「進化の見本市、ガラパゴス」
ダーウィン先生が釘付けとなったフィンチ。

フィンチ
ガラパゴス諸島には13種類のフィンチが生息し、樹上生活するダーウィンフィンチ属、地上にくらすガラパゴスフィンチ属の大きく2グループに分けられます。
『それぞれのフィンチに違いはあるものの、すべてのフィンチが別々に創造されたにしては、偶然がありすぎる。
逆に1種から出発し、多種にわたるフィンチができたと考える方が論理的だ』
やがて、ダーウィン先生は、フィンチのくちばしの形状が種ごとに異なるのは、個々の食習性と深く結び付いていることに気づきます。つまり、フィンチに『進化論』の大きなヒントを見いだしたのです。