mkfifo(1M)
mkfifo --
FIFO スペシャルファイルの作成
形式
mkfifo [-m mode] file . . .
機能説明
mkfifo は、その引き数のリストで指定された FIFO スペシャルファイルを作成します。引き数は、指定された順序で順番に受け取られます。FIFO スペシャルファイルは、完全に作成されるか、またはエラーかシグナルを受けた場合には全く作成されません。
それぞれの引き数 file に対して mkfifo は、file に設定された引き数 file と、S_IRUSR、S_IWUSR、S_IRGRP、S_IWGRP、S_IROTH そして S_IWOTH のビット単位の論理和に設定された引き数 mode をもつ mkfifo (mkfifo(3C) 参照) 機能を呼び出すように作用します(-m オプションが指定されている場合を除きます)。
スペシャルファイルの 1 つを作成するときにエラーが起こると、mkfifo は標準エラー出力に診断メッセージを書き、残っている引き数があれば、続いてそれらを処理します。
コマンドオプション
- -m mode
-
新しい FIFO 特殊ファイルに対して用いられる mode を指定します。mode の値は、chmod(1) に記述されています。
ファイル
- /usr/lib/locale/locale/LC_MESSAGES/uxsysadm
-
言語固有メッセージファイル(environ(5) の LANG を参照してください。)
診断
全ての FIFO スペシャルファイルを正常に作成すると、mkfifo は終了コード 0 を返します。そうでなければ、診断を出力し、0 も大きい値を返します。
関連項目
mkfifo(3C)
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
© 1997 The Santa Cruz Operation, Inc. All rights reserved.