pcidebug(1M)


pcidebug -- 実行中の PC-Interface サーバのログ出力制御

形式

pcidebug pid command [child]
pcidebug -V

機能説明

pcidebug プログラムは、パーソナルコンピュータと PC-Interface サーバ間の双方向通信の監視を制御する動的機能を提供します。

pid パラメータは、デバッグを行う PC-Interface サーバプロセスのプロセス ID です。

command パラメータは、次の形式のいずれかです。

=chanList
指定したチャネルのみをイネーブルします。

+chanList
指定したチャネルを既にイネーブルされているチャネルのリストに追加します。

-chanList
指定したチャネルのみをディスエーブルします。

chanList
チャネルのイネーブル/ディスエーブル状態を反転します。

on
``標準''チャネルのみをイネーブルします。

off
全てのチャネルをディスエーブルします。
chanList はチャネル番号のリストで、番号はカンマで区切ります。

pcidebug コマンドで全てのログの取得を停止すると、ログファイルはクローズされ削除できるようになります。

child キーワードはオプションで、pidpciconsvr.ip を指定する場合にのみ有用です。child キーワードは、デバッグ変更が pciconsvr.ip ではなく、子プロセスとデバッグ変更後に始動した pcidossvr.ip プロセスに適用されるようにします。

このコマンドの内部バージョン番号を表示するには、-V オプションを使用します。


SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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