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![]() 大プロジェクト |
■事業開始の契機 ■開封時期の設定 ■大プロジェクト ■収納品の決定 ■特別製作の収納品 ■760万人に公開 ■万全の保存枝街 ■人災だけが心配 ■日本が国家管理 ■タイム・カプセルEXPO'70に関する覚書 |
両社関係者は、早速、準備会議をもち、事業の具体的な実施計画案の作成に取りかか り、1967年12月1日、両社が主催して推進することを正式に決定した。 そして1968年1月8日、タイム・カプ セルEXPO'70事業計画は、毎日新聞の社告を 通して、初めて、広く社会に発表された。 両社の関係者は、直ちに組織づくりに着手した。事業の最高統括機関としてタィム・カ プセルEXPO'70委員会をおくとともに、この計画推進の軸となる技術委員会、選定 委員会の人選を行った。 日本の科学技術分野を代表する23名の学者、専門家からなる技術委員会は、タイム・ カプセル本体の開発、収納品の保存技術、埋設技術などに関して審議するため、1968 年3月12日の第1回技術委員会をかわきりに同年4月19日、9月6日、1969年1月 22日と、通算4回の慎重な討議を重ねた。 一方、自然科学、社会、芸術の各分野において著名な学者、専門家27名(その他幹事 2名)からなる選定委員会は、1970年現代を代表する収納品を選び出すことを主目的 として、1968年4月20日、同年9月7日、12月7日と3回にわたって審議を重ねた。 技術委員会および選定委員会で結論の出せない問題については、それぞれ新たに小委 員会を組織して、さらに具体的、専門的に問題を掘り下げるよう努力した。両主催者 としては、この事業を円滑に推進するため、実行委員会を組織し、その事務局を毎日 新聞社大阪本社編集局事業部および松下電器産業(株)本社報道部、(1973年8月か ら同社広報本部に改称)においた。 また、タイム・カプセル本体の設計・製作、選定 品の収納、埋設の調査・研究などを実施するため、松下電器社内に技術陣を中心とし た開発本部を設けた。 |
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