馬
の名医。ある日一匹の竜が降りてきて師皇に向かって耳を垂れ口をあけた。師皇は「この竜は病気で、わしが治せることを知っているのだ」と言って鍼をさしてやり、甘草湯を飲ませてやったところ、病気が治った。その後も病気になるたびに竜は波から出てきて知らせ、治療を乞うた。ある朝、竜は師皇を負って姿を消した。