- 1. テーマ
- UFOと茶会
- 2. 内容
京は京都で「彼ら」とのお茶会がある。
おもえば10年前の今日、突然UFOが現れ、地球中がパニックになったことを思い出す。
「彼ら」は遠い星から地球を侵略にやってきたのだった。国連では連日のように議論が続いた。 しかし、人類は戦争の悲惨さ、愚かさを繰り返すことはなかった。
あくまで話し合いで決着をつけようという決定であった。
この運命の会談の会場には日本の京都の茶室が選ばれた。
「彼ら」は話をするときはいつも喧嘩腰であった。
しかし、一杯のお茶が「彼ら」を変化させた。
「彼ら」の星には緑がなく荒涼とした土地が広がる。 もちろんお茶など飲んだことはなかった。
「彼ら」はまずその色の美しさに心奪われた。深遠で落ち着いた緑色。
そして香り。自然の息吹を感じるさわやかな香り。
恐る恐る口に含んだときに心に広がる暖かさ、壮快感。
「彼ら」はすっかり冷静になり、和やかに会談は進行した。こうして無益な争いは回避された。
今日は「彼ら」との和平記念日。「彼ら」の代表のスピーチが始まった。
「我々はここ歴史の町京都で、力では奪うことのできないものを発見した。」
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