これはUFOの写真ではない。米を炊くための、電気釜である。日本では、昔から薪をくべて釜で炊い 
ていたお米。その頃のノウハウは、「はじめチョロチョロ、なかパッパ、赤子泣いてもふた取るな」とい 
う唄(?)となって代々伝えられてきていたが、この電気炊飯器の登場で、必要なくなった。 
 昭和33年(1958年)に世に出るや、電気釜はまたたくまに日本国中の家庭に浸透していった。当 
時の主婦にとっては、まさに画期的な機械だったに違いない。 
 タイムカプセルに納められたものは、底に仕掛けられたバイメタルがスイッチのオンオフを調整するシ 
ンプルなつくり。現在の電気炊飯器は、マイコンが制御し、二度炊きや高速炊きなど、多彩な機能を持っ 
たものが主流となっている。 

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