unget(1)
unget --
SCCS ファイルの以前の get の取り消し
形式
unget [-rSID] [-s] [-n] file . . .
機能説明
unget コマンドは、新しいデルタを作成する前に、get -e の作用を取り消します。files にディレクトリを指定した場合には、unget は、非 SCCS ファイルと読み取り不能ファイルを無視することを除き、ディレクトリ内の各ファイルが指定されている場合と同じように作用します。files に``-''を指定した場合には標準入力が読み取られ、その各行は処理すべき SCCS ファイル名と見なされます。
キー文字引き数は、指定されたファイルに個別に適用されます。
- -rSID
-
必要としないデルタを個々に識別します(これは、get で「新しいデルタ」と指定したものです)。このキー文字の使用は、同じ SCCS ファイルの編集のために複数の get が同一人物(同じログイン名)によって行われていた場合にだけ必要です。指定した SID があいまいな場合や、必要なのにコマンド行から脱落している場合には診断メッセージが出力されます。
- -s
-
対象とするデルタの SID の標準出力への出力を抑制します。
- -n
-
通常は現ディレクトリから削除されてしまう get されたファイルを削除しないようにします。
unget は、get -e を実行したユーザによって実行されなければなりません。
ファイル
- p.file
-
(delta(1) 参照)
- q.file
-
(delta(1) 参照)
- z.file
-
(delta(1) 参照)
- /usr/lib/locale/locale/LC_MESSAGES/uxepu
-
言語固有のメッセージファイル(environ(5) の LANG を参照)
関連項目
delta(1),
get(1),
help(1),
sact(1)
診断
診断メッセージの説明を得るには、help(1) を利用してください。
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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