万博を体験した世代には、懐かしいと同時に、「今の値打ちはどれぐらいだろ
う」と、つい値踏みしたくなるのが、この記念メダルだろう。
金、銀、銅の3種類が発売されたのは1969年の9月。日本万国博覧会開催
の資金調達の一環として、総額67億円相当が発行されており、その売上金の一
部が協賛金として、日本万国博覧会協会に納められている。
さらに、記念メダルとしては日本で初めてのプラチナメダル(小売値一個10
万円)も作られた。これは、1970年3月の発売と同時に売り切れている。デ
ザインは、いずれも万国博覧会のマークシンボルが中心。直径は27mm〜34
mmと、案外小さなメダルである。
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