lrt_scan(1)
lrt_scan --
参照の局所性を調整するための、フロープロファイル実験の結果の解析
形式
lrt_scan [-l]
object log [log] . . .
機能説明
lrt_scan は、フロープロファイルログの集合を解析し、テキスト参照の局所性に関して object の関数の最適な順序を決定します。通常は短時間のうちに集中して呼び出される関数群がオブジェクト内で互いに近距離に配置されるような順序で、lrt_scan はオブジェクトの関数リスト(実際に使用されるているものだけ)を標準出力に書き込みます。
このコマンドの出力は、fur(1) の入力として使用されます。
-l オプションでは、lrt_scan が必要なだけの時間を使って、最適な順序を見つけ出すよう要求します。これにはきわめて長時間を要することがあり、「オーバナイト」計算の場合にだけ推奨されます。
診断
すべての log が有効なフロープロファイルログであり、しかも object がそのうちの 1 つから参照される場合、lrt_scan は正常終了します。
関連項目
cc(1),
fprof(1),
fur(1)
ksh(1),
lprof(1),
prof(1)
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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