pen.gif 提案者: 辻 武夫さん




タイトル:2050年の京都の街


ストツク社会への移行から必然的に歴史的建造物・文化財の保護が重視され、個 々の建物だけでなくエリアとして保全される。一方京都市中心部の一般住宅は、一部の歴史的風土地 区を除いて、2階建て戸建て住宅から、中高層住宅中心となり、公園等の公共広場が大きく確保され る。また道路は拡幅され京都市では50m程度の幅員街路が確保されてるようになろう。しかし自動 車はエネルギーの制約から現在のような個別交通機関として利用されず、コンピュータにより制御さ れた2人乗り程度のリニァモーターによる小型公共交通機関が都市部をきめ細かくカバーしている。 このような傾向は京都市を中心とした府南部地域での状況であるが、北部・中部 や南部の一部では、休日の3〜4日を過ごす田園住宅の街となっている。ここでは田畑や山林に包ま れて食料の自給自足を営み、あるいは情報システムを利用して、家具や衣服、時には電気製品を手作 りするような場でもある。府民は、ビジネスの場としての京都市(特に南部・向日市等)での3日と生活の 場としての田園住宅を移動して暮らす訳だが、全国の事業所が一斉に週日の9時から5時まで集まっ て働くという工場制生産が無くなっていることから、ラッシュないし民族大移動といった一斉行動は なくなっている。また当然24時間起きて動いている街である。






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