック バッファと識別される。この能力が CreateSurface メソッドに送られると、スタンドアロン バック バッファを作成する。このメソッドの呼び出し後、このサーフェスはフロント バッファ、別のバック バッファ、またはその両方にアタッチすることができ、フリッピング サーフェス型が形成される。詳細については、「DirectDrawSurface7.AddAttachedSurface」を参照すること。DirectDraw は、フリッピング型のサーフェスにおける任意の数をサポートする。
DDSCAPS_COMPLEX
複合サーフェスが記述されていることを示す。複合サーフェスは、1 つ以上のサーフェスの作成をもたらす。追加サーフェスは、ルート サーフェスにアタッチされる。複合型は、単にルートを破棄することで破棄できる。
DDSCAPS_FLIP
このサーフェスが、サーフェス フリッピング型の一部であることを示す。この能力が CreateSurface メソッドに渡される場合、フロント バッファと 1 つ以上のバック バッファを作成する。DirectDraw は、フロント バッファ サーフェスに DDSCAPS_FRONTBUFFER ビット、およびフロント バッファ サーフェスに隣接するサーフェスに DDSCAPS_BACKBUFFER ビットを設定する。DDSURFACEDESC2 型の lBackBufferCount メンバは、メソッドの呼び出しが成功するために、少なくとも 1 に設定する必要がある。CreateSurface メソッドで複数のサーフェスを作成する場合、DDSCAPS_COMPLEX 能力を常に設定しなくてはならない。
DDSCAPS_FRONTBUFFER
このサーフェスが、サーフェス フリッピング型のフロント バッファであることを示す。一般的にこのフラグは、DDSCAPS_FLIP 能力を設定する場合に、CreateSurface メソッドで設定される。この能力が CreateSurface メソッドに送られると、スタンドアロン フロント バッファを作成する。このサーフェスには、DDSCAPS_FLIP 能力がない。DirectDrawSurface7.AddAttachedSurface を使って、ほかのバック バッファにアタッチすることができ、フリッピング型を形成する。
DDSCAPS_HWCODEC
このサーフェスが、ハードウェアにより圧縮を解除されたストリームを持つことができることを示す。
DDSCAPS_LIVEVIDEO
このサーフェスが、ライブ ビデオを受け取れることを示す。
DDSCAPS_LOCALVIDMEM
このサーフェスが、非ローカル ビデオ メモリではなく、真のローカル ビデオ メモリに存在することを示す。このフラグを指定すると、DDSCAPS_VIDEOMEMORY も同様に指定しなくてはならない。このフラグは、DDSCAPS_NONLOCALVIDMEM フラグと共に使用できない。
DDSCAPS_MIPMAP
このサーフェスが、1 レベルのミップマップであることを示す。このサーフェスをほかの DDSCAPS_MIPMAP サーフェスにアタッチすると、ミップマップを形成できる。これは、多数のサーフェスの作成、および DirectDrawSurface7.AddAttachedSurface メソッドの使用によるアタッチにより明示的に行われるか、または CreateSurface メソッドの使用により暗に行われる。この能力を設定する場合、DDSCAPS_TEXTURE も設定しなくてはならない。
DDSCAPS_MODEX
このサーフェスが、320×200 または 320×240 のモード X サーフェスであることを示す。
DDSCAPS_NONLOCALVIDMEM
このサーフェスが、真のローカル ビデオ メモリではなく、非ローカル ビデオ メモリに存在することを示す。このフラグを指定すると、DDSCAPS_VIDEOMEMORY フラグも同様に指定しなくてはならない。これは、DDSCAPS_LOCALVIDMEM フラグと共に使用することはできない。
DDSCAPS_OFFSCREENPLAIN
このサーフェスが、オーバーレイ、テクスチャ、Z バッファ、フロント バッファ、バック バッファ、またはアルファ サーフェスのどれでもないオフスクリーン サーフェスであることを示す。平面サーフェスを識別するために使用される。
DDSCAPS_OPTIMIZED
現時点では、実装されていない。
DDSCAPS_OVERLAY
このサーフェスが、オーバーレイ サーフェスであることを示す。現在、プライマリ サーフェスにオーバーレイされているかどうかにより、直接的に表示されるかどうかが決まる。DDSCAPS_VISIBLE は、サーフェスが現時点でオーバーレイされているかどうかを決定するために使用できる。
DDSCAPS_OWNDC
このサーフェスが、長時間にわたりデバイス コンテキスト (DC) 関連であることを示す。
DDSCAPS_PALETTE
このデバイス ドライバにより、固有の DirectDrawPalette オブジェクトを作成してこのサーフェスにアタッチできることを示す。
DDSCAPS_PRIMARYSURFACE
サーフェスが、プライマリ サーフェスであることを示す。このサーフェスが現在表示されていることを表す。
DDSCAPS_RESERVED2
将来的な使用のために確保されている。
DDSCAPS_STANDARDVGAMODE
このサーフェスが標準 VGA モード サーフェスであり、モード X サーフェスではないことを示す。このフラグは、DDSCAPS_MODEX フラグの組み合わせで使用することはできない。
DDSCAPS_SYSTEMMEMORY
このサーフェス メモリが、システム メモリに割り当てられたことを示す。
DDSCAPS_TEXTURE
このサーフェスが、3D テクスチャとして使用できることを示す。ただし、必ずしも 3D テクスチャとして使用しなくてはならないということではない。
DDSCAPS_VIDEOMEMORY
このサーフェスが、ディスプレイ メモリに存在することを示す。
DDSCAPS_VIDEOPORT
このサーフェスが、ビデオ ポートからデータを受け取れることを示す。
DDSCAPS_VISIBLE
このサーフェスに対して行われる変更が、即座に表示されることを示す。オーバーレイされる間のオーバーレイや、テクスチャされる間のテクスチャ マップに対するのと同様、プライマリ サーフェスに対して常に設定される。
DDSCAPS_WRITEONLY
サーフェスが、書き込み専用となることを示す。サーフェスからの読み込みアクセスが、一般保護 (GP) エラーを発生する可能性もある。このサーフェスからの読み込み結果は意味がない。
DDSCAPS_ZBUFFER
このサーフェスが、Z バッファであることを示す。Z バッファには、表示されない情報を含む。代わりに、Z バッファには、どのピクセルが表示され、どのピクセルが表示されないかを決定するのに使用するビット深度情報を含む。