ヘルシー コンピューティング ガイド

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姿勢

快適で自然な姿勢を常に保つことは重要です。正しい姿勢は全体的な生産性を向上させるだけでなく、コンピュータでの作業を快適に進めることができます。さらに、筋骨格障害を予防できる可能性もあります。長時間作業する場合、姿勢を数回変えることにより、不快感と疲労を軽減できる可能性があります。


コンピュータで作業する環境を整え、周辺機器を配置し直して、余分な労力を必要としない快適な姿勢を保つようにします。体の大きさや作業スペースの快適さの定義はユーザーによって異なるため、不快感を防ぐことのできるワークステーションの配置を具体的に指示することはできません。ただし、コンピュータを快適に使用するために、ここで紹介するヒントを必要に応じて取り入れることをお勧めします。



 
背中を適切に支えるために、次のヒントを参考にしてください。

  • 腰を支えることのできるいすを使用してください。 
  • 作業スペースといすの高さを調節し、正しい姿勢を保ちます。

快適な脚の位置を保つために、次のヒントを参考にしてください。
  • 机の下のスペースを整理して、脚を快適に配置し移動できるようにします。
  • 足が床に完全に着かない場合、足台を使用します。

腕を伸ばす動作を最低限に抑え、適切な肩と腕の位置を保つために、次のヒントを参考にしてください。

  • キーボード、マウス、およびトラックボールを同じ高さに配置します。上腕の力を抜いたときに体の横に位置するようにします。
  • キーボード入力中は、キーボードを正面に配置し、マウスまたはトラックボールはその近くにに配置します。
  • 頻繁に使用するものは、腕を伸ばさなくても届く範囲に配置します。

正しい手首と指の位置を保つために、次のヒントを参考にしてください。






  • キーボード入力中、およびマウスまたはトラックボール使用中は、手首を曲げないようにします。手首をまっすぐ保つために、必要に応じてキーボードの足を立てます。
  • キーボードで入力中は、手首と手を宙に浮かせ、離れたキーを押すときに指を伸ばすのではなく腕全体を移動させるようにします。

首を曲げる動作を最低限に抑えるために、次のヒントを参考にしてください。

  • モニタは正面中央に配置します。モニタ画面より、原稿やノートを頻繁に見る場合、これらの文書を正面に配置し、モニタの位置は左右にずらします。
  • 原稿やノートはホルダに立て、目の高さになるように配置します。
  • 画面の上辺が目の高さになるようにモニタを配置します。遠近両用の眼鏡を使用している場合、低い位置にモニタを配置する必要がある可能性があります。コンピュータでの作業に適した眼鏡については、専門家にご相談ください。

目の疲労を防ぐために、次のヒントを参考にしてください。

  • 目と画面の距離が 70 cm 程度になるように、モニタを配置します。
  • 反射を防ぎます。モニタは、光が反射するもの、または光源から離して配置します。また、窓の覆いを使用して、明るさのレベルを調節してください。
  • 画面の汚れはきれいに拭き取ります。眼鏡を使用している場合は、そのレンズもきれいにします。
  • モニタの明るさ、コントラスト、およびフォントのサイズを調節します。

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