米は、今でも日本人の「主食」である。だが、食生活が多様化してきた現在、 
食卓の「主役」であるかどうかは、評価のわかれるところだろう。米の品種は、 
大別すると2種類で、丸みを帯びた中・短粒種のジャポニカ米と、細長い長粒種 
のインディカ米。タイムカプセルには、この代表2種と、もち米(これも日本型 
の一種)が納められた。 
 1970年当時、日本人にとって「米」と言えば、うるち米(ジャポニカ米) 
のことであり、インディカ米を食べる機会というのはほとんどなかったと言って 
いいだろう。4分の一世紀後に、米不足による騒動がおこり、ジャポニカ米とイ 
ンディカ米をブレンドして食べる・・・などということは想像だにできなかった 
はずだ。 
 世界的には、水で炊いただけの白いご飯を食べるのは少数派。フルーツと一緒 
に炒めたり、ミルク煮にしてチョコをかけたりと、日本人の常識をこえる調理法 
は数多い。 

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