Panasonic Pavilion
阪神アートプロジェクト展
GEORGES ROUSSE
神戸の地震のイメージを見たとき、 この悲劇的な出来事が身近に感じられた。 "どこかドラマティックなこの物語に参加したい。" そこで日本に、この都市に来て、人々と触れ合い、 破壊された地域で仕事をしたいと思った。 写真に撮るのは、光による表現だ。このプログラムの中で伝えたいのは、 光の存在、廃虚につねに蘇るオプティシズムである。 人間が授かったあらゆる可能性は、 イメージの中に、写真に、そして光の中に現われる。

ジョルジュ・ルース 000

制作のプロセス
fig.1 今回のプロジェクトは、多くの制作ボランティアの協力が得られた。作品の構想の説明を受けて、デッサンやペインティングにとりかかる。ルース氏にとっても新しい試みとなった。
最近の作品には、壁をカットして空間に奥行きを出すダイナミックな手段が用いられる。普段の作業とは違う注文にとまどいながらも、ルース氏が満足する空間ができていく。 fig.1
fig.1 フィックスされた状態で、制作の最初から最後までカメラを動かすことができない。デッサンに狂いがないか、常にチェックされていく。
制作の大半を占めるペインティングの作業は、かなり骨が折れる。均一な塗布面を創るために、何度も塗り重ねられていく。 fig.1
fig.1 撮影は、制作作業に比べておどろくほど静かに淡々と行われる。撮影されたフィルムはすぐに現像所に持ち込まれ、その日のうちにルース氏自身によってチェックされる。




阪神アートプロジェクト

【実行委員】
岡部あおみ/山崎均/河崎晃一/中井康之/坂上義太郎/巽直央/向井修一/石井純/宮田一英/南島順子/浜田久仁雄/百々徹/岡野亜紀子/北畠健三/畑祥雄/栩山孝/木原真男/橋本敏子/水野さや/小山明/森下昭彦/北川恵/中西康子/石黒亜有実/熊谷寿美子

【アートボランティア】
橋本和子/浅田暢夫/小谷泰子/中島康治/中川佳宣/阿部一人/居月理絵/中村秀樹/山本睦/吉本実代/西野ヒロシ/内海麻衣子/片山里花/藤田良子/安田絵美/大森ヨシエ/上間友紀子/元木環/青田智子/佐藤芳樹/芦田生也/橋本和代/岡野由依/大州大作/村山佳永/大西祐子/間宮雄介/宮本野恵/藤枝柚実/辻朋子/日浦よしえ/伊藤由美子/杉本崇/足立公美/平良淳/太田未来子/宮永聖名子/岩崎華恵/宮原由里/森友令子/河野祐子/後藤真弓/木ノ下智恵子 /戸田理絵子/栄利要(敬称略順不同)


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Copyright(C)1996 AOMI OKABE/Hanshin Art Project