ipcrm(1)
ipcrm --
メッセージキュー、セマフォセット、共用メモリ識別子の削除
形式
ipcrm [options]
機能説明
ipcrm
ipcrm コマンドは、指定された 1 つまたはそれ以上のメッセージ、セマフォ、または共用メモリ識別子を削除します。識別子は、次の options で指定します。
- -q msqid
-
指定したメッセージキュー識別子 msqid をシステムから削除し、メッセージキューと、関連するデータ構造を破壊します。
- -m shmid
-
指定した共用メモリ識別子 shmid をシステムから削除します。共用メモリセグメントと、関連するデータ構造は、最後のデタッチの後で破壊されます。
- -s semid
-
指定したセマフォ識別子 semid をシステムから削除し、セマフォセットと関連するデータ構造を破壊します。
- -Q msgkey
-
キー msgkey で作成されたメッセージキュー識別子をシステムから削除し、メッセージキューとそれに関連するデータ構造を破壊します。
- -M shmkey
-
キー shmkey で作成された共用メモリ識別子をシステムから削除します。共用メモリセグメントとそれに関連するデータ構造は、最後のデタッチ後に破壊されます。
- -S semkey
-
キー semkey で作成されたセマフォ識別子をシステムから削除し、セマフォセットと、それに関連するデータ構造を破壊します。
この削除処理の詳細は、msgctl(2)、shmctl(2)、semctl(2) の項で説明します。識別子とキーは、ipcs を使って知ることができます。
関連項目
ipcs(1),
msgctl(2),
msgget(2),
msgop(2),
semctl(2),
semget(2),
semop(2),
shmctl(2),
shmget(2),
shmop(2)
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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