Community Place Browser (Plug-in版) マニュアル


改版履歴


Community Place Browser について

ソニーの提供する Community Place Browser は、インターネット上の仮想世界をナビゲーションするためのソフトウェアです。 Community Place Browser では、いろいろな方法で仮想世界を簡単にナビゲーションすることができます。歩き回り、角を曲がって、方向を変え、進行速度を変え、そして上を向いたり下を向いたり、あたりを見回したりできます。加えて、その世界に仕込まれた「動き」を実行して見たり、音楽を聞いたり、映画を見たりすることができます。ある場所に行くと、音楽が聞こえてくるかもしれません。突然、角からウサギが飛び出してくるかもしれません。

加えて、Community Place Browserは、同じ世界にいる人と他の人と出会うことができます。他の人とチャットなどインタラクションすることもできます。他の人と共有体験をしたり、そこで起きたことをいっしょに話し合ったり、協力して作業を行ったりすることができるのです。


目次


インストールガイド

Community Place Browser (Plug-in版)を実行するには、あなたのシステムが以下の条件を満たしているかどうかチェックしてください:

Community Place Browser (Plug-in版)の最小環境および推奨環境

最小環境

推奨環境

Hardware

Windows 95/Windows NT 3.51 の稼動している PC/AT 互換機*

CPU

486DX2 66MHz Pentium 90MHz 以上

メモリ

16MB 32MB 以上

空きディスク容量

10MB 以上(インストール時には 40MB 必要)

画面解像度

640x480 ピクセル 800x600 ピクセル以上

表示色数

256色 65536色以上

ソフトウェア

Netscape Navigator for Windows (ver 3.0 以降)

サウンド

-

サウンドボード

ネットワーク

-

ネットワークボード+インターネットアクセス

*上記の条件を満たすすべてのPC互換機とPC9801に対応
マルチユーザ機能を使用する場合は、推奨環境でお使いになることをお勧めします。


Community Place Browser (Plug-in版) のアンインストール

Community Place Browser (Plug-in版)は、以下の方法で安全にアンインストールすることができます。

  1. [スタート]ボタンをクリックします。
  2. [プログラム]を開き、[Community Place Browser Plug-in]を選択します。
  3. メニューから[Uninstall]を選びます。


Community Place Browser (Plug-in版) の起動

この状態で、VRMLファイルへのリンクをクリックすると Community Place Browser (Plug-in版) が起動され、その内容が表示されます。ここでは、次のウィンドウが表示されます。

ツールバー、ナビゲーションバーは Option メニューの Tool Bar , Navi Bar をチェックすることにより表示できます。
(メニューはマウスの右ボタンをクリックすることによって表示できます。)

また、これ以外にも次の二つの方法で Community Place Browser (Plug-in版) を起動することができます。


システムの概要

ここではCommunity Place Browser (Plug-in版)のシステム全体の概要を説明します。

Community Place Browser (Plug-in版) はVRML1.0, VRML2.0のファイルを読み込み表示することができます(ただし、VRML2.0ではスクリプト言語はJava言語だけに対応しています)。これらのファイルを自分のコンピュータのディスクから読み込むことも、インターネットから直接読み込むことも可能です。インターネットから読み込むときには、コンピュータがインターネットに接続されているかどうか確認してください。


Community Place Browser (Plug-in版) の使い方

さて、これでCommunity Place Browser (Plug-in版) を使用する準備はすべて整いました。

ここでは最初から順を追ってCommunity Place Browser (Plug-in版) の基本機能の使い方を説明します。

以下の項目について説明します。


使いはじめる前に

以下の説明では、マニュアルに付属するサンプル・ワールドを使用します。サンプル・ワールドをCommunity Place Browser (Plug-in版) に読み込むには、ここをクリックしてください。


Step 1. 仮想世界を移動する(ナビゲーション)

