newvt(1)


newvt -- 仮想端末のオープン

形式

newvt [-e prog] [-n vt_number]

機能説明

newvt コマンドは新しい仮想端末をオープンするのに使用します。新しくオープンされた仮想端末は以前の環境を引き継ぎます。

最多で 15 の仮想端末がサポートされています(省略時は 15)。自分のシステムで有効な仮想端末の数を変える方法については、workstations(4) を参照してください。

-e
プログラム(prog)に新しい仮想端末での実行を指定します。-e オプションを省略すると、SHELL 環境変数が指すプログラムが新しい仮想端末で開始されます。$SHELL が NULL か、または実行可能でないプログラムを指す場合、/bin/sh が呼び出されます。プログラムを終了すると、新しい仮想端末が終了します。

-n
特定の仮想端末(vt_number)をオープンするよう指定します。-n オプションを省略すると、次に利用可能な仮想端末がオープンされます。

下記の条件の場合、newvt コマンドは異常終了します。

注意

グラフィカルアプリケーションは、ハングアップする可能性がある場合には、vt0 で実行してはいけません。また、グラフィカルアプリケーションの実行中は、vt0 で <Alt><SysReq>-F キーを使用してはいけません。vt0 で autocad を実行したり、<Alt><SysReq>-F キーを使用してアプリケーションを終了すると、vt0 をキルしてしまいます。

関連項目

vtgetty(1M), vtlmgr(1), workstations(4)
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
© 1997 The Santa Cruz Operation, Inc. All rights reserved.