・暗号ソフト「U15」
[概要]
ハードディスクやUSBメモリーをパスワード代わりに使う暗号ソフトです。
他の暗号ソフトと違い、ハードディスクやUSBメモリーなどのハードウェアをパスワード代わりに使うので、パスワードを覚える必要はありません。
ソースコードが付いているので改造して使ってください。
[使用例]
例えば、こんな使い方ができます。
●顧客リストをファイルサーバーに保存する:
まず顧客リストを『自分のパソコンの「Cドライブ」』を暗号キー(パスワード)にして暗号化します。
そして、ファイルサーバーに移動します。これで終わりです。
これで、『自分のパソコン』でしか顧客リストをみることができません。
誰かがファイルサーバーのファイルを盗んでも
『自分のパソコンの「Cドライブ」』は世界に一つしかありませんし、簡単に盗んだりできませんから、復号(暗号を元に戻すこと)できません。
よって、社員に顧客リストを持ち出されたりする心配はありません。
●MP3プレイヤーで暗号:
手持ちのMP3プレイヤーがUSB接続するタイプなら、暗号キー(パスワード)にすることができます。
手持ちのMP3プレイヤーを暗号キー(パスワード)にしておけば、暗号が解けるのは、そのMP3プレイヤーを持ち歩いているあなただけです。他人にファイルを盗まれる心配がありません。
[操作]
使い方は簡単です。
まず、ダブルクリックして起動してください。
そして次の手順をおこないます。
1.『リスト追加』ボタンを押して暗号処理したいファイルを選びます(ドラッグ&ドロップもできます)。
・選んだファイルをリストから削除したいときは、ファイルを選択して『リスト除外』ボタンを押してください。
2.暗号キー(パスワード)の設定を行います。
3.暗号種類の設定を行います。
4.最後に『復号/暗号』ボタンを押下します。
処理結果は、ウィンドウの下方の結果欄に表示されます。
また、暗号化されたファイルには「暗」マークが付きます。

注意!
・トラブル回避のため、必ず一度試してください。
・大きなファイルの暗号化は止めてください。制限はしていませんが、最大でも100MBくらいのファイルにしてください。
・暗号キーの欄に、「型番 = 0- 0」と表示されているものを暗号キーにするのはお勧めできません。これは型番の無いハードウェアです。同じ製品で復号できてしまいます。
・古いバージョンで暗号化したファイルを新しいバージョンで復号できますが、逆はできません。
[インストール・アンインストール]
インストールは、ダウンロードしたファイルを解凍して、適当なフォルダに入れてください。アンインストールは、解凍してできたファイルを削除してください。
[動作確認済みプラットフォーム]
Windows98/98SE/ME/2000/XP
[履歴]
2004/07/24:Ver 1.10 暗号を強力。不具合修正
2004/07/11:Ver 1.00 公開
[雑誌等から入手された方へ]
最新バージョンが公開されている可能性があります。
「http://c011113.ktplan.ne.jp/」
[著作権]
著作権は、私(そのばかぎり)が保有しています。
転載やソースコードの改変、再配布を自由におこなってかまいません。
本ソフトウェアおよび改変した亜種によって、いかなる不具合が発生しようとも作者は責任を負わないものとします。
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