現在、ウィンドウの中に家が見えるはずです。まず、キーボードの矢印キーをつかって少し歩き回ってみましょう。次のようにすれば前後左右に移動できます。

メモ

たとえば壁のようなオブジェクトにぶつかると、ビープ音が鳴ってウィンドウの枠が点滅します。そんなときは単に後ろに下がってオブジェクトから離れてください。いくつかのオブジェクトは、突き抜けて行くことはできません。これは仮想世界の作成者のデザインで決まります。

これで矢印キーを使って移動する方法はお分かりでしょう。


マウスの操作に慣れているなら、同様の操作をマウスで行うこともできます。

基本的にはマウスの左ボタンを押して、そのままドラッグします。

操作のコツ


Step 2. 周囲を見回す (ターン)

Community Place Browser (Plug-in版)では、まわりを見回す機能を提供しています。これは、自分がいる周囲を見回し、行きたい所を探すときに便利です。

  1. ツールバーのTurnボタン をクリックしてください。真ん中の人のアイコンをクリックすると自動的に360度その場で回転します。
  2. 左の矢印をクリックするとその場で左に90度回転します。右の矢印をクリックすると右に90度回転します


Step 3. 上から見下ろす (フロート)

仮想空間を動き回っている間に、迷子になってしまうかも知れません。実世界で、こういう場合、高いビルに登って下を見下ろせば、自分のいる場所が容易にわかるのに、と思ったことはないでしょうか?Community Place Browser (Plug-in版)では、高い所から下を見下ろす機能を提供しています。これは、上空から眺めて、行きたい所を探すときに便利です。

  1. ツールバーのFloatボタン をクリックしてください。自動的に上に移動して行きます。Floatボタンは のような形になります。
  2. これであなたは、高い所から世界を見下ろしています。前後に移動したいならば、上矢印または下矢印キーを押してください。もちろん、マウスでも同じ操作が行えます。
  3. 空中では、次のような操作をすることができます。


なお、メニューからはGoメニューFloatアイテムを選択することで実行できます。

メモ


Step 4. 特定のオブジェクトへのテレポート

あるオブジェクトが面白そうなので調べてみたいが、あなたの居る場所から非常に遠く離れているとします。そんなときはステップ1のやり方でも近寄ることができます(たとえば、上矢印キーを使って)。しかし、もっとすばやくオブジェクトに近づくことができます。
では、家に近づいてみましょう。

  1. Ctrlキーを押しながらマウスの左ボタンで家をクリックしてみましょう。
    そうすると自動的に Community Place Browser (Plug-in版) があなたを、家のすぐそばに連れていってくれます。
  2. 家に近すぎるようなら、下矢印キーを何回か押して後ろに下がってください。


Step 5. オブジェクトを選択する

仮想世界の中を歩いているとき、カーソルが特定のオブジェクトの上にかかるとのようになることがあります。このカーソルは、そのオブジェクトに「動き」が定義されていることをあらわします。

オブジェクトをマウスの左ボタンでクリックしてみてください。オブジェクトが動きはじめます。赤い立方体をクリックして何が起こるか見てみましょう。

  1. カーソルを赤い立方体に合わせてマウスの左ボタンを押します。 赤い立方体が動きだします。
  2. もう一回クリックすると動きが止まります。
メモ


Step 6. インフォメーションの表示(スカウタ)

画面に表示されている家にはラベルがついています。しかし、今は見えていません。こうしたラベルは、 ラベルを持つオブジェクトにカーソルを重ねれば、いつでも表示させることができます。この機能は、世界の中に何があるのかを知るのに便利です。

OptionsメニューからScouterアイテムを選択してください。

  1. カーソルをドアの所に合わせてみましょう。
    「DOOR」というラベルが、出てきたでしょう。
  2. 表示しないようにするには、もう一度OptionsメニューからScouterアイテムを選択します。
メモ

スカウターモードはVRML2.0に対するソニーの拡張機能を用いているファイルでだけ有効です。


Step 7. 他の世界へ移る (リンク)

