Panasonic Pavilion
組織

イントロダクション

 ■イントロダクション
 ●組織の役割
 ●委員会リスト
 ●組織図
 ●記録写真



BOTTOM
 毎日新聞社、松下電器産業(下部)の両主催者は、自社の総力を傾注するとともに、 
現代一流の学者や専門家の英知を結集して、それぞれの得意とする分野で十分な討議 
を重ね、現代文化を5、000年後の人類に残すという目標に向かって挑戦した。 
 本体(容器)の開発、収納品の保存技術の開発、そして埋設技術の開発などをテー 
マとして催した技術委員会は4回、膨大な現代文化の中から収納品を選定するために 
開催した選定委員会は3回を数えている。そして分科会をはじめ技術委員や選定委員 
が、それぞれの専門分野で専門家を集めて開いた小委員会は、かなりの数に及んでい 
る。 
 また、事業推進の実施部門として活動した実行委員会や開発本部関係の会合は小委 
員課員以上に回を重ねた。 
 一方タイム・カプセルEXPO’70の組織外でも、それぞれの分野で重要な役割 
を果たした多くの協力先があった。日本や外国の政府機関をはじめ、各種の団体、企 
業等である。個人としても、さまざまな分野の専門家が、協力を惜しまなかった。 
 ちなみに、知名人アンケートを実施した際、ベルギーのピエール神父ほ自著「平和 
と建設」を1冊収納してもらいたいと、英・仏語による長文の手紙を同封してきた。 
また、フランスのトゥールーズ大学のエスカンド教授は若き日の情熱を傾けて書きあ 
げた水力学の論文を、タイム・カプセルに入れてほしいと送ってきた。 
 その他、「これを収納記録として検討してもらえれば幸いである」と実物を添付し 
てくる知名人も少なくなかった。いずれも、この計画に対して深い理解を示し、「成 
功を析る」という激励文が同封されていた。 
 この意味からも、タイム・カプセルEXPO’70は、人類の永遠の繁栄を念願す 
る現代人が、ロマンチックな夢を実現するために英知を結集して作った“現代文化の 
TOP
カン詰め”といえる。 


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