pen.gif 京都府  外池 浩昭さん




1. テーマ

未来の茶店都市へ

2. 内容


街のいたるところで、見かける喫茶店。
ちょっとした休憩や待ち合わせに誰しも利用する場所である。
もちろん本来の意味である、茶を喫する店ではあるが、残念ながらコーヒー・紅茶はあれども、 日本茶を出す店はそう多くはない。
ところで、「喫茶店」はどこにでもあるが、 日本古来よりある「茶店」はどこへ消えてしまったのだろうか。
観光地にて、時代劇でみかけるような茶店風の店を見掛けることがあるが、 その実態は「土産物屋」であることが多い。
ちょっと一休みしたい時、あるいはちょっとした時間のゆとりが出来たとき 、一服の緑茶と和菓子を喫する。そんな茶店がもっとあっても良いだろう。
京の街はそんな茶店がよく似合う。それは決して懐古なものではなく、 京の人が作りあげてきた街の、なにかしらお茶を飲んでほっと一息ついたような、 そんな雰囲気を織り成しているからだろうか。もしや京都は日本の茶店たるやもしれない。
そんな京都には、宇治茶という素晴らしい文化がある。その茶文化を中心として、様々なお茶、 紅茶や中国茶・チベット茶などまでも、世界の茶を世界中の人々が一服喫することのできる、 そしてそれがごく当たり前の風景である、そんな街になってほしい。
日本の茶店都市から世界の茶店都市へ、2050年にはそうなっていることを夢見たい。







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