mount_memfs(1M)
mount_memfs --
memfs ファイルシステムのマウント
形式
mount [-F memfs] [generic_options] [-r] [-o specific_options]
[special|mount_point]
mount [-F memfs] [generic_options] [-r] [-o specific_options]
special mount_point
機能説明
generic_options は、ジェネリック mount コマンドでサポートされているオプションです。mount は、パス名位置 mount_point (すでに存在していなければならない) で、memfs ファイルシステムをファイルシステム階層構造へアタッチします。mount_point が mount 操作に先立って何らかの内容を持っている場合、ファイルシステムが再度 unmount されるまで、これらは隠されています。
オプションは、次のとおりです。
- -F memfs
-
memfs ファイルシステムタイプを指定します。
- -o
-
コンマで区切られたリストで memfs ファイルシステム固有オプションを指定します。無効なオプションが指定されると、警告メッセージが表示され、無効なオプションは無視されます。複数のファイルシステム固有オプションが指定される場合、順序を問いませんがコンマによって分離されている必要があります。次のオプションが利用できます。
- swapmax
-
マウントされたファイルシステムが、使用を許されるメモリの最大量(バイト)です。省略時の値は、符号なし整数の最大値です。
- rootmode
-
マウントされたファイルシステムのルートディレクトリのモードを指定します。省略時の値は、0775 です。
- -r
-
ファイルシステムを読み込み専用でマウントします。
ファイル
- /etc/mnttab
-
マウントテーブル
関連項目
mkdir(2),
mnttab(4),
ジェネリック mount(1M),
mount(2),
open(2),
umount(2)
注意
ファイルシステムがマウントされるディレクトリがシンボリックリンクであるならば、ファイルシステムはシンボリックリンク自身の上ではなく、シンボリックリンクが参照するディレクトリにマウントされます。
mount_memfs は、chown および chgrp を有効に行い、root モードの所有者や bin に対するグループ情報を設定します。
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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