飛べ、大空に!〜グライダー体験記〜小林有佑記者
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▲このグライダーでレッツフライ!
 6月9日、ぼくは露目飛行場へグライダーに乗りに行きました。大きく翼を広げたグライダーが何機もある飛行場を見学した後、グライダーの操縦席にすわらせてもらいました。そこには高度計などのメーターや、ラジオや酸素ボンベがありました。三千メートル以上高く飛ぶときにボンベが必要だそうです。

 まずは飛ぶ準備。最初にグライダーの翼の部分を持ち、先頭にあるひもを車の後ろに引っかけて、ゆっくりそのまま滑走路まで運ぶという大変なものです。「すぐには飛べない。みんなの協力が必要」ということがわかりました。そしていよいよ飛ぶときがきました。
 二人乗りの後ろの席に座り、シートベルトをしめました。セスナ機にグーンと引っぱられ、飛び上がりました。始めは少し緊張ぎみ。 でも、前に乗った早川さんに教えてもらって、ちょっと操縦もしてみました。
 しばらく飛んだ後、仙台の町の上空へ。新幹線や学校、刑務所などが見えました。途中でセスナ機と切り離したときは、一瞬フワッとうきあがった感じがして、ドキドキしました。と、突然目の前が真っ白に! 雲の中に入ったのです。そのまま風に乗って空を飛んでいると、とても気持ちよかったです。

 あっという間の二十分間でしたが、言葉では表わせない感動に満ちた、とっても充実した体験でした。今度はひとりで操縦もしてみたいです。どんどん夢はふくらみます。


▲翼よこれが広瀬川だ!
 空を飛べたら気持ちいいよね! いつも見慣れた町を上から見ると、また違う発見があるかもしれないね。きみもチャレンジしてみたいことがあったら、Eメイルで送ってね!


ご意見・ご感想・ご質問・きみがチャレンジしてみたいことなどがあればEメイル
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◆ミニ情報◆
グライダー
 1877年、ドイツのリリエンタールによって初めて作られた。
滑空機やエンジンなどを用いず、上昇気流や風を利用して飛ぶ航空機。

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