拡張セキュリティユーティリティがインストールされている場合、mailcheck は、ユーザのカレントセキュリティレベルより高いすべてのセキュリティレベルでメールの検査を行います。例えば、ユーザが TopSecret でログインした場合には、``You have mail at level: TopSecret''と``You have mail at level: Unclassified''というメッセージが表示されます。
しかし、Unclassified でログインした場合は``You have mail at level: Unclassified''というメッセージしか表示されません。
メールがない場合、標準エラーに``No mail''をプリントします。
省略時には、拡張セキュリティユーティリティがインストールされていると、mailcheck はユーザが現在ログインしているレベルより高い完全な資格を持つレベルのレベル別名をプリントします。-Z オプションを指定すると、mailcheck は別名ではなく完全な資格を持つレベルをプリントします。-Z オプションは、拡張セキュリティユーティリティがインストールされている場合のみ有効です。
mailcheck は通常、下記に示すようにユーザの $HOME/.profile にあります。
mailcheck 2>/dev/nullこのコマンドは、メールがある場合はメッセージをプリントしなければ何もしません。