写真のショートホープは、日本で最初のフィルター付きのタバコである。当時、10本入りで50円。
その左横にあるのが、タバコに火をつけるための電子ガスライター。価格は5800円だった。
安価な使いきりのライター(いわゆる100円ライター)はまだ存在せず、高価なライターを持つこと
が喫煙者のステイタスであった時代といえる。
喫煙は、タバコの原産国である南アメリカで古代からいとなまれていた。それが、16世紀初頭にスペ
インに伝わると、世界中に急速に普及したそうだ。日本へは安土桃山時代に伝来されている。
現在では、健康に害のあるものとして、喫煙という行為は制限されつつある。
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