- 1. テーマ
- 2050年の京都交通機関への野望
- 2. 内容
- 京都は、他の大都市に比べて交通の便が非常に悪い。
どこへ行っても見えるのは車ばかりである。京都への観光客もこれには驚いているだろう。
その原因は「環状線」というものがないからだ。電車の駅では駅員さんにいろいろと尋ねている人をよく見かける。
僕はそれに同情する。
京都は、南北の往来は容易であるが、東西は非常に困難である。
市バスに乗ろうとすると、高い運賃の割に遅れてしまう。これでは市民の反感を買っても当然である。
そこで登場するのが環状電車路線、環状高速道路の建設である。
電車については、開発地域である北区の衣笠・伏見の向島・西京の洛西を含む環状路線をひく。
そして主要道路である北山通・北大路通・今出川通・丸太町通・五条通・九条通・十条通・東大路通・河原町通・堀川通・千本通・西大路通に、(御池通・四条通・川端通・烏丸通は現存なので除く)網の目のように地下鉄を通す。地下鉄どおしの交点には交差点名と同じ駅名の駅をつくる。京都府向日市あたりからも路線をつくり、竹田駅で接触させ、さらに東へのばし、伏見を横断させる。また、宇治・城陽・亀岡・山科・大津へも路線を延長し、一層の交通の便をはかる。 そして、地下鉄に平行して環状高速道路を通す。
この高速道路は、環状線から分か れた地方線もつくる。北は亀岡、園部から舞鶴へ。
東は山科・大津から名神高速道路へ連結。南は宇治・木津から奈良・和歌山へ、紀伊山脈を縦断。
西は大阪へ、中国自動車道へ連結させる。
市バスは、もっと路線も本数も減らし、運賃値下げを行う。
車両には騒音対策装置を施し、排気ガスを減少させ、加速度をアップさせる。
こうなると、東京を上回る、世界の京都である。
しかし、京都は文化都市であるから、自然や寺院などは当然現存させる。
「古さと新しさが交じるいにしえの街、京都」 この鉄則は厳守する。
みなさんからの提案をお待ちしています。
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