仮想世界の中を移動していて、カーソルが特定のオブジェクトを指したとき、 カーソルの形が になることがあります。 このカーソルは、オブジェクトが別の仮想世界への「リンク」を持っていることを表しています。この機能で、別の世界との間を行ったり来たりできます。

  1. カーソルを家の上に合わせてください。カーソルがの形になります。リンク先は、Community Place Browser (Plug-in版) のウィンドウの下の方に表示されます。
  2. マウスの左ボタンをクリックしてください。別の仮想世界が読み込まれ、あなたは別の仮想世界にいます。
  3. 再びもとの仮想世界に戻るには、Netscape NavigatorのBackボタンを押してください。
メモ

カーソルがの形になるオブジェクトのリンク先は、必ずしも別の世界であるとは限りません。たとえば、HTMLドキュメントである場合があります。その場合は、Netscape Navigatorにその内容が表示されます。


Step 8. ナビゲーションモードを変更する

仮想世界では、いくつかのナビゲーション方法を選択できます。これは、Navigation Modeボタン(Navigation Modeボタンは、以下の三つのモードのいずれかのアイコンになっています)かOptionsメニューNavigation Modeアイテムから選択します。ここでは、以下のモードが選択できます。

  1. Walkモード
  2. 実世界を歩き回るのに似たナビゲーションのモードです。壁との衝突検出を行い重力が作用します。重力は、その仮想世界を見ている人にだけ作用します。その世界に置いてあるものに対しては作用しません。

  3. Examineモード
  4. オブジェクトをいろいろな角度から見るためのモードです。マウスの左ボタンのドラッグでオブジェクトを回転させることができます。

  5. Flyモード
  6. Walkモードと同じですが、重力は作用しません。

メモ


ここで、今までのおさらいをしてみましょう。


動き コマンド

前方 上矢印キーを押す

後方 下矢印キーを押す

右へ回る 右矢印キーを押す

左へ回る 左矢印キーを押す

テレポート オブジェクトにカーソルを合わせてctrlキーを押しながらクリック

高い所から下を見下ろす をクリック

別の世界へ行く カーソルでオブジェクトをクリック

マウスでの操作

マウスの左ボタンを押して、そのままドラッグします。

その他の操作

Community Place Browser (Plug-in版) は、上記以外にも以下の機能をサポートしています。


マルチユーザ機能

Community Place Browserは、あなたが見ている仮想世界と同じ仮想世界を見ている他の人と出会える機能「マルチユーザ機能」をサポートしています。このため、Community Place Browserには、マルチユーザ機能がいくつか追加されています。ただし、これらの機能は、マルチユーザ用にデザインされた仮想世界でしか機能しません。 マルチユーザ機能を用いるには、使用しているコンピュータがインターネットに接続されている必要があります

マルチユーザ用にデザインされた仮想世界(共有仮想世界)でも、世界を歩く方法やジャンプする機能など、これまでに説明した機能は同様に使用できます。唯一変わったことは、他のユーザのアバタと呼ばれる分身も共有する同じ世界を歩き回っていることです。

共有仮想世界でも、オブジェクトは動きを持っていますが、それは複数のユーザ間で共有されます。従って、例えば、ソニーが提供する共有仮想世界 Circus Park 2では、あなた自身はオブジェクトに触らなくても、そのオブジェクトの形や色が変化するときがあります。これは、他のユーザ達が自身のブラ ウザからオブジェクトをクリックしたからで、あなたは彼らと同じ結果を見ているのです!

