vxunroot(1M)
vxunroot - ルート可能なボリューム用のボリュームマネージャのフックを削除する
形式
/etc/vx/bin/vxunroot
機能説明
vxunroot スクリプトを実行すると、root、swap、usr、var ファイルシステムが、ボリュームデバイス経由ではなくディスクパーティションを通じて直接アクセスできるように変換されます。その他にも、システムがボリュームマネージャに依存せずにブートするように、ルートボリュームからシステムをブートさせるために行われた変更も削除されます。
vxunroot を正常に機能させるには、rootvol、swapvol、usr、var のプレックスのうちの 1 つを残してすべてを削除する必要があります。上記のボリューム用に後に残すプレックスは、vxrootmir によって作成されたプレックスか、またはルートディスクをカプセル化するときに作成された元のプレックスでなければなりません。これにより、基礎となるサブディスクのパーティションは、ディスク上のサブディスク用に定義されたものと同じであることが保証されます。上記の条件のいずれかが満たされると、vxunroot オペレーションは異常終了し、どのボリュームもディスクパーティションには変換されません。
不要なプレックスは、vxedit または vxplex を使って削除できます。
関連項目
vxdiskadm(1M),
vxedit(1M),
vxintro(1M),
vxplex(1M),
vxrootmir(1M)
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