removef(1M)
removef --
ソフトウェアデータベースからのファイル削除
形式
removef pkginst path1 [path2 . . .]
removef pkginst -
removef -f pkginst
機能説明
removef は、ユーザまたはソフトウェアがパス名を削除しようとしていることをシステムに通知します。removef の出力は正しく削除される入力パス名のリストです(他のパッケージはこれらのパス名に依存していません)。
第 2 の形式が指定されると、パス名記述が標準入力から読み込まれます。パス名記述は第 1 の形式で指定されるものと同じですが、情報はリスト形式で設定されています。
全ファイルが処理されると、removef が -f オプションと共に呼び出され、削除フェーズが完了したことを示します。
- pkginst
-
パス名が対応するパッケージインスタンス名
- -f
-
削除フェーズが完了したことを示します。このオプションは、全ファイルの処理が完了したときに、removef と共に使用されます。
使用例
下記の例は、任意のポストインストールスクリプト内で removef を使用する方法を示します。
echo "The following files are no longer part of this package \
and are being removed."
removef $PKGINST /dev/xt[0-9][0-9][0-9] |
while read pathname
do
echo "$pathname"
rm -f $pathname
done
removef -f $PKGINST || exit 2
終了コード
- 0
-
スクリプトの正常終了。
- 1
-
致命的エラー。インストールは、この時点で終了することになります。
- 99
-
内部エラー
関連項目
compver(4),
copyright(4),
depend(4),
installf(1M),
pkgadd(1M),
pkgask(1M),
pkgchk(1M),
pkginfo(1),
pkginfo(4),
pkgmap(4),
pkgmk(1),
pkgproto(1),
pkgtrans(1),
space(4)
注意
標準入力スタイルの呼び出しにファイルリストが使用できる場合には、複数の呼び出しを行わないようにしてください。contents ファイルを各エントリごとに検索しなければならないので、標準入力スタイルの呼び出しの方がずっと速く実行できます。
- /usr/lib/locale/locale/LC_MESSAGES/uxpkg
-
言語固有メッセージファイル(environ(5) の LANG を参照してください。)
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
© 1997 The Santa Cruz Operation, Inc. All rights reserved.