ここでは、以下の機能について説明します。


共有仮想世界に入る

共有仮想世界への入り方は、これまでの仮想世界への入り方と同じです。

ただし、共有仮想世界を読み込むとCommunity Place Browser (Plug-in版) のウィンドウの右下にアイコンが表示され(ツールバーが表示されているときにだけ表示されます)、マルチユーザウィンドウが表示されます。また、 メインウィンドウに「Community Place Bureauに接続しました」というメッセージが表示されます。

図:共有仮想空間に入った様子

共有仮想空間に関する機能は、このマルチユーザウィンドウとMutiUserメニューで行います。マルチユーザウィンドウは、Community Place Browser (Plug-in版) のMultiUserメニューからMultiUser Windowアイテムを選択することでも表示できます。このウィンドウは、画面内の好きな位置・サイズに調整できます。

メモ

共有仮想世界に入れなかった場合は、マルチユーザウィンドウは表示されません。たとえば、インターネットに接続していないマシンでは、共有仮想世界に入れません。この場合は、以下で説明するマルチユーザ機能は使用できません。

ただし、その場合でも、共有仮想世界の中を見てまわったり、そこに仕込まれた「動き」を実行したりすることができます。唯一の違いは、その世界に他のユーザがいないことです。つまり、この場合は、共有仮想世界ではなく、ただの仮想世界になります。


チャット機能

マルチユーザウィンドウのチャット機能を用いて、他のユーザにテキストメッセージを送ることができます。

マルチユーザウィンドウの最下部にはテキスト入力ボックスがあり、ここでメッセージを入力できます。リターンキーを押すと、入力したテキストがあなたの近くの全てのユーザに送られます。もし近くに他のユーザがいて、彼ら /彼女らがチャットをしているならば、彼ら/彼女らからのメッセージがあなたのマルチユーザウィンドウに表示されます。

図:チャット機能

加えて、あなたのタイプしたメッセージは Community Place Browser (Plug-in版)のメインウィンドウで「テキスト・バルーン」 としてあなたの頭上に表示されます。あなた自身はこれを見ることはできませんが、他のユーザが入力したメッセージはすべてそのように見ることができます。

これらのチャットのログはマルチユーザウィンドウの右上の三角形ボタンを押して表示されるメニューで編集や保存することができます。

図:チャットログメニュー

あなたのメッセージは、あなたの近くの人達だけに表示されます。これには2つの利点があります。

後者の方法では、側に他の人が来ると話を聞かれてしまいます。それがいやな場合にはパーソナルチャット機能を使いましょう。


パーソナルチャット機能

共有仮想空間にいる他のユーザと一対一のチャットを行うことができます。シフトキーを押しながらアバタにカーソルを合わせて、相手とパーソナルチャットができる場合には、カーソルがになります。この状態で相手をクリックするとその相手とだけチャットをすることができます。ただし、相手があなたの申し出を断る場合もあります。

図:パーソナルチャット機能

パーソナルチャットのログは、同様にチャットログメニューで編集や保存ができます。


アクションパネル

マルチユーザウィンドウのアクションパネル上のボタン操作によって、アバタをアニメーションさせて感情を表現することができます。たとえばこれらのボタンの1つであるSmileボタンを押すと、あなたのアバタは 「スマイル」のような動作(アクション)をし、共有仮想世界であなたの周囲にいる人にはそれが見えます。

メモ


レーダの表示

共有仮想空間にいる他のユーザがどこにいるかを調べるには、レーダを使うのがよいでしょう。MultiUserメニューからRadar Mapアイテムを選んでください。画面の右上に十字のレーダーが表示されます。十字の中心が自分です。自分の周囲にいる他のユーザは赤い点で表示されます。

図:表示されたレーダー


他の人の名前の表示

共有仮想空間にいる他のユーザの名前の一覧を表示したい場合は、マルチユーザウィンドウの下端にある三角形のマークがついたボタンをクリックしてください。自分の周囲にいる人の名前が表示されます。一覧から名前を選択するとその人の前に自動的に移動します。

図:共有仮想世界にいる人の名前の表示

このボタンの左側に表示されている数字は、その共有仮想世界にいるユーザ全員の数を示します。一覧に表示されるのは自分の周囲にいる人だけなので、一覧に表示される名前の数と異なる場合があります。


