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茶道
茶をたて、それを味わう作法。喫茶の風は、12世紀末〜13世紀(鎌倉時代)に薬用として
一般化し、さらにそれが儀礼化した。16世紀、珠光(しゅこう)によって流儀として始まり、
千利休(せんのりきゅう)が流派を完成した。17〜19世紀(江戸時代)には武家社会の礼法
のもととして重用された。日本精神文化の形成の中核とさえなっていた。現在では形式化し、特
に結婚前の女性のけいこ事として盛んである。