ckyorn [-Q] [-W width] [-d default] [-h help] [-e error] [-p prompt] [-k pid [-s signal]]erryorn [-W width] [-e error]
helpyorn [-W width] [-h help]
valyorn input
helpyorn- prompt for and validate yes/no
valyorn- prompt for and validate yes/no
ckyorn はユーザに入力を要求し、応答の妥当性を検査します。ckyorn は、プロンプトメッセージのなかで、その応答が yes か no、ヘルプメッセージかエラーメッセージのテキスト、および省略値(これはユーザが <Return> で返答した場合に返されます)でなければならないものを定義します。
すべてのメッセージは 70 文字長に制限され、自動的に編集されます。定義に使用した空白スペース(復帰改行を含む)はいずれも削除されます。-W オプションは自動編集機能を取り消します。-h オプションおよび -e オプションの場合、メッセージ定義の始めか終わりにチルダを置いたとき、省略時テキストがその場所に挿入され、カスタムテキストと省略時テキストの両方が表示されます。
プロンプトメッセージ、ヘルプメッセージまたはエラーメッセージが定義されていない場合、省略時メッセージ(「注意」参照)が表示されます。
3 つのビジュアルツールモジュールが ckyorn コマンドにリンクされます。それらは (エラーメッセージを編集して表示する) erryorn、(ヘルプメッセージを編集して表示する) helpyorn、および (応答の妥当性を検査する) valyorn です。これらのモジュールは FMLI オブジェクトと共に使用しなければなりません。この場合は、FMLI オブジェクトがプロンプトを定義します。
このコマンドのためのオプションと引き数は下記のとおりです。
Yes or No [y,n,?,q]
省略時のエラーメッセージは下記のとおりです。
ERROR - Please enter yes or no.
省略時のヘルプメッセージは下記のとおりです。
Enter y or yes if your answer is yes;
or no if your answer is no.
終了(quit)を選択した場合(それを許可された場合)、戻り値 3 と共に q
が返されます。valyorn モジュールは出力を一切行いません。正常終了の場合はゼロを、異常終了の場合はゼロ以外の値を返します。