第二十四番
室戸山
最御崎寺
むろとざん
ほつみさきじ
●土佐「修業の道場」の打ち初めである最御崎寺は、虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ) を本尊としている。空海が御厨人窟修業中に唱えていた真言は虚空蔵菩薩であり、 100万遍唱えることで悟りに近づけるといわれている。真言とは古代インドの宗 教的呪文の音写。だから、意味はよくわかっていない。しかし、仏や菩薩の真理 とされ、唱えると功徳があるといわれている。この虚空蔵菩薩は、右手に剣、左 手に宝珠を持ち、天の恵みを仏格化しているといわれている。限りない福徳と智 恵が授けられ、特に記憶力が得られるともいわれている。
場所
高知県室戸市室戸岬町4058-1 tel 08872-3-0024
交通
JR高知駅より国道55号線で室戸岬へ車で2時間30分
真言
のうぼう
あきゃしゃ
きゃらばら
おん
ありきゃ
まり
ぼり
そわか
開基
弘法大師
宿坊
100人程度宿泊可
周辺のみどころ
室戸岬
前の札所
23番
医王山
薬王寺(徳島県)車で2時間
次の札所
25番
宝珠山
津照寺
車で10分
96/8/15 (C)高知県