●命の誕生

サケの卵。冷たい川底で命の成長が始まっている。

ふ化直後の稚魚は、卵黄から栄養をとる。

砂礫(されき)から出た稚魚は、小さな力で海へ向かう。

受精したての卵は、過敏でわずかな震動で死んでしまいます。そして、卵に眼が見え始める発眼期には、震動やショックに強くなりますが、再び、腹部の卵黄で成長する仔魚期に は、日光を嫌い、水温・流速の変化などにも、とても敏感に反応するようになります。 人工ふ化放流では、捕獲から放流までこれらのサケの性質にあわせ、細心の注意を払って稚魚を育てていきます。


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