お米ができたよ!
〜稲刈り〜
菊地優太記者
優太くんの情報は、
ここをクリックしてみてね!

▲黄金色の田んぼをコンバインが作業する
五月に植えた苗は大きく育って
たくさんの稲を実らせました。

 稲刈りは、コンバインという機械で刈り取ります。わが家のコンバインは3条刈りといって、3列を一度に刈りとることができるのです。稲はコンバインの中で、もみとわらに分けられ、もみはタンクにためられ、わらはバラバラに切られて田んぼに落ちます。タンクにもみがたまると、ブザーがなって知らせます。そうしたら、軽トラックの大きなタンクへ移動します。軽トラックのタンクがいっぱいになったら、それを、家にある乾燥機に入れます。乾燥機は、田んぼ5枚から6枚分のもみを入れることができます。一晩乾燥させて、今度は米をもみすり機械にかけます。つまり米の中身の白い部分とまわりのからに分けるのです。そして、やっとみんなが知っているお米になります。
コンバインという機械はとても大きく、細かい作業にはむいていないので、お母さんやおばあちゃんが、田んぼの4すみを手で刈ってあげなくてはいけません。この作業は、「すまっこ刈り」といいます。今では大きな機械がありますが、昔は機械がなかったので、大変だったそうです。
家でとれたおいしい新米がみんなのところへ届くといいですね。

▲コンバインで刈り取ったもみを乾燥機で乾燥させて、もみすり機でもみをとると、みんなが知っているお米のできあがり!

緑の田んぼが黄金色に変わると、稲刈りの季節!夏の暑さ
にも台風にも負けずに育った稲が、いろいろな作業の末、
おいしいお米となって、きみたちの家に届くんだね。
お米についてきみが知りたいことがあったら、教えてね!


ご意見・ご感想・ご質問は、
snd002@tth.expo96.ad.jp」まで。


◆ミニ情報◆
作況指数
 農作物がいつもの年に比べて、たくさんとれそうかどうかを表わす数字。特にお米の作況指数は有名。99〜101は平年並、105までは「やや良い」というふうに判断される。

Back to Kids