dfshares(1M)
dfshares --
リモートあるいはローカルシステムで利用できる資源のリスト
形式
dfshares [-F fstype] [-h] [-o specific_options] [server ...]
機能説明
ジェネリック dfshares コマンドは、fstype の分散ファイルシステムを通じてホストが利用できる資源に関する情報を表示します。
dfshares は、ヘッダ行と、それに続いて空白で区切られたフィールドをもつ行のリストをプリントします。
各資源に対してフィールドは、以下のとおりです。
resource server access transport description
ここで、
- resource
-
mount(1M)
コマンドに与えられなければならない資源名です。
- server
-
資源を利用可能にしているシステムの名前です。
- access
-
ro (読み取り専用) または rw (読み取り/書き込み) のどちらかで、クライアントシステムに指定されるアクセス許可です。dfshares がアクセス許可を設定できなかった場合、ハイフン(-)が表示されます。
- transport
-
resourceが共有されるトランスポートプロバイダです。
- description
-
資源の説明です。このフィールドは全てのファイルシステムタイプを記述しません。
フィールドはヌルになることができます。行上のフィールドの残りもヌルでない場合は、各ヌルフィールドがハイフン(-)によって示されます。この場合、省略されることもあります。
オプション
dfshares コマンドには下記のオプションが使用できます。
- -F
-
ファイルシステム型を指定します。このオプションが指定されない場合、ファイル /etc/dfs/fstypes にリストされている先頭のファイルシステム型が用いられます。
- -h
-
dfshares の出力のヘッダ行を抑制します。
- -o specific_options
-
用いられる分散ファイルシステム(fstype)によります。specific_options のリストについては、用いられるファイルシステム型についてのマニュアルを参照してください。
- server
-
資源を利用可能にしているシステムの名前です。
dfshares が引き数なしで入力された場合、ローカルシステムに現在共用されているすべての資源は、マウントされていて利用可能な資源と共に、ファイルシステムの型にかかわらず表示されます。
ファイル
/etc/dfs/fstypes
関連項目
dfmounts(1M),
dfshares(1nfs),
mount(1M),
share(1M),
unshare(1M)
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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