- 1. テーマ
- 伝統産業の人材育成
- 2. 内容
2050年の京都の伝統産業は一体どんなものになっているだろう。
今の京都を代表する伝統産業を挙げてみると清水焼、藍染そして、西陣織等がありますが、 今現在後継者不足等の問題があり存続自体に難があります。
しかし、現在の情報化社会の中、京都で西陣織などの織物の柄などをコンピューターにインプットして そのインプットされた情報により無地の生地に染料を染め込んでいき伝統的な織物の柄を機械で コピー出来るとゆう技術が既に出来ています。
でも私はこのような技術の向上に対して感激すると共にとても遺憾に思います。
なぜなら表向きには良いかもしれませんが、そのことによって現在匠の技を受け継いでいる技術者達の 作り上げる芸術品が軽視されるようになり、その匠の技を受け継いでいく後継者の数も皆無に等しくなり、 今まで培ってきた匠の技自体を失う結果になる可能性を否定することは出来ない。
いやむしろ100%に近い確率で技を失う結果を生みだすでしょう。
その結果、未来の子供や若い人たちに今私たちの知っている様々な伝統技術を伝えたり教えたりしたくても、 今職人達の手によって作り上げられている反物や着物の価値があがり 身近に無くなることによりできなくなるでしょう。
だから私は2050年(つまり私達の将来)に京都が日本で1番文化的で教養的さらには経済的にも 住みやすい所であるためにも今の伝統産業の機械化よりも人材育成をより重点に置いた政策を築き上げ、 各種産業社会にも資金面などの援助を求めていってほしいと思います。
それから、「青は藍より出て、藍より青し」言葉どおり藍染は藍を用いて壺覗等の様々な青をつくります。
青は「永遠」を表すそうです、その言葉通りに今の伝統産業が未来永劫存続していってほしいと思います。
みなさんからの提案をお待ちしています。
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