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![]() 発掘の方法 |
■発掘の方法 ■埋設管の開封と本体の取り出し ■本体の開封方法 ■収納品の取り出し方 ■収納品の取り扱い方 ■記録類の再生について ■再埋設に際しての注意 |
1)地中温度の読み取り 埋設されたタイム・カプセルEXPO'70の温度経歴を知るために、上・下コンク リート保護体の直上に、それぞれ1個のステンレス製円筒形容器に納められた最 高最低温度計が設置してある。 (1) 発掘にあたっては、温度計に無用の振動、衝撃が加わらないよう埋め戻し 砂をていねいに除去すること。 (2) 円筒形容器は、地上に取り出すことなく、その場においてすぐ8本の締め 付けボルトをはずし、前面板に取り付けられている温度計を引き出し、 外界からの温度の影響を、避けながら速やかに最高最低温度の指示を読み取る。 埋設時の実測では、タイム・カプセル埋設地点(地上から8〜15m)の温度は17.5℃ であった。 付記 モニュメントを取り除いた時、見いだされる4本のコン ジット管入りの電線は、 埋設時、地中温度の安定後、最高最低の指標を地上より遠隔操作して設定する のに使用したものである。 2)第2号機の取り出し (l)埋設管を覆っているコンクリート保護体とベントナイトを除去する。 (2)タイム・カプセル本体を収納したまま埋設管をつり上げる(重量約7.3t)。 この時、埋設管のつり手金具には、横荷重がかからないように注意する。 3)第1号機の取り出し (1)上部に埋設した第2号機を取り出した後、上下を分けているコンクリート隔 壁および埋め戻し砂を除去する。 (2)コンクリート保護体を除去し、上記要領に準じて埋設管を取り出す。 |
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