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![]() 会場施設 |
■アジアで初の日本万国博覧会 ●開催の経緯 ●会期は183日間 ●統一テーマと意義 ●会場施設 ■伝統と開発の松下館 ●出展テーマ ●伝統の日本建築 ●タイム・カプセルを展示 ●来館者数 |
シンボルゾーン
45万平方メートルを占める展示地区には、日本を含め77か国の政府館と、松下館などの33 の民間企業館(国内民間・公共企業館31館と海外民間企業館2館)が、広場方式で建設さ れた。その他、さらに海外から国際連合、経済協力開発機構、欧州共同体、アジア開発銀 行の4国<際機構団体、10の州や都市が参加し、前回のカナダ・モントリオール万国博の 参加国61か国を大きく上回るとともに、アジア、アフリカ詣国の参加が目立った。ソ連館 の宇宙開発や、アメリカ館の月の石の展示をはじめ、各パビリオンも最新の技術を結集し て展示盛示に趣向を凝らし、特に、映像を主体とした動的な演出が全体の70%を占めた。 入場者 183日間の総入場者数は64,218,770人で1日平均350,922人。最高人場数は9月5日(土) の835,832人最低は3月16日(月)の163,857人だった。総入場者数のうち、日本人は、 約6,251万人(97.4%)、外国人は約170万人(2.6%)で、日本人の中では、22歳以下の 若年層が41.2%もあった。 こうして日本万国博覧会EXPO'70は、5か年の準備期間と2千億円の費用(関連工事 を含めると1兆円)をかけ、日本を含めて77か国が同一テーマのもとにアイデアを競い、 延べで 日本全国民の半数以上を動員するという史上最大の記録となった。 |
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