子どもの権利を考える
〜みやぎ子ども議会〜
石川由美記者
由美さんの情報は、
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▲宮城県議会議場に各地から選ばれた子ども議員が集まる
私は、今年初めて行われた
「みやぎ子ども議会」の
地区議会と県議会に参加しました。


まず地区議会では、十人程度の委員会を作って、午前十時から正午までの約二時間、話し合いをしました。午後からは、本物の議場〜石巻市議会議場で本会議が行われました。ここでは、議長を中心に午前中に話し合ってきたことを発表し、みんなの意見を交かんしました。そのとき私は「わたしたちがつくる男女平等社会」について多く意見を出しました。議長がみんなの意見をまとめたあと、どのテーマを一番強く県議会で発表してほしいか投票。最後に県議会へ行く人を決めました。これは行きたいを人中心に、小学生・中学生・高校生各一名が選ばれるのですが、高校生で行く人がいなかったので、小学生が二人〜私と、委員会で仲良くなった河南広渕小六年の大崎裕美さんが行くことになりました。
 県議会でも、進め方は地区議会と同じだったので楽でした。裕美さんと委員会は離れてしまったのですが、地区議会のときより発言が活発で、とてもよい意見がたくさんでていました。午後の本議会では、浅野知事もいらっしゃって、とても緊張しました。でもみんな一生懸命意見をだしていたので、私もがんばって意見をだしたらすっきりしました。浅野知事と記念撮影もでき、思い残すことはありません。
 議会は思ったより楽しく、また来年も参加したいです。忙しい中来てくださった浅野知事さん、ありがとうございました。

▲意見も活発に交換された
<写真提供:河北新報社>

大人社会に対して子どもたちが意見を自由に表明できる
ための場所が、この「みやぎ子ども議会」。活発な意見が
たくさん出たことは、とても嬉しいことだよね。子どもに
住みよい地球を作るため、きみも来年、参加してみない?


ご意見・ご感想・ご質問は、
snd002@tth.expo96.ad.jp」まで。


◆ミニ情報◆
「みやぎ子ども議会」には500名が応募。地区議会には229名が参加し、その中から選ばれた63名が、県議会で「大人に言いたいこと」「わたしが知事になったら」など、十のテーマについて意見をたたかわせた。

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