【ラクシュミー女神】

・ビシュヌ神の妃で、幸運と豊饒の女神。

彼女は、本劇画で紹介している古代インド、1000年間にわたる乳海撹拌のさいに誕生したビーナスである。
彼女のあまりにもの美しさに、神々やアシュラ達はこぞって求婚したが、彼女は迷わずに、ビシュヌ神の左膝に座った。

つねに美しく、従順で温厚な最高の女性として崇拝されている彼女は、夫の化身にあわせるように自身も化身する。
クリシュナ神の妃ルクミニーやラーマ王子の妃シーターなどが有名である。

仏教では、「吉祥天(きっしょうてん)」として描かれている。