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![]() 収納品の取り扱い方 |
■発掘の方法 ■埋設管の開封と本体の取り出し ■本体の開封方法 ■収納品の取り出し方 ■収納品の取り扱い方 ■記録類の再生について ■再埋設に際しての注意 |
そのほか、下記の点に十分注意を払っていただきたい。 (1)収納品にはすべて番号が付けられている。この番号と収納箱の番号は、ともに 「収納品総目録」に品名とともに記されている。 これをよく参照して閉封、検査を行っていただきたい。 (2)書物、記録の類は、てきるだけ保存に注意を払ったつもりであるが、紙、その他の 材料の機械的性質は、劣化していることが考えられる。したがって、これらについては開 封時に必ず複写しておくことをお勧めする。 (3)特殊な物品として、放射性元素Pu239を合む物品が2種類収納されている。すなわ ち特殊な小容器内に納められたPu2O5(酸化プルトニウム)単体とプルトニウム原子時 計(TIME KEEPER)である。内部には放射性物質Pu239が、いずれも、約1g入って いる。十分に注意して取り扱っていただきたい。なお、プルトニウム原子時計は27℃1気 圧のもとで目盛りが経遇年数を表すことになっている。精密な検査は27℃で行う必要があ るし、べローズを破壊しないよう注意が肝要である。 (4)テトロドトキシンのような毒物および麻薬や農薬も若干収納されている。いずれも ガラスアンプルを石英管で2重に封じているが<、特に、取り扱いには十分な注意が必要 である。 (5)植物の種子若干のほか、微生物類として有用菌類が少しと、ファージ類の一部が収 納されている。いずれも、純粋培養の後、凍結乾燥し、石英管または硬質ガラス管中に別 々に密封されている。検査にあたっては、収納品(物品と記録)に付けられている。 インフォメーションを参考にして取り扱い、外気による汚染をさけるよう、細心の注意が 必要である。 (6)物品の中で,塩化ビニル、ゴムなどを使用した複合物品の場合には,その機能をそこな わないかぎりは、他の材料で置き換えたものがあって、 総目録に注記されている。考察にあたって、この点を誤解しないようにしていただきたい。 |
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