├─ TAU Software's Original Games ─────────────────┤ 『ひっとん』--"HITTON" 2000 TAU Software ├─────────────────────────── for X680x0 ─┤ << USER'S MANUAL (ユーザーズ マニュアル)>> ** このソフトウェアの推奨メモリは、2MB以上です。 (1MBでの起動については、以下のマニュアルをご覧下さい) ** このソフトウェアには、以下のファイルが含まれています! (DOCSディレクトリ内) > HTN_MAN.DOC (ユーザーズマニュアル(本ファイル)) > HTN_ZADN.DOC (座談会(付録)) (ルートディレクトリ) > HTN_MAIN.X (ゲーム本体) > HTN_TXDT.DAT (テキストデータ) > HTN_SPDT.SP (スプライトパターンデータ) > HTN_SPDT.PAL (スプライトパレットデータ) > HTN_GRDT.DAT (グラフィックデータ) > HTN_MSDT.ZPD (音楽・効果音データ) > HTN_MSDT.ZMS (音楽・効果音データ) > HTN_RCDT.DAT (記録データ) > HTN_NULL.DAT (記録データ(おまけ)) > HTN_SRC.LZH (ソースファイル) ━┳━━━━━━━┓ ─┃ ◆ 目次 ┃────────────────────────── ┗━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 0.はじめに 5.ゲームの終了 1.ゲームの起動 6.その他の機能(セーブ、スイッチ) 2.キー操作説明 7.謝辞(制作にあたって) 3.ゲームの内容 8.おわりに 4.各画面の説明 ━┳━━━━━━━━━┓ ─┃ 0.はじめに ┃──────────────────────── ┗━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 落ち物ゲームというジャンルがあります。特定の形あるいは種類の『何か』が 落下してきて、これらをあるルールにしたがって並べていき消していく。っつう やつです。「テトリス」「コラムス」とか「ぷよぷよ」なんかが有名ですね。 で、「ぷよぷよ」に感銘を受けた作者は、「いつか、落ち物ゲームも作ってみた いな」なんて思う訳です。でも、悲しいかな作者には斬新なルールを思い付く頭 がなかったのです。じゃあ、どうしよう?・・・ビジュアルで差を付けるのは私 には無理っぽいし、プログラミング技量もたかが知れている・・・。 で、結局「ここは、思い切って出来るだけシンプルにしてみよう!」ってな事に なりました。フィールドも一行だけ、基本的にワンボタンで出来るゲーム。 こんなコンセプトのもと「ひっとん」なるゲームが誕生した訳です。 やけにシンプルで、結構単調ですが、こんなゲームの方が大作よりはまれるん じゃないかなと思っています。楽しんで頂ければ幸いです。 あ、あと、もしかしたらもう、他の誰かが同じ内容のゲームを作っているかも しれませんけど、そこは大目に見て下さい、ね。 (・・・、なんか言い訳っぽい・・・) ━┳━━━━━━━━━━━┓ ─┃ 1.ゲームの起動 ┃────────────────────── ┗━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (**既に、起動の準備が整っているという場合は、読み飛ばして下さい!!) このゲームは、Human68k上で作動します。起動の前に、以下の物(あるいは同 等品)が常駐されていることを確認して下さい。 ・FLOAT?.X ・ZMUSIC.X (Ver 2.0) (常駐しない場合は、音楽無しで起動します) ・IOCS.X(無くても結構ですが、なるべく常駐させて下さい(特に10MHz機)) なお、PCM8.X は、なるべく常駐を外して下さい! また、1MBユーザーの方は、これ以外の常駐物を出来るだけ外し、ZMUSIC.X の代わりに、機能縮小版ZMSC.Xを常駐するなどして、フリーメモリを出来るだけ 確保して下さい。そうでないと、メモリ不足で起動出来ません。(それでも駄目 な場合は、音源ドライバを外し、BGM演奏なしで起動して下さい) 次にカレントドライブに、以下のものがあることを確認して下さい。 > HTN_MAIN.X (ゲーム本体) > HTN_TXDT.DAT (テキストデータ) > HTN_SPDT.SP (スプライトパターンデータ) > HTN_SPDT.PAL (スプライトパレットデータ) > HTN_GRDT.DAT (グラフィックデータ) > HTN_MSDT.ZPD (音楽・効果音データ) > HTN_MSDT.ZMS (音楽・効果音データ) > HTN_RCDT.DAT (記録データ) ※音楽・効果音データが無いと音楽無しで起動します。また、記録データは存在 していなくても起動します。詳しくは、「6.その他の機能」を見て下さい。 以上の確認が終わりましたら、コマンドラインから次のように打ち込んで リターンキーを押して下さい。 @>HTN_MAIN.X 何も問題が無ければ、これで起動します! もし起動しない場合は、もう一度環境を確認してから起動し直してください!! ━┳━━━━━━━━━━━┓ ─┃ 2.キー操作説明 ┃────────────────────── ┗━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このゲームは、ジョイパッド(スティック)及び、キーボードで操作します。 ここでは、それぞれのキーの役割を説明します! なお、1プレイヤー([1P])、2プレイヤー([2P])別に表記します。 ┌──────────────────────────────────┐ ■ キーボードの場合 ■ <選択キー> [1P] [2P] W ↑ 8 A D ← → or 4 6 X ↓ 2 (カーソルキー) (テンキー) <確定キー> [1P]・・・ [CTRL] or [XF1] or [S] or [RETURN] or [SPACE] [2P]・・・ [OPT.1] or [ENTER] or [5] <取消キー> [1P]・・・ [SHIFT] or [XF2] [2P]・・・ [OPT.2] or [CLR] or [0] ※ 以下は、キーボードのみに存在するキーです。 <ポーズキー> ・・・ [F6] <終了キー> ・・・・ [ESC]+[Q](2つのキーを同時に押す) ■ ジョイパッドの場合 ■ <選択キー> ↑ ← → ↓ <確定キー>・・・Aボタン (十字キー) <取消キー>・・・Bボタン ※ [1P]: JOY STICK 1 / [2P]: JOY STICK 2 ※ アナログジョイスティックには、対応していません! (対応しているわけが、ない!!) └──────────────────────────────────┘ <選択キー> タイトル画面で項目を選んだり、名前登録の時に文字を選択するのに使用し ます。なお、ゲーム中で[→]を押すと、ブロックの移動速度が速くなります。 <確定キー> 項目の確定やゲームの開始、及び待機状態から抜け出す時に使用します。 <取消キー> 名前入力時や待機状態から抜け出す時などに使用します。 <ポーズキー> ゲームを一時中断したい時に使用します。 <終了キー> 強制終了する時に使用します。 ※ タイトル画面では、[1P]・[2P]どちらのキーでも、同等の操作が出 来ます。また、<ポーズキー>、<終了キー>は[1P]・[2P]共通です。 以下では、特別なことがない限り、キーを上記<>内のように表記します! ━┳━━━━━━━━━━━┓ ─┃ 3.ゲームの内容 ┃────────────────────── ┗━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 起動をして少し待つと、タイトル画面が表示されます。ここで「すたーと」を 選んで、<確定キー>を押すとゲーム画面が表示されます。 上の方が[1P]で下の方が[2P]用のフィールドです。それぞれのフィー ルドは独立していて関連はありません。(対戦は無いってことね!) プレイしたい方の<確定キー>を押すとゲームが始まります。 左の方からブロックが右に向かって移動していきます。ブロックは、一番右か ブロックのあるところまで来ると止まります。ただし、<確定キー>を押してい ると既にブロックがあるところでもすり抜けて移動していきます。これをうまく 利用して同じ色のブロックを3つ並べて下さい。するとブロックが消滅します。 消滅した左側にブロックがあると右に詰められます。この結果、また同色ブロッ クが3つ以上並ぶとブロックが消滅し、繰り返します。 繰り返し消滅させると高得点になります。ぜひ狙って下さい。