fsck_dosfs(1M)
fsck_dosfs --
dosfs ファイルシステムの検査と修復
形式
fsck [-F dosfs]
[generic_options]
[-m] [-y | -n] special
機能説明
generic_options
は、汎用の fsck コマンドがサポートしているオプションです。
dosfs 固有のオプション
- -F dosfs
-
dosfs-FSTypeを指定します。
- -y
-
fsck のすべての質問に対して yes という応答を仮定します。
- -n
-
fsck のすべての質問に対して no という応答を仮定します。
- -m
-
整合性検査だけを行います。
次の整合性検査が行われます。
-
ファイルアロケーションテーブル(FAT)が読み込み可能であること。fsck が処理を続けるためには、少なくとも 1 つの FAT が読み込み可能でなくてはなりません。
-
すべての読み込み可能な FAT が同期していること。
-
複数のディレクトリエントリが要求しているアロケーションユニット(クラスタ)があるかどうか。
-
ロストクラスタ(どのディレクトリエントリも要求していないが、FAT の中ではまだフリークラスタとしてマークされているクラスタ)。
-
範囲外のクラスタ番号を指しているディレクトリエントリ。
-
範囲外のクラスタ番号を指している FAT にあるチェーンエントリ。
-
".." の開始クラスタ番号が、親ディレクトリの開始クラスタ番号と一致しないもの。
-
"." の開始クラスタ番号が、カレントディレクトリの開始クラスタ番号と一致しないもの。
-
正しくゼロに設定されていないディレクトリサイズ。
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不正なバイト数に設定されているファイルサイズ。
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フリー/不良/ロスト/予約クラスタの総数。
-
関連項目
ジェネリック fsck(1M)
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
© 1997 The Santa Cruz Operation, Inc. All rights reserved.