- 1. テーマ
- 京料理の未来
- 2. 内容
- 平安京に遷都されて以来、千有余年にわたって都であった京都。
京料理と称するのが定着したのは江戸中期。
京料理の本髄は家庭代々受け継がれてきた料理であり決して料亭などで出される懐石料理だけではない。 今日、精進ものが主とされる京料理は他国から注目されている。
特に飽食時代のアメリカでは豆腐、大豆が流行っており生クリームや肉にあきた彼らが、さっぱりとしたより健康な食品を選ぶがための現象であると言える。
南禅寺の湯豆腐、大徳寺の精進料理は京において特に有名で輸入食材が数多く見られる様になった京料理の中で生来変化しづらい料理の幾らかだ。
しかし私個人としてはこういう伝統料理は伝統料理として将来残しておき、他の料理で輸入 食材を利用してはどうかと思う。
50年後というと環境的な面から考えて、素材を生かすという京料理にも厳しい時代が来る事は確かだ。この問題についてどう対処していくかがこれからの私たちの課題だ。
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