アバタ(分身)の変更

Community Place Browser (Plug-in版) のMultiUserメニューからSelect Avatar...アイテムを選択します。使用できるアバタの一覧が表示されます。好みのアバタを選択して、OKボタンをクリックしてください。これで、他のユーザーの Community Place Browser (Plug-in版) では、あなたが選択したアバタとして見えます。また、同じメニューChange Avatar Color...でアバタの色を変えることができます。

メモ


接続の自動切り離し機能

共有仮想空間に接続してある一定時間以上何もしないと自動的に接続が切られます(サーカスパーク2では10分)。 しばらく席を外す場合などには、マルチユーザウィンドウの右上にあるActive/SleepボタンのうちSleepボタンをクリックしてください。 席から戻ったら、Activeボタンをクリックしてください。 たとえば、サーカスパーク2の場合は、Sleepボタンを押している間、あなたのアバタは他の人からは座っている姿で見えます。他のアバタがそういう姿をしている場合は、Sleepボタンが押されているということがわかります。サーカスパーク2では、Sleepボタンが押されていても60分何もしないと接続が切られます。

メモ

接続が切られると、マルチユーザウィンドウが消え、ツールバーの下のアイコンがのようになります。 をクリックすることでも接続を再開することができます。


プリファレンスメニュー

プリファレンスメニューはユーザの各種設定変更するためのものです。 OptionsメニューからPreferences。。。アイテムを選択すると以下のようなウィンドウが表示されます。

ここでは、以下の項目が指定できます。


付録


ボタンおよびメニュー一覧


ナビゲーション

左ボタンを押しながらマウスをドラッグします。


動作 キーを
押す
マウスを
ドラッグする
クリックする

前方 上矢印 上方

後方 下矢印 下方

右へ回る 右矢印 右方

左へ回る 左矢印 左方

特定のオブジェクトへのトランスポート

特定のオブジェクトを決める。 Ctrlキーを押しながらマウスの左ボタンを押す。

姿勢の変更

shiftキーを押しながらマウスをドラッグ(または矢印キーのどれかを押す)。


動作 キーを
押す
マウスを
ドラッグする
クリックする

上を向く 上矢印 上方

下を向く 下矢印 下方

右へ平行移動する 右矢印 右方

左へ平行移動する 左矢印 左方

オブジェクトを動かしたり回転させたりする(Examineモード以外)

Examineモード以外のモードでもオブジェクトを動かしたり回転させたりすることができる場合があります。

Altキーとマウスの左ボタンを押しながらドラッグします。するとオブジェクトが動きます。
Alt+Shiftキーとマウスの左ボタンを押しながらドラッグします。するとオブジェクトが回転します。

メモ: どのオブジェクトか操作できるかは、その仮想世界の作成者のデザインによります。

リンクをたどる

カーソルがオブジェクトの上での形になったときは、そのオブジェクトがURLリンクを持っていることを意味します。マウスの左ボタンをクリックすると、 別の世界へ行くことができます。

動き(動作)の起動

オブジェクトが動きまたは動作を持っている場合は、 カーソルの形がになります。その場合、マウスの左ボタンをクリックするとその動きがスタートします。ただし、その動きがどのようなものかはその仮想世界の作成者のデザインによります。


ナビゲーションボタン

画面上には6個のナビゲーションボタン(矢印)があります。


ボタン 機能

上下を向く。元の姿勢に戻る。

左に回る

前方へ進む。

後方へ進む。

右に回る。

上下左右に移動する


ツールバーボタン

ツールバーには5個のツールバーボタンがあります。


ボタン 機能

ナビゲーションモード(次のいずれかのアイコンである場合もある。,)

