和服に合わせて、足に履くもの。
西洋のくつしたのように、つま先から足首あたりまでを包むが、くつしたと明らかに違う部分がいくつ
かある。
まず、つま先の部分だが、ここは親指と他の四指との二又に分けられている。これは、下駄や草履など、
日本の履き物を履きやすくするための構造なのだ。
また、くるぶしの後ろの金具でとめるのも、足袋独特のもの。生地に伸縮性がないための工夫といえる。
タイムカプセルに納められたものは、キャラコという光沢のある木綿地で作られており、色は紺色。
1970年当時の時価で、460円のものである。
|
|
|