隅田川の花火大会は享保18年(1733)に始まった両国の川開き大花火の伝統を受け継ぎ、今に至ります。初めての川開きの時、鍵屋弥兵衛が打ち上げた花火はわずか20発。それでもその噂は江戸中を駆けめぐりました。その後、太平洋戦争や環境上、防災上の理由などで、中断、復活を繰り返し、昭和53年に隅田川花火大会に名前を変え復活しました。 初めの川開きから数えると264余年、江戸の心意気がつないだ伝統といえます。 【打ち上げ総数20000発】