IWE'96 Kyoto Pavilion-library




京の菓子  作者   長久堂 村上俊一


6月 7月
岩清水(錦玉羹、村雨)
[昭和初期]
洛北貴船の渓流、木々の緑が清流に映える。耳を澄ませば川音が聞こえてくる。
祇園会(こなし)
[明  治]
京都の夏は祇園祭りにはじまる、街の中心に山鉾が立ち「コンチキチン」の祭囃しが聞こえる。
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8月 9月
夏惜しむ(錦玉羹)
[昭和戦後]
いにしえの京の王朝人は御所より鴨川に写る大文字を見られたと言われている。送り火は先祖の精霊を送るとともに、過ぎ行く夏を惜しむ行事である。
如意の月(錦玉羹)
[昭和初期]
仲秋の名月。嵯峨大覚寺の大沢池では船を浮かべて、名月を観賞し歌会を催す。
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