/etc/passwd ファイル、および /etc/default/useradd ファイルからの情報を使用して、初期省略時監査マスクをシステム上のすべてのユーザに割り当てます。/etc/passwd ファイルも /etc/default/useradd ファイルも存在しない場合、あるいはその両ファイルにアクセスできない場合、エラーメッセージが表示されます(「診断」の項参照)。defadm コマンドは、/etc/default/useradd ファイルの AUDIT_MASK パラメータの値を修正します。AUDIT_MASK パラメータが存在しないまたは無効な値の場合、none のイベントマスクが設定され、警告メッセージが表示されます(「診断」の項参照)。
監査マスクファイル /etc/security/ia/audit が作成できない場合、あるいはそのファイルがすでに存在している場合、エラーメッセージが表示されます(「診断」の項参照)。
auditcnv コマンドが正常終了すると、下記のメッセージが表示されます。
/etc/security/ia/audit created/etc/security/ia/audit ファイルが破壊されたり、誤って削除されたりした場合、再ブートする前に auditcnv を呼び出してください。ファイルが壊れていたり存在していない時に、ログインしたユーザの監査マスクは、必要とする監査イベントを含んでいないかもしれません。
usage: auditcnv
コマンド構文が無効です。
file
file does not exist
cannot access file
file
cannot create audit mask file
audit mask file already exists
auditcnv が呼び出されたときには、すでに監査マスクファイルが存在しています。
unable to stat()
file, errno="
errno"
a default audit mask of none was set for all users