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酵素
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動植物の細胞(あるいは細菌の菌体)の中で作り出される触媒作用のある高分子物質。実際には
タンパク質をその主体とし、なおそのほかに低分子の補助的な成分(補酵素)を含む場合もある。
酵素の応用としては、いわゆる微生物産業すなわち発酵・醸造 (アルコール発酵、アセトン
ブタノール発酵、酢酸発酵、酪酸発酵、各種有機酸発酵、 チーズ、みそ、しょうゆの醸造、
パンの製造、つけ物その他食品の加工など)、また微生物を培養して微生物体、あるいはその産
生物(ペニシリン、ストレプトマイシンなどの抗生物質、特殊なビタミン類など)を得る産業に
利用されている。
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