ブロックを消し ていくと、レベルが上がっていきます。レベルが上がるとブロックの移動速度が 上がったりして難しくなっていきます。 ブロックは、次々に左から出現してきます。ブロックが画面左まで一杯になっ てしまうとゲームオーバーです。スコアが今までより高いと、名前を要求されま す。<選択キー>で文字を選び、<確定キー>・<取消キー>でカーソルを前後 に動かして名前を入力して下さい。4文字目で<確定キー>押すとエントリーさ れます。この後、待機状態になります。<確定キー>で再びゲームが始まります。 高得点を目指してひたすらブロックを消しまくって下さいね! ━┳━━━━━━━━━━━┓ ─┃ 4.各画面の説明 ┃────────────────────── ┗━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 以下では、各画面ごとの操作を説明します。 << タイトル画面 >> ゲームを起動して、最初に現れる画面です。ゲーム開始や、ランキングの表示 終了等が出来ます。 <選択キー>の上下で項目を選択して<確定キー>押して下さい。 なお「おしまい」を選択すると特に確認なく終了します。注意して下さい。 <<ゲーム画面>> タイトル画面の「すたーと」を選択するとゲーム画面が表示されます。 上が[1P]用、下が[2P]用フィールドですです。前にも書きましたが、そ れぞれ、独立しています。プレイしたい方([1P]or[2P])のキーで操作して下さい。 「ぼたんをおしてね!」と表示されている状態で<確定キー>を押すとゲーム がはじまります。 ゲーム中は、<確定キー>でブロックのすり抜け、<選択キー>の[→]で高 速移動です。 ブロックが画面左まで一杯になるとゲームオーバーです。得点が高いと名前の 入力を要求してきます。<選択キー>の左右で文字を選んで下さい。(上下は、 あかさたな・・・行の移動)<確定キー>で文字を確定していきます。もし、確定 した文字を修正したい時は<取消キー>を押して下さい。4文字確定すると名前 がエントリーされ、ランキング画面に表示されます。 ゲームオーバー後、再び「ぼたんをおしてね!」と表示されます。再プレイし たい時は<確定キー>を押して下さい。[1P]・[2P]共に<確定キー>を 押さないでいると自動的にタイトル画面に戻ります。 ゲーム中、ポーズをしたい時は<ポーズキー>を押して下さい。もう一度 <ポーズキー>を押すか、<確定キー>・<取消キー>を押すことによりゲーム に復帰します。 なお、どの画面でも<終了キー>を押すことによって強制終了出来ます。 詳しくは、「5.ゲームの終了」を参照して下さい。 ━┳━━━━━━━━━━━┓ ─┃ 5.ゲームの終了 ┃────────────────────── ┗━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ タイトル画面の「おしまい」選択することでOSに戻ることが出来ます。 なお、これとは別に強制終了も出来ます。起動中を除き、どこでも<終了キー> ([ESC]+[Q] 同時押し)で強制終了します。 終了の時、特別確認はありません。(手抜きっす。ごめんなさい)そのまま終 了してしまいますので注意して下さい。 ━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ─┃ 6.その他の機能(セーブ、スイッチ) ┃──────────── ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━ << 1.記録のセーブについて >> このゲームは、上位5位までの名前、得点等をファイルにセーブします。記録 するファイルは、初期状態なら「HTN_RCDT.DAT」 です。 スイッチ「/F」で記録ファイルを変えることも可能です。起動時に記録ファイルが 存在しないと、記録ファイルを自動的に作成します。なお、記録をファイルに セーブをしたくない時は、スイッチ「/S」を付けて起動して下さい。 (スイッチの付け方は、以下の「スイッチについて」を参照して下さい) ゲーム中、ディスクを抜いたり、書込み不可にしたりすると、ファイルへの記 録のセーブは行いません。特別な表示等無く、ゲームはそのまま続きますので、 注意して下さい。 << 2.スイッチについて >> このゲームは、スイッチを付けて起動することが出来ます。 @>HTN_MAIN /S ^^^^ の様にして、起動して下さい。以下に各スイッチの機能を示します。 /F<ファイル名> ・・・ 記録ファイルの指定 /S ・・・ ファイルへのセーブを行わない /Z ・・・ 音楽・効果音の演奏をしない なお、「/」 の代わりに、「-」 も使えます。スイッチのアルファベットは、大・小 文字の区別は致しません。 ━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ─┃ 7.謝辞(制作にあたって) ┃───────────────── ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━ このゲームの制作にあたり、以下のソフトウェア等を利用しました。 ・GCC (X68000 真里子バージョン Based on GCC 1.42) ・HAS v2.55 ・HLK v2.27 ・X68k MAKE v1.10(XC ver2.1 付属) *以下、ライブラリ ・XC ver2.1 のライブラリ ・APICLIB.L(Oh!X 1992.6 付録ディスクより) ・ZMUSIC.L(Z-MUSIC システム ver.2.0 より) *以下、データ作成時に使用 ・ ぺけ-BASIC ver.0.02 H7/11/22版 ・ マチエール Version 2.01 また、以下のデータを利用致しました。 * ブロックデータ ・ OKASHI.SP (OKASHI.PAL) ※『電脳倶楽部』Vol.95より、谷脇 孝司 さん作 ※ データは加工して使用しています。 * フォントデータ ・『Trad』(SX-Window 付属 IFMフォント) ・『こけーる』(SX-Window 用全角仮名 IFMフォント) ※『電脳倶楽部』Vol.86より、ひややっこ さん作 ・ PTN_3.SP (PTN_3.PAL) (数字のみ使用) ※『電脳倶楽部』Vol.93より、鈴木 浩 さん作 ※いずれのフォントも、加工して使用しています。 * 音楽データ ・ PRETTY.ZPD <Vol.110,111> ・ BGM6.ZMS 『草原をスキップ!』 <Vol.110> BGM7.ZMS 『青空の下で』 <Vol.110> BGM9.ZMS 『傘をさしてお出かけ』 <Vol.111> BGM11.ZMS 『海辺のふたり』 <Vol.111> ※ 以上、『電脳倶楽部』Vol.110,111より、松本 健一 さん作 ※ PRETTY.ZPD は HTN_MSDT.ZPD に名前を変えています。 ※ *.ZMS は効果音とまとめて HTN_MSDT.ZMD にコンバート しています。 * 効果音データ ・ MSE007.ZMS, MSE013.ZMS, MSE016.ZMS, MSE019.ZMS, MSE022.ZMS, MSE023.ZMS, MSE037.ZMS ※ 以上、『電脳倶楽部』Vol.105より、宮崎 征宏 さん作 ※ BGMとの融合上、テンポは変わっています。 以上の制作者の方々に感謝致します。 ━┳━━━━━━━━━┓ ─┃ 7.さいごに ┃──────────────────────── ┗━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このソフトウェアは、フリーウェアとします。配布等は、作者に連絡すること なく、自由に行って下さい。また、自由な配布を妨げない限り、商用での利用も 許可します。改造した場合は、その旨を明記の上配布して下さい。 このソフトウェアの著作権は、一応、岡部 智啓にあるとしますが、事実上の 著作権は放棄します。よって、このソフトウェアを使用して生じた不都合等は、 一切責任を取りません。ただし、バグ等には、出来る限り対処していきたいと思 います。なお、利用させてもらったデータの著作権等については、それぞれのド キュメントをご覧下さい。それぞれのデータは、フリーデータです。 20000630 TAU Software 本ソフトウェアに対する御意見御感想、バグ等がありましたら、以下に連絡 をして下さい。 ├─ 連絡先 ─────────────────────────────┤ 〒254ー0002 神奈川県平塚市横内3171ー2 岡部 智啓(オカベ トモアキ) E-mail : taunt@fsinet.or.jp ※悪戯メールは送らないでね! ├──────────────────────────────────┤ エイエインニ オワラナイノハ フカノウカ (EOF)