タイムカプセルに収納された品々のうち、5000年間動き続ける唯一の機械
が、このプルトニウム原子時計である。
1目盛りの幅は、約3mm。これで100年間を表示する。つまり、100年
かけて3mm動く時計というわけである。
この時計の原理は、プルトニウム239から放射されるα粒子が、ヘリウムガ
スに変換することを応用したもので、このガスの増加を利用して指針をゆっくり
と回転させている。
タイムカプセル計画のためだけに新しく研究開発された、他では見ることの出
来ない時計といえる。
HOME
Copyright(C)1996 MATSUSHITA ELECTRIC INDUSTRIAL CO.,LTD.