この写真を見ただけで、顔をしかめ、腕をさすりたくなる人がいるかもしれない。子供の頃、予防接種などで注射をされ、痛い思いをした記憶は、なかなか忘れられないものだ。 注射器は、1853年にプラヴァツ(CharlesGabrielPravaz)が発明。液状の薬剤を、直接、皮下や静脈内に注入するものだが、経口薬より効き方が早く、病気によっては合理的な治療ができるため、広く行われるようになった。 90年代には、アメリカで針のないワクチン接種用の注射器が実用化されている。これが普及すれば、注射嫌いの子供も減少するのだろう。
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