キルヒャー・ビジュアルランド・その2
これは、キルヒャーが考え出した「カメラ・オブスクラ」と呼ばれる装置です。
組立式の閉ざされた空間に開けられた小さい穴から、外界の光が入ってきて、内部の壁に、その倒立像を描き出します。
小さい穴がレンズのような光学的効果をもたらすこの装置は、やがてカメラの原型を生み出すことになります。