type(1)
type --
コマンドタイプの説明の書き込み
形式
/usr/bin/type name ...
機能説明
このシェルスクリプトは、/u95/bin/sh( ) シェルが提供している同じ名前の組み込みコマンドを実行します。このシェルの詳細については、ksh(1) を参照してください。
type コマンドは、各引き数をコマンド名として使用する場合の解釈方法を示します。
オペランド
- name
-
解釈する名前。
環境変数
type の実行に影響する環境変数は、以下のとおりです。
- LANG
-
国際化変数が未設定またはヌルの場合の省略値を設定します。LANG が未設定またはヌルの場合、処理系に固有の省略時ロケールから、対応する値を使用します。国際化変数のいずれかに無効な値がある場合、このユーティリティの動作は、変数をまったく定義していない場合と同じになります。
- LC_ALL
-
値として空でない文字列を設定した場合は、他の国際化変数をすべて無効にします。
- LC_CTYPE
-
テキストデータ中にある一続きのバイトを文字として解釈するロケール(たとえば、引き数のマルチバイト文字に対するシングルバイト文字)を決定します。
- LC_MESSAGES
-
標準エラーに出力される診断メッセージの形式と内容を左右するロケールを決定します。
- PATH
-
name の位置を決定するのに使用します。
出力
type の標準出力には、各オペランドに関する情報があります。出力される情報は通常、オペランドを組み込みシェル、関数、別名、またはキーワードとして識別し、適切な場合はオペランドのパス名を表示することができます。
終了コード
終了コード``0''は、正常終了したことを示します。``0''よりも大きい終了コードは、エラーを示します。
使用法
type が以下のような独立したコマンド実行環境で呼び出される場合、
nohup type writer
find . -type f | xargs type
正確な結果は出ないことがあります。
関連項目
command(1),
ksh(1).
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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