what(1)


what -- 識別文字列の出力

形式

what [-s] file . . .

機能説明

what コマンドは、get コマンドが @(#) と置換したパターン(出力時には @(#) となります)の全部について指定されたファイルを検索し、最初の "、 >、復帰改行文字、\\、またはヌル文字までの文字を出力します。たとえば、ファイル f.c の C 言語プログラムに次のようなものがあり、
 
   #ident "@(#)identification information" 
f.cf.oa.out を作成するためコンパイルされた場合には、コマンド

what f.c f.o a.out

は、次を出力します。

 
   f.c: 
   	identification information 
   f.o: 
   	identification information 
   a.out: 
   	identification information 
what コマンドは、get コマンドと併用するためのものです。get は自動的に識別情報を挿入しますが、情報を手動で挿入する場合にも what を使用できます。ただ 1 つのオプションは下記のものです。

-s
各ファイルで、パターンが最初に現れるのを検出してから終了します。

国際化機能

files は、補助コードセットの文字を使用することができます。

補助コードセットの文字は identification information としてキーワード @(#) の後に用いることができます。

診断

一致が検出されれば終了コードは 0、そうでない場合は 1 です。診断メッセージの説明を得るには .CM help 1 を利用してください。

ファイル

/usr/lib/locale/locale/LC_MESSAGES/uxepu
言語固有のメッセージファイル(environ(5)LANG を参照)

関連項目

get(1), help(1), mcs(1)
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
© 1997 The Santa Cruz Operation, Inc. All rights reserved.