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<p align=LEFT> <A HREF="doll1.html"><img src="fig/h7.gif" alt="doll7"></a>
ロボットというより時計に近いからくり
「このからくり人形が自動運動をするためには、動力源のゼンマイはもちろんですが、ゼンマイがゆっくりほどけるようにする、スピードコントロールシステム(脱進装置)が何より大切です。
一気に回転してしまおうとする輪に取り付けられた歯に、天符のツメが交互に引っ掛かって、回転力を抑えてしまう方法は、時計の脱進装置と、まったく変わりません。 江戸時代に開発されたこのからくり人形は、形や動きは素朴ですが、間違いなく時代の最先端を行く考え方に基づいて作られたものなのです」

畳一枚の中の自動運動
「このからくり人形は、主人と客人とのあいだを往復するのですが、直線距離にして、畳一枚分までなら大丈夫です」


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