その場で回転する(ターン)。

視点を高い所に変更し、鳥の視点とする(フロート)。

仮想世界のホームポジションに戻る。

ファイルのロードを中止する。


メニュー

メニューバーでは次のようなオプションが選べます。

メニュー 項目 機能
File Save As Image... 表示されている仮想世界をイメージ形式で保存する
Save As VRML... 表示されている仮想世界をVRML形式保存する
Go
Home 仮想空間のホームポジションに戻る
Stop loading 読み込みを中止する
Turn to the Right 右に90度回転する
Rotate 360度その場で回転する
Turn to the Left 左に90度回転する
Float その場で高い位置に移動する
ビューポイントの名前 ビューポイントの名前に対応する位置に移動する*
MultiUser
MultiUser Window マルチユーザウィンドウを表示する。
Radar Map レーダーを表示する。
Select Avatar... アバタを選択する。
Change Avatar Color... アバタの色を変更する
Connect/Disconnect マルチユーザサーバに接続する/接続を切る。
Bookmark
Add bookmark 現在の視点をブックマークとして保存する
Edit Bookmarks... ブックマークのリストを表示する。
ブックマーク これまでに保存したブックマーク**
Options
Navigation Mode ナビゲーションの方法を選択する***。次の三つのいずれかが選択可能:WalkExamineFly
Detail Level 仮想世界の描画の詳細度を指定する。次の三つのいずれかが選択可能: Solid(デフォルト)、Solid(no Texture)(テキスチャ非表示)、WireFrame(ワイヤーフレーム表示)
Collision 壁や地面との衝突検出を指定する。次の二つが設定可能:Wall(壁との衝突検出)、Floor(地面検出)。地面検出は、Walkモードの重力作用を制御します。
Scouter スカウタモードのオンオフを指定する。
Sound サウンド機能のオンオフを指定する。
Head Light ヘッドライトのオンオフを指定する。
Auto Load Texture テキスチャの自動読み込みのオンオフを指定する。
Auto Load Sound 音データの自動読み込みのオンオフを指定する。
Tool Bar ツールバーの表示/非表示を切り替える
Navi Bar ナビゲーションバーの表示/非表示を切り替える
Preferences... プリファレンスウィンドウを表示する。
Help
About Community Place Browser (Plug-in版) のバージョンに関する情報を表示する。

* どのようなビューポイント名が表示されるかは、その仮想世界によります。このため、ビューポイント名がまったく表示されない場合もあります。

** ここに表示されるブックマークは、Add Bookmarkで登録したものが表示されます。

*** どのモードが使用可能かは、その仮想空間の作成者のデザインで決まります。このため、ある世界ではWalk以外が選択できなかったり、別の世界では、FlyとExamineのいずれかが選択できたりします。


Community Place Browser ヘルパー版との違い

Community Place Browser (Plug-in版) は Community Place Browser ヘルパー版と比べて以下の違いがあります。
  1. マウス右ボタンクリックでメニューが表示されます。
  2. ツールバー、ナビバーが Option メニューから表示/非表示指定可能になっています。
  3. Open File, Open Url, Exit メニューはありません。Netscape Navigator のメニューをご利用ください。
  4. Backward, Forward, Reload ボタン/メニューはありません。Netscape Navigator のメニューをご利用ください。
  5. Java console 表示メニューはありません。Netscape Navigator のメニューをご利用ください。
  6. ESC キーでジャンプが TAB キーでジャンプになっています。
  7. Vscp.goFromAvtroomToOriginalWorld() は無視されます。
  8. インストール時 autoexec.bat を書き直します。(修正するかどうか選択できます)
  9. Javaからは、ファイルやネットワークのアクセスなどは、Netscapeのセキュリティ上まったく行えません。


問題が起きたら


リファレンス

  1. VRML 1.0仕様
    http://www.eit.com/vrml/vrmlspec.html
  2. VRML2.0仕様
    http://vag.vrml.org/VRML2.0/FINAL/
  3. Virtual Society on Webホームページ
    http://vs.sony.co.jp


商標

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