Broadcast Message from source . . .
このコマンドは、一般的にはシステムをシャットダウンする前にすべてのユーザに警告するために使用されます。-g オプションが指定されると、コマンドは /etc/group ファイルを使用してユーザのどのログに受け取ったメッセージを記録しておくかを決めます。この指定をした場合、メッセージはすべてのユーザに対してではなく、指定された group のメンバに対してだけ送信されます。
ユーザが設定したすべての保護を無視するために、メッセージの送信者はスーパユーザでなければなりません(mesg(1) 参照)。
wall は、他のユーザの端末への書き込み許可を得るために tty のグループ ID で setgid を実行します(setuid(2) 参照)。
wall は、環境変数 LC_CTYPE (environ(5) の LANG を参照) に指定されたロケールに従って、補助コードセット文字を処理し、ユーザの端末に送る前に印書不可能な文字を検出します。制御文字は``^''に引き続いて適切な ASCII 文字が表示されます。たとえば``\003''は``^C''と表示されます。
UX:wall:ERROR:Cannot send to . . .