mouseadmin(1)


mouseadmin -- マウス管理

形式

mouseadmin -l

mouseadmin [-nb] [-i interrupt] [-a terminal] mouse

mouseadmin [-nb] [-d terminal]

mouseadmin -t

機能説明

mouseadmin により、システム管理者特権を持つユーザはマウス装置を追加、および削除できます。適切な特権を持たないユーザは、カレントマウスをリストし、割り当て情報を表示することしかできません。引き数を指定しないで mouseadmin コマンドを発行すると、メニュモードで実行され、カレント割り当て情報リストと操作の選択メニュを表示します。マウスを構成したら、U オプションを選んでマウスコンフィギュレーション情報を更新し、それから終了してください。いったん新しいマウスコンフィギュレーション情報が更新されると、-t コマンド行オプションか T メニュオプションを使って新しく構成したマウスをテストすることができます。

コマンド行の引き数は下記のように定義されます。

-a
マウス装置(PS2, BUS, tty00s0tty0...)を端末(consoles0vt00...)に割り当てます。

-b
システムコンフィギュレーションの BUS マウスを無効にします。(このオプションは、インストールスクリプト内でのみ使用してください。)

-d
端末割り当てを削除します。

-i
BUS マウスの中断割り込みベクトルを指定します。-i オプションを指定する場合、mouseBUS でなければなりません。

-l
マウス/表示装置の割り当てをリストします。

-n
ドライバにダウンロードせずに、マウス/表示装置の組み合わせテーブルを構築します。(このオプションは、インストールスクリプト内でのみ使用してください。)

-t
現在構成中のマウスをテストします。接続されたマウスが検出された場合、戻り値は``0''になります。そうでない場合は、戻り値は``1''以上の値になります。

使用例

mouseadmin -a console PS2
mouseadmin -a console BUS
mouseadmin -a s0vt00 tty00
mouseadmin -a s0vt00 tty01

ファイル

/usr/bin/mouseadmin
/usr/lib/mousemgr

関連項目

mouse(7)


SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
© 1997 The Santa Cruz Operation, Inc. All rights reserved.