Panasonic Pavilion
            
   タイムカプセルEXPO'70のあらまし

人災だけが心配

 ■事業開始の契機
 ■開封時期の設定
 ■大プロジェクト
 ■収納品の決定
 ■特別製作の収納品
 ■760万人に公開
 ■万全の保存枝街
 ■人災だけが心配
 ■日本が国家管理
 ■タイム・カプセルEXPO'70に関する覚書   

  埋設地の問題については、当初から、いろいろな案が出され、検討されていたが、1969
 年2月28日の委員会で大阪城公園に内定し、文化庁、大阪市の認可を得て同年3月24日
 に正式決定をみた。 早速、埋設地点のボーリングによる新たな地質調査や種々の測量を
 重ねた後、埋設構造図面の設計を行い、同年10月1目から本格的な埋設工事に入った。
  そして同年10月8日、地鎮祭を挙行し、10月末にはオーガーパイルを打ち込み、掘削工
 事を開始した。
  一方、全収納品の保存技術対策が完了するとともに、松下電器技術本部に設けられた無菌
 室で、本体への収納が始められた。1970年12月7日には収納式を行い、全収納品2,098
 点が第1号機に密封された。
  1971年1月20日、大阪城公園内の埋設地点で、埋設式が挙行された。埋設管、3層の
 コンクリート保護体と幾童にも防護された第1号機は、多数の関係者が見守るなかで、
 100tクレーンにつり上げられ、地下15mの埋設溝(こう)へ静かに降ろされていった。
 第2号機は、同年1月28日、第1号機の上部へ降ろされて埋められた。
 

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