IWE'96 Kyoto Pavilion-library
京の菓子
作者
長久堂 村上俊一
1月
2月
3月
社頭の梅(こなし)
[昭和初期]
北野天満宮の見事な紅梅。学問の神様として入学試験前の多くの受験生が、参拝する季節でもある。
ならやい(薯蕷、きんとん)
[平 成]
旧正月を祝う節分祭、吉田神社の追儺式「鬼やらい」の鬼。
上 己「じょうし」(ういろう、きんとん)
[江戸末期]
桃の節句。京の雛祭りにはこのお雛様の冠を形どった「ひちぎり」(お餅を引っ張って千切った所からの由来)を飾る、上のきんとんは右近の桜、左近の橘を表わす。
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4月
5月
山笑う(きんとん)
[江戸末期]
山々に咲く満開の桜、京都の名所は嵐山、御室、醍醐。
尚 武(ういろう)
[昭和初期]
菖蒲。古来より邪気を払うものとされ、端午の節句には軒にさしたり、湯に入れて入浴する。上賀茂にある太田神社の菖蒲は見事である。
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