quota(1M)
quota (ジェネリック) --
ユーザのディスク割り当てと使用量の表示
形式
/usr/sbin/quota [-F FSType]
[-V]
[current_options]
[-o specific_options] [username]
機能説明
quota はユーザのディスク利用度と制限を表示します。特権ユーザだけが省略可能な username 引き数を使用して、他のユーザの制限状況を見ることができます。
quota はオプションを付けない場合、利用度が割り当てを超えてマウントされているファイルシステムについての警告だけを表示します。割り当てを受けておらず、リモートマウントされている、あるいは quotas ファイルが存在しないファイルシステムは無視されます。
username は、ユーザの UID に対応する数字でも構いません。
コマンドオプション
- -F
-
実行する FSType を指定します。FSType は、ここで指定するか、または /etc/vfstab の中で、inputfs (デバイス) とテーブル内のエントリを一致させることによって決定できます。
- -V
-
コマンド行全体をエコーしますが、コマンドは実行しません。コマンド行は、ユーザが指定したオプションと引数を使用し、そこに /etc/vfstab から派生した情報を付加することにより生成されます。このオプションは、コマンド行の検証と評価のために使用します。
- -o
-
FSType に特有のオプションを指定します。
ファイル
- /etc/mnttab
-
現在マウントされているファイルシステムのリスト
関連項目
ジェネリック edquota(1M),
quota_ufs(1M),
ジェネリック quotaon(1M)
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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