defadm(1M)


defadm -- 省略値の表示および変更

形式

defadm

defadm [filename [name[=value]] [name[=value]] [. . .]]

defadm [-d filename name [name] [. . .]]

機能説明

defadm コマンドは、filename で指定されたファイルに入っているシステムとコマンドの省略値を表示、変更、追加、または削除します。この場合、filename/etc/default ディレクトリ内のファイルです。

引き数をつけずに defadm を実行した場合、/etc/default ディレクトリ内のファイルがリストされます。

defadmfilename を指定した場合、filename に入っている省略値がすべてプリントされます。filename と共に 1 つまたは複数の name を指定した場合は、defadm は指定された name と共にその values をプリントします。

defadmfilename と 1 つまたは複数の name および value を指定した場合、name がそれぞれの value に設定されるように省略時のファイルが変更されます。value が空文字列の場合は、name にはヌル値が入ります。defadm を使用して name の値を表示する場合、name が見つからないと、警告メッセージがプリントされて処理が続行されます。

defadm-d オプション、filename、および 1 つまたは複数の name を指定した場合、指定した namefilename から削除されます。

ファイル

/etc/default/ASTERISK OPERATOR
システムまたはコマンドの省略値が入っているファイルのディレクトリ

診断

defadm コマンドは下記の値の 1 つを返します。

0
SUCCESS.

1
UX:defadm: ERROR: オプションが無効です。

2
UX:defadm: ERROR: ディレクトリ /etc/default が存在しません。

3
UX:defadm: ERROR: ディレクトリ /etc/default にアクセスできません。

4
UX:defadm: ERROR: ファイル filename が存在しません。

5
UX:defadm: ERROR: ファイル filename にアクセスできません。

6
UX:defadm: WARN: 名前 name が存在しません。

7
UX:defadm: ERROR: ファイル filename がロックされているので、後で再試行します。

8
UX:defadm: ERROR: 予想外のエラーが発生しました。

関連項目

cron(1M), login(1), passwd(1), su(1M), useradd(1M), userdel(1M)
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
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