atrm(1)


atrm -- at または batch によりスプールされるジョブの削除

形式

atrm [-afi] arg ...

機能説明

atrm は、at(1) コマンドで作成はされたが、まだ実行されてはいない遅延実行ジョブを削除します。これらのジョブのリストと関連あるジョブ番号を表示するには atq(1) を使用します。

arg はユーザ名またはジョブ番号です。ユーザが指定されたジョブを所有している場合に、atrm は、ユーザが指定したそれぞれのジョブ番号、そのユーザが指定したユーザに属する全てのジョブ番号の一方または両方を削除します。

他のユーザに属するジョブを削除できるのは、スーパユーザだけです。

atrm コマンドでは以下のようなオプションが使用できます。

-a
全部。現ユーザによって作成された未実行のすべてのジョブを削除します。スーパユーザが呼び出した場合には、全待ち行列がフラッシュされます。

-f
強制。指定ジョブの削除に関するすべての情報を抑制します。

-i
対話操作。atrm は、ジョブを除去すべきかどうかを確認します。これに、y で応答すると、そのジョブは削除されます。

ファイル

/var/spool/cron
スプール領域

/usr/lib/locale/locale/LC_MESSAGES/uxcore
言語特有のメッセージファイル(environ(5)LANG 参照)

関連項目

at(1), atq(1), cron(1M)
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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