cd(1)
cd --
作業ディレクトリの変更
形式
/usr/bin/cd [directory]
機能説明
このシェルスクリプトは、/u95/bin/sh シェルが実行するのと同じ名前の組み込みコマンドを実行します。詳細は ksh(1) を参照してください。
directory を指定しなければ、シェルパラメータ $HOME の値を新しい作業ディレクトリとして使用します。directory が``/''、``.''または``..''で始まる絶対パス名を指定していると、directory が新しい作業ディレクトリとなります。いずれでもないときには、cd は、シェル変数 $CDPATH で指定されるパスのいずれかの下で指定のディレクトリを探そうとします。$CDPATH の構文と意味はシェル変数 $PATH と同じです。cd には、directory での実行(検索)許可が必要です。
通常、各コマンドの実行のたびに新しいプロセスが作成されるため、cd が通常のコマンドであれば cd の機能が果せません。そのため cd はシェルの内部機能として解釈/実行されます。
ファイル
- /usr/lib/locale/locale/LC_MESSAGES/uxcore.abi
-
言語特有のメッセージファイル(environ(5) の LANG を参照)
関連項目
chdir(2),
pwd(1),
ksh(1)
SCO UnixWare Forum Beta Release (BL12) -- September 1997
© 1997 The Santa Cruz Operation, Inc. All rights reserved.