groupls(1M)


groupls -- グループの属性をリストする

形式

/usr/sbin/groupls -g group1,group2,... [-ado] [-x extendedOptionString] [-X extendedOptionFile]

機能説明

引き数がないと、groupls コマンドは、ユーザが所属しているグループのリストを生成します。この usr 構文では、ユーザ名のリストを指定することもできます。

オプション

次のオプションがサポートされています。

-a
指定したグループアカウントに関連付けられたすべての属性を、拡張オプション構文の(-X オプションを使用してデータファイルから解析できる)形式で出力します。

-d
二重 ID を持つグループアカウントを表示します。

-g group_name
group_name というグループに関連付けられた すべての属性を通知します。

-o
表示された情報がコロン(:)で区切られるように設定します。

-x extendedOptionString
拡張グループアカウント属性をリストします。ほとんどの属性は、変更できるグループパラメータです。groupls コマンドは、これらを照会するためにだけ使用できます。グループアカウント属性のリストについては、groupadd(1M) を参照してください。

-X optionsFile
グループ属性を獲得する対象となるファイルを指定します。
グループの最初に``+'' (``+student''など)がついている場合には、そのグループの定義は Network Information Service (NIS)によって管理されています。このような場合には、グループ ID の値は NIS のデータベースから獲得されます。

診断

groupls は成功すると 0 で終了し、失敗すると 1 または 2 で終了します。次のような状態を表すエラーメッセージが表示されます。
 
   * Invalid command syntax. 

ファイル

/etc/group
グループファイル。

/etc/group.local
NIS サーバ向けのローカルグループファイル。

/etc/group.yp
NIS サーバ向けの分散グループファイル。

関連項目

groupadd(1M), groupdel(1M), groupls(1M), logins(1M), useradd(1M), userdel(1M), usermod(1M), userls(1M), users(1bsd), group(4)
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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