日本古来からの筆記用具は「筆」であり、それが鉛筆や万年筆に変わってきても、筆記用具を入れるも
のの呼び名は「筆箱」と、変わらない。21世紀が間近の現代でもそのままだ。
この筆箱の中には、筆記用鉛筆、製図用鉛筆、色鉛筆、シャープペンシル、消しゴム、コンパスなどが
入っている。今ではあたりまえの、ボールペンとサインペンが納められていないところに時代の変遷が感
じられる。
ちなみに、鉛筆を六角柱形にしたのは、日本の発明。それまでは円筒形が普通だった。
HOME
Copyright(C)1996 MATSUSHITA ELECTRIC INDUSTRIAL CO.,LTD.