killall(1M)
killall --
すべてのアクティブなプロセスの強制終了
形式
/usr/sbin/killall [signal]
機能説明
killall は、/usr/sbin/shutdown がシャットダウン手続きには直接関係しないすべてのアクティブなプロセスを強制終了するために使用します。
killall は、オープンファイルを持つすべてのプロセスを終了させるため、マウントされたファイルシステムをアクセスされない状態にして、アンマウントできます。
killall は上記の除外グループに属していないすべてのプロセスに signal (kill(1) 参照) を送信します。signal が指定されていない場合は、省略値 9 (SIGKILL) が使用されます。
ファイル
/usr/sbin/shutdown
関連項目
fuser(1M),
kill(1),
ps(1),
shutdown(1M),
signal(2),
signal(5)
注意
killall コマンドを実行できるのは、特権ユーザだけです。
マウスを使用する環境で killall コマンドを発行した場合、mousemgr 自体が終了します。これ以降で、マウス(X Windows など)を使用するプロセスは、この時点ではもはや mousemgr が存在しないため、無限に待ち状態のままとなります。したがって、killall コマンドを発行する前に、マウスを使うプロセスを終了させてください。
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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