share(1M)


share -- リモートシステムによるローカル資源のマウント

形式

share [-F fstype] [-o specific_options] [-d description] [pathname [resourcename]]

機能説明

汎用 share コマンドは、fstype 型のリモートファイルシステムによって資源をマウントできるようにします。

このコマンドは、特権付きユーザにしか実行できません。

オプション

share コマンドでは、次のオプションが使用できます。

-F fstype
ファイルシステムのタイプを指定します。ファイルシステムのタイプのみで起動すると、share は、ローカルシステムに指定したファイルシステムに共有されるリソースをすべて表示します。

-o specific_options
resourcename
specific_optionsresourcename のセマンティクスと同じように、指定したファイルシステムタイプに対応する、特定の分散ファイルシステムに特有のものです。

-d description
リソースを共有する場合、-d フラグは共有されるリソースの説明に使用されることがあります。NFS リソースを共有する際に -d オプションを入力すると、説明は sharetab ファイルに格納されます。ただし、クライアントには、システム上の共有リソースをリストするために dfshares コマンドを使用する場合には、説明が表示されません。

pathname
共有するリソースのパス名を指定します。
引数なしで起動すると、share/etc/dfs/fstypes にリストされた最初のファイルシステムのタイプを使用します。

ファイル

/etc/dfs/dfstab

/etc/dfs/sharetab

/etc/dfs/fstypes

関連項目

share(1Mnfs), unshare(1M)
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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