- 1. テーマ
- 「京の茶」の未来について(2050年への展望)
- 2. 内容
「京の茶」すなわち宇治茶は、その伝統や文化、及びそれを支える生産・加工技術の絶え間ない 革新により、常に茶業界をリードし、さらには茶道文化の発展に大きく寄与してきました。
また日本茶全般については、最近特緑茶に含まれる成分による様々な効能が指摘されることが多くなり、 健康飲料としてあらためて脚光を浴びています。
このような歴史と現状をふまえて京の茶の未来を考えた場合、 「CHA」つまりCulture(文化)・Health(健康)・Amenity(快適性)をキーワードにして 世界へ向けて情報を発信し、世界中の人々に日本茶を飲んでいただき、 その良さを知っていただくことにより、文化首都としての京都の発展に少しでも貢献することが、 京都の茶産業にだずさわる私たちに課せられた使命であると考えます。
そして2050年にはアジア地域を中心として、 イギリスの紅茶文化をはるかにしのぐような「日本茶文化」が形成されると共に、 その中心都市としての京都がソフト・ハード両面において独自のアイデンティティーを確立し、 世界中からますます注目を浴びるような存在となっていることを願います。
みなさんからの提案をお待ちしています。
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