現在では、「チョモランマ」の呼び方が一般的な世界の最高峰、それがエベレ 
ストである。標高は8848メートル。21世紀が目前の今でも、この山頂をき 
わめることは容易ではないが、勇気ある登山隊によって、幾度となく挑戦され続 
けている。 
 写真の石は、1970年5月11日、エベレストの登頂に成功した日本山岳会 
エベレスト登山隊が持ち帰り、同年6月28日に、住吉隊員をはじめとするエベ 
レスト登山隊関係者7名によって、日本万国博覧会の松下館に届けられたもので 
ある。 
 石は、こぶし大で、風雪に削られ、表面のなめらかになった水成岩。太古の昔、 
エベレスト(チョモランマ)のあたりが海だったことを示している。 

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