prep.flop(1M)


prep.flop -- インストールディスケット用のカーネルとコマンドの構築

形式

prep.flop [-c] [-k | -K] [-u] [-q]

機能説明

prep.flop スクリプトには、インストールディスケット用にカーネル、コマンド、およびスクリプトの作成および(または)準備を行う機構が組み込まれています。

オプションは、次のとおりです。

-c
インストールディスケット用のコマンドが構築され、スクリプトが準備されます。prep.flop を初めて実行するときには、このオプションを指定する必要があります。

-k
インストールディスケット用のカーネルが構築されます。

-K
インストールディスケット用の kdb を持つカーネルが構築されます。

注意: prep.flop を初めて実行するときには、-k または -K を指定する必要があります。

-u
このオプションを使うと、常に /usr/ccs/bin/mcs が実行され、このスクリプトによって作成されるすべてのバイナリとインストールディスケット用に構築済みのすべてのバイナリの .comment が削除されます。

-q
このオプションを指定すると、prep.flop はすでに実行済みと見なされます。このオプションを使うと、カーネルは $ROOT/$MACH からコピーされるのではなく、$ROOT/.$MACH の既存の etc/conf ツリーを使って構築されます。

SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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