1.盛大に開幕1年前レセプション開催
   − 「ゆめ交流博」成功誓う −


 開会までちょうど一年となった七月十九日、仙台国際ホテルで、「開催一年前レセプション」が関係者約四百人を集めて盛大に開かれました。

 レセプションは、まず博覧会実行委員会会長の浅野史郎知事があいさつに立ち「国際化は国対国から地域対地域の関係になっており、今度の博覧会の大きな狙いもそこにある」と強調。引き続き、実行委員長の一力社主・会長が「七月十九日はオリンピックの開会式が行われるなど、北半球では縁起のいい日。こぞって参加してほしい」と協力を呼び掛けました。
 さらに、これまでに単独館への出展を表明した六つの企業、企業グループの代表者が登壇し、石黒元・日立製作所東北支社長が「今世紀最後の大規模な博覧会であり、二十一世紀を予感させるような夢あふれる展示をしたい」と決意を表明しました。
 この後、キャンペーンレディの紹介、キャンペーンカーの貸与式、歌手の峠恵子さんによる博覧会テーマソングの発表などが行われました。  合間にはテーマ館の映像を担当する漫画家の石ノ森章太郎さん、キャンペーンレディの衣装を制作したデザイナーの菱沼良樹さん、テーマソングを作曲した服部克久さんらのメッセージがビデオを使って流されるなど、趣向も盛だくさんでした。
 パピットくんをあしらった舞台装置を置いた会場は、光と映像をふんだんに使った演出で、まるで別世界にいるよう。出席者はいずれも、約一時間半にわたったイベントを堪能していました。


決意表明する出展社の代表



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