setuname(1M)


setuname -- システム名またはネットワークノード名の変換

形式

setuname [-s name] [-n node] [-t]

機能説明

setuname は、システム名とネットワークノード名のパラメータ値を変更します。-s および -n オプションの内、一つまたは両方を指定しなければなりません。

このコマンドのオプションと引き数は、次のとおりです。

-s
システム名を変更します。name は新しいシステム名を指定し、英数字と特殊文字ダッシュ、下線およびドル記号で構成されます。

-n
ード名を変更します。node は、新しいネットワークノード名を指定し、英数字と特殊文字ダッシュ、下線およびドル記号で構成されます。ノード名は、ネッワーク環境で、他のコンピュータがこのシステムを識別するための名前です。

ネットワークノード名を変更すると、他のソフトウェアが予期せず中断するかもしれません。一旦設定したノード名は、変更しないのが望ましいです。例えば、ネットワークのソストウェアやアプリケーションパッケージが、パッケージインスートル時、システムのノード名をセーブしているかもしれません。特に、setuname は、TCP/IP ソフトウェアが使用する /etc/inet/hosts ファイルのノード名の変更は行いません。従って、ノード名を変更したときは、それをセーブしたファイルを全て捜し、その値を変更する必要があります。

-t
一時的変更。永久的に変更しようとはしません。

システムアーキテクチャによっては、システムおよびネットワークノード名のサイズに条件を付ける場合があります。入力した名前がシステム条件と矛盾する場合に、このコマンドは致命的警告メッセージとエラーメッセージを発行します。

ファイル

/etc/nodename
ネットワークノード名を含むファイル

関連項目

sysinfo(2), uname(1), uname(2)

注意

setuname は、実行中のカーネルと、リブートしたとき参照されるファイルのパラメータを変更しようとします。一時的変更は実行中のカーネルだけを変更します。
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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