auditoff(1M)


auditoff -- 監査のディセーブル

形式

auditoff

機能説明

auditoff シェルレベルコマンドにより、適切な特権を持つ管理者は、監査をディセーブルできます。必要な特権は、auditsetplevel です。

監査がイネーブルのときに auditoff を実行すると、監査バッファは監査ログファイルへフラッシュします。さらに、監査がディセーブルであることを示すレコードが auditdmp システムコールを介して監査ログファイルに書き込まれます。監査可能イベントの進行中に、監査がイネーブルになると、レコードは監査ログファイルに書き込まれません。なぜなら、イベントが監査がイネーブルのときに完了しなかったからです。

auditoff コマンドが呼び出されて、正常終了した場合、下記のメッセージが表示されます。

 
   Auditing disabled 

診断

auditoff コマンドが正常終了した場合、値 0 が返されます。異常終了した場合は、下記の値の 1 つが返され、該当するエラーメッセージが表示されます。

1
usage: auditoff

コマンド構文が無効です。

3
system service not installed

監査パッケージがインストールされていません。

4
Permission denied

不十分な特権による障害。

12
auditctl() failed ASTATUS, errno = error

監査ステータスの検索中に障害が発生しました。

17
auditctl() failed AUDITOFF, errno = error

監査をディセーブルにしようとしたときに障害が発生しました。

24
argvtostr() failed

下記の警告メッセージが表示される場合もあります。
 
   Auditing already disabled 

関連項目

auditlog(1M), auditon(1M), auditrpt(1M), auditset(1M), crash(